プロフィール
氏名 | シエル(エレイシア) |
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クラス | ムーンキャンサー |
性別 | 女性 |
身長 | 165cm |
体重 | 52kg |
出典 | 月姫、Fate/Grand Order |
地域 | フランス、他 |
属性 | 秩序・善・人 |
好きなもの |
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嫌いなもの |
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ILLUST | 武内崇 |
CV | 本渡楓 |
サーヴァント・ユニヴァースからやってきたシエル……のような、未来世界のシエル……のような、そんなあやふやな立ち位置。
「三咲町?総耶シティ?さあ、なんの事か分かりません。わたしは気まぐれで地球に寄った、ただの観光客ですので(ニッコリ)」
概要
2024年水着イベント『セレブサマー・エクスペリエンス!』に登場するシエルの水着版。レアリティは☆5。
TYPE-MOONでは有名な代行者が、まさかの水着イベントで作品を越えて参戦。イベント開始と同時のピックアップ召喚にてニキチッチや徐福と共に入手できる。
第1再臨では『謎の代行者C.I.E.L』、第2再臨では『教えて!シエル先生』名義となり、レディ・アヴァロンと同様に、コラボと水着版の複合となっている。
そして霊基第3段階では、決戦仕様として根本から変化した『スターシエル』に変わる。
これらカオスな有様について、蒼崎青子やスペース・エレシュキガルは"1人に3つの世界が重なっている"状態(汎人類史、パラレル、SU)と見立て、真祖の姫に対抗するため極地に到達したシエルなのかと予測したが、詳細は不明。
アルクェイドや某人物についても言及しているため、月姫本編の出来事を経験した彼女のようだが…。
なお、召喚にあたってあのナマモノもくっついて来たようで、第2再臨時にのみボイスや各モーションに出没している。
人物
謎の代行者C.I.E.L
我々がよく知るシエル。クールで理知的な正義の委員長気質。案外お茶目な面もあり、好きな相手には少しイジワルな面もあるが、悪人や不道徳な行為には厳しく、代行者としては人間性を排した冷徹な存在となる。
上記の通り色々なモノがミックス済みな彼女である為、向こうのトンチキなイベントを経験談として語ってくる場面も。
教えて!シエル先生
まんまコレ。バレンタイン関連のバッドエンドに対し、まさかの「教えて!シエル先生」が始まる。
超スパルタ教官で、被害者いわく『解放されるまでに絆レベル20は必要』とのこと。
スターシエル
決戦仕様として、フレームから変質した謎の形態。
蒼く煌めくドレス姿で、魔力が青い炎の様に揺らめいている。
言動はシエルと変わらないものの、内包する力がこれまでの比では無い為、周囲の重力を歪め、不用意に接近できないようにしている。
頭上には謎の王冠が浮かぶが、本人には認識できず、何故存在するのかも分からない模様。
能力
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | C+ | EX | B+ | A+ | C+ | A+ |
ステータスも全てC+以上と高水準。特に耐久EXは、彼女の経歴を考えれば納得だろう。
保有スキル
対魔力(A) | とくに魔術への対策は行っていないが、体内で生成される魔力量が膨大なため、生半可な魔術は弾いてしまう。 |
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単独行動(EX) | 自身の魔力生成量が膨大なため、マスターや自然(世界)からの魔力供給がなくとも戦闘が可能。また、マスターとのリンクが断たれてしまっても特に問題なく現界できる。……それってマスターいらなくない? |
自動再生(A) | 肉体が破損した場合、自動的に破損箇所が再生する。以前は肉体再生ではなく存在復元だったが、とあるクエストをクリアした際、その呪いは解除された。 |
代行者(弓)(A) | 代行者である事を表すスキルと思われる。『弓』とは自身の異名である『弓のシエル』から来ていると思われる。 |
ギフト_クラリオン(-) | ■が■■する、世にも希少な才能。教会のある部署では『天使に誕生を祝福されたかのような』と称された。ある魔術師に言わせれば先天的な故障にすぎないが。『FGO』では発揮されない。 |
人間魔力工場(A) | 天性の肉体から派生したもの。損なう事のない完成された肉体は、体内で膨大な魔力を生成している。シエル本人はこのスキル名に大いに不満がある。 |
位相滑剣(B+) | 吸血鬼を殺すために編み出された剣術。その僧侶は『魂とは音である』と語った。魂は高次元の現象であるため干渉する事はできないが、その波を捉える事はできる、と。物理攻撃でありながら幽体にまで浸透する、神域の衝撃伝達技法。吸血鬼にとって血と魂は同義であり、この剣を受けた不死者は体内の血液(命のストック)を切り崩される事になる。考案者が剣士だった為か、剣でのみ効果を発揮する。 |
原理血戒(B) | イデアブラッド。魔術理論でいうところの『世界卵』、テクスチャルールの種(原理)を摂取する。原理は単純に超越的な能力を与える訳ではなく、所有した生命体の特徴によって発生する原理が変わるとされる。シエルの場合、『人間のまま』『世界と相対する力』の獲得となる。 |
宝具
第七聖典・断罪死(コード:オリジナル・シン)
- ランク:A+
- 種別:対人宝具
- レンジ:20〜99
- 最大捕捉:1体
「第七聖典、複合換装。」
「代行を主は讃えり。波形加速、高密度に到達。時空間結晶、装填。見よ!天門を抜く――『第七聖典・断罪死(コラプション・パニッシャー)』!!」
「優しい時間は、此処までです。」
「原罪(げんざい)、固定。主の御名(みな)において、第七の死因よ、来よ!……今!鉄は炎に……聖霊よ、この魂を救い賜え!!」
スペース第七聖典を一部分だけ本来のカタチに戻し、巨大なアーチ型弩弓に変形させてから放つ、シエル渾身の一射。原理を停止させる一撃。単純な破壊力(時空間突破力)だけでも惑星を貫通する威力があるとされるが、蒼輝銀河の外では常識的な範囲までダウンサイジングされている。
なお第2再臨限定のレア演出として、アレが制裁ついでに射出され、敵と一緒に吹っ飛んでいる。
「行きますよ、怪生物!どんな場面でも、あなたのせいで台無しです!」
「よせやい、照れるぜ〜」
「なので、事象の地平に逝って下さいっ!」
原理血戒・断頭台(カルヴァリア・ガルガリン)
- ランク:A+
- 種別:対人/対星宝具
- レンジ:999
- 最大捕捉:1体
「狙いは一点…!ただ一人!」
「アセット、カテドラル。主よ、御使いの車輪を此処に!断頭の刃は星の様に!罪頸を断て――『原理血戒・断頭台(カルヴァリア・ガルガリン)』!!」
原理血戒25番。『カルヴァリアの星』と呼ばれる、代行者シエルが己が剣の師であった祖を倒し編み出した大魔術。魔術によって作られた反射鏡を成層圏に展開し、太陽の光を収束して放つ光のギロチン。地上にいる標的の視界にカルヴァリアの星が見えている以上、瞬きより速く落下する断頭台を回避する手段はない。
また、シエルの周囲をペンライトを思わせる光が包み、歓声が上がるというアイドルのステージを思わせるレア演出がある。
「最大規模のステージで!」
「Eレボルーション!三タテ、干渉、お手のもの!今回も優勝はいただきですっ♪ストロボの雨は華やかに!カーテンコールを受け取って!」
ゲーム上での性能
ムーンキャンサーというクラスはアヴェンジャー有利・ルーラー不利以外は等倍相性ということから過小評価されがちではある(これは他のエクストラクラスに言えることではあるが)。
またフェスで公開された宝具があからさまに弓要素(まあ彼女の由来からしたら当然だが)だったことからアーチャー予想が根強かったのに、まさかのムーンキャンサーということで驚きを持って迎えられた。
キアラのようにクラススキルでセイバーに攻撃有利(1.5倍)が付与されていることで「弓」要素は再現されている(ただし防御相性は等倍)。
同じムーンキャンサーである水着BBやアーキタイプ:アースがぶっ壊れスキルを持っていたように、この先輩も今までのFGOの戦術を根本から覆しかねない恐るべきスキルを引っ提げて参戦を果たしたのであった。
その「原理血戒 B」は、自身を除く味方全体にコマンドカード選出不能状態を付与(1回・1T)+コマンドカードを配り直す+ 自身のNP増加&防御力大アップ(3回・3T)&「被ダメージ時に自身のHPを回復する状態」を付与(3回・3T)
効果はシンプルに「1ターンの間、自分以外のサーヴァントのコマンドカードを全て消す」、つまり「1ターンだけ5枚全てのコマンドカードが自身の通常攻撃のみとなる」というPower of Justice仕様となっている。
これにより確実なEX攻撃が可能な他、宝具BBやQABEX、AQAや宝具QAとカード選択が選び放題となり、宝具&クリティカルによる殲滅、クリティカル最大火力、宝具後即時リチャージ、NP最速チャージと戦術も好きに選べる。
更にW光のコヤンスカヤと水着BBのコマンドカード固定スキルを組み合わせれば、3ターンコマンドカードを自分色に染めることが出き、単体宝具であるにもかかわらず宝具三連発も可能になる。
このスキルの恐るべきところはオーダーチェンジで交代したサーヴァントにもこのスキルが適応されること。つまり、このスキルを発動した後にオーダーチェンジで入れ替えて水着BBのスキルで固定すれば、彼女以外のサーヴァントでも3ターンの間全てのコマンドカードがそのサーヴァントのコマンドカードのみとなるのである。
超人オリオン、宝具を使用することでBusterカードとEX攻撃が全体攻撃となるスーパー青子等はこのスキルとの相性はバツグンとなっている。
かつて2部7章のあるNPCが同じ効果のスキルで同様の悪用方法が考案されていたが、とうとうそれが発揮されることとなった。
また、状態異常を付与したり特効効果があるコマンドコード等を付けても目当てのコマンドカードが中々来ないと言う欠点も、このスキルによってコマンドコードの力を100%発揮することが可能となった。
そうした悪用方法以外でも、本人も上記のスキルにNP50チャージ持ちということで水着BBと組み合わせると爆発力を発揮できる。
宝具にNPリチャージ20があるのに加えて、スキル2でBカードにNP10回収が付与されるため、宝具BBでNP50回収できる。
オーダーチェンジを駆使して光のコヤンスカヤや水着スカサハ・スカディといったNPチャージ50及びB属性(もしくはBクリティカル)サポーターと組み合わせると、3T連続で可能となる。
高難易度フリークエストでよくある少数編成クエストでこれらを発揮できると予想されている。
スキル1の効果も5Tとこの手のスキルでは長い上に、さらに弱体耐性と強化解除耐性は回数制限がない。
CTが最短6であるため、アペンドスキル5を解放した場合は実質10T付与となる。
スキル3の破格な効果ばかり目に入るが、他のスキルも非常に高性能となっている。
欠点としては、(現時点ではあるものの)素材の要求がきついこと。
奏章2で追加された銀素材「終の花」をスキルだけで合計63個も要求してくる上に(しかも8月時点のイベントでは交換素材にも無かった)、この素材は周年記念サーヴァントである水着エレキシュガルも大量に要求しているため、多くのマスターが悲鳴を上げることとなった。
本人が本領発揮するにはスキルマスターが前提となるが、スキル3を使ってスーパー青子やゴリオンに切り替える運用の場合はスキル1でも問題ないため、割り切ること自体は可能ではあるが…。
関連人物
第2再臨では、相変わらず仲良く殺し合い張り合う関係。お互い腐れ縁として監督しようと、同じパーティに入れるよう提案してくる。
完全な真祖の第1再臨は討伐対象として警戒し、無垢な第3再臨なら頭を強打すればワンチャンあるとも語る。
またアルクを所持しているかどうかでシエルの召喚ボイスが変化するという仕様になっている。
互いに面識のある同僚。向こうは今回のサーヴァント化に対し、人間ジャガーノートの彼女なら何でもあり得ると呆れつつも納得。シエル側もゴッドやらデビルやらのはっちゃけ具合に軽く引き気味。
向こうはシエルの事を知っており、元々バケモノ級だったのが更に凄い事になったと、当シエルの状態を正確に看破している。
"あの人"と同じ直死の魔眼持ちで、名前の読みまで同じと興味を抱く。人柄は彼より冷酷かつ人間的とのこと。
どこかで見た顔の、頼りになる神父と称している。代行者など、腹に一物あるのが当然という前提込みで。
一目で地球産の英霊でない事に気づき、別のアーキタイプに連なるモノと聞くと、誰かさんより話が分かりそうと返した。
古代インドの料理人として、カレー作りの腕前に興味津々。早速おかわりまで頼んでいる。
サーヴァントユニヴァースの住人。直接面識はないようだが、その活躍は耳にしている模様。
余談だが、CEOは初登場イベントにて「5.88%の割合でシェアしてやる」と発言している。
余談
アルクェイドが7周年記念で実装された際には「シエルは?」といった意見も多く出ていたが、月姫リメイクは現状裏側が未完である事なども踏まえると、運営の思惑としては「正式なコラボはまだ早い」「ファンの期待に可能な限り答えた」といったところだろう。
シスター服や武装Ver.など原作の服装も一応拝める(シスター服は第1臨のスキル使用時、戦闘服は第2臨の宝具で見せる)が限定的であり、本人曰く「今回はバカンスで来たため持ちこんでいなかった」とマイルームで語っている。