「わたくし達、幼馴染みなんです」
プロフィール
概要
旧華族の名家・周防家の跡継ぎにして生粋のお嬢様。政近とはお互いに幼馴染みを自称しており、アーリャを含めた周囲の人には「政近君はやる時はやる男」と評価している。
人物
茶道、華道、果てには中国語まで、様々なことをこなすお嬢様。
成績はトップではないものの非常に高いらしい。
小悪魔系女子の一面もあり、アーリャに幼馴染みマウントを取ったり、従者である綾乃をからかったりしている。
中等部時代は彼女が生徒会長、政近が副生徒会長を務めており、その経歴から生徒からの信頼は盤石。次期生徒会長の最有力候補。
政近と同じく極度の辛いもの好きなため、休日にはよく激辛ラーメン店に行く。
学園での人気が非常に高く、告白された回数はアーリャを上回る。
幼少期は小児喘息に悩まされていたらしい。
関連タグ
以下、衝撃的過ぎるネタバレ有りのため注意
正体
「バッカヤロウ!!!実の兄妹だからいいんじゃねーか!!!」
政近とは幼馴染み……ではなく、実の兄妹。そのため、政近がロシア語を理解していることも知っている。同学年だが双子ではなく、政近が4月、自身が翌年の3月生まれ。
姓が異なるのは、周防家の政近への無茶な教育方針から対立した両親が離婚、政近が元婿養子だった父・久世恭太郎(CV:野島裕史)に引き取られたのが理由。
両親離婚当時の祖父の意向もあって、学園の生徒に対しては彼らの血縁関係は伏せられ、対外的には幼馴染みで通している。
ただし有希自身は兄に「設定(=ウソ)」と言われた際、「嘘じゃないですぅ!語彙の拡大解釈(幼馴染は幼いころから仲良くしていたという意味なら、実妹も範疇に入れていいはず)ですぅ!」と半ば屁理屈気味に主張している。
お嬢様キャラは半ば外向けに作ったものであり、中身は「ハイパーセンス」持ちを自称する重度のアニオタ。趣味がオタ活なのは誤植ではなく、兄の政近がオタクになった原因でもある。
そして下ネタ&セクハラ上等のオッサンで綾乃の胸によく飛び込んでいる。
漫画やゲームの類は周防家に置いておけないため久世家に保管。放課後に度々ガス抜きに遊びに来ては、外泊することも常態化している。
政近との関係は普段は兄妹よりもオタク仲間に近く、自分からラッキースケベイベントを起こすなどからかっているが、妹萌えに興味のない彼には全く刺さらずツッコミで返されている。「実の兄妹だからいいんじゃねーか!!」という独自のスタンスを叫ぶなど、兄妹の関係性にはこだわりがある模様。
また兄が幼少期、自分が病弱だった時に周りの期待に応えようと無茶をしていたこと、その果てに挫折して今は高スペック男子だが努力できないというパーソナリティを形成してしまったことを見てきたため、兄には尊敬や憧れ、そしてまたいつか真のスペックを発揮してくれることを期待している。
兄が自分よりもアーリャに寄り添うことに対しては、兄の「やる気」を引き出す存在になったこともあり、多少気になる模様。
その為かは不明だが、明らかに兄に好意を寄せるアーリャに幼馴染マウントを度々とっている。
ちなみに、妹として政近の自宅で兄と二人きりで過ごす時は、普段とは異なり髪をポニーテールにしている。
余談
- 作者によると元々、幼馴染ヒロインとしてキャラを作っていたのだが、それだとあまりにも負けヒロインすぎると結論が出てしまい、そこで実の兄妹という設定を足すことで脱却できたとの事。
- おそらく政近との外関係が幼馴染なのはこの辺の初期設定の名残と思われる。
- 結果として、どの幼馴染ヒロインにもない独自性の強い、もしくは濃過ぎるキャラクターとして人気を獲得する事に繋がった。
- おそらく政近との外関係が幼馴染なのはこの辺の初期設定の名残と思われる。
真の関連タグ