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「ンフフフ、決まっているでしょォ。天下の大将軍ですよ」

概要

CV: 小山力也(アニメ) / 中田譲治(ゲーム)

演:大沢たかお


かつて昭王の元で中華全土を震え上がらせたの六大将軍最後の生き残り。『秦の怪鳥』という異名を持つ。分厚い唇に巨大な体躯、三つに分けられた顎髭が特徴。

誰に対しても丁寧語で『ンオッフウ』、『ココココ』という独特な笑い方をする。信をからかった時の発言と言い、どことなくオカマっぽい雰囲気だったが、過去には結婚の約束をした女性がいた。飄々とした性格で、どのような状況でも冷静さを失わない。

常人では持つだけでも難しい大矛を振るう圧倒的な腕力と武勇、そして戦場全体を見通す高い知略の持ち主で、副官を始めとする非常に精強な配下を従える。昌文君とは付き合いの古い戦友で、彼が文官となった今でも一目置いている。


伝説的な英雄だが、昭王や戦友たちの死、台頭した呂氏による戦の私物化などから戦いへの情熱をなくす。王弟の反乱時は、側についた昌文君と戦う目的で王弟派に付き、政や、昌文君らと敵対した。しかし、昌文君の『政は昭王を越える』という言葉から政に興味を持ち、争いから離脱。最終的には政に味方した。

その後も一線を退いていたが腕は衰えておらず、蛇甘平原戦にもちょっかいをだしている。そこでと対面し、将軍がいかなるものかを説いた(ちなみに、この時は趙から魏に亡命した元・三大天の廉頗のもとに向かう途中であった)。

趙軍の襲来に際して将軍に復帰。かつて同じ六将軍であり、結婚の約束をしていたを殺した龐煖が趙軍の総大将と知り、過去の因縁に決着するべく秦軍総大将として因縁の馬陽へ出陣する。


始まった馬陽戦では、策略で敵将を討ち取るなどで戦いを有利に進め、敵本陣を追い詰めた末に仇敵・龐煖との一騎打ちを演じる。

しかし、潜んでいた敵将・李牧の策と李牧配下の魏加の不意打ちが原因で、龐煖から致命傷を受けてしまう。死に瀕しながらも配下が死力を尽くしたこともありなんとかその場を離脱。そして信、騰、蒙武にそれぞれ言葉を残し、新たな時代の到来を予感しながら息を引き取る。摎の敵討ちは成らず、政に可能性を見出した矢先の無念の死であったが、その最期は大将軍としての威信と誇りに溢れたものであった。


信のことは『童信(わらべ しん)』と呼び、修行を受けるために押し掛けて来た際は基本を学ぶための別の課題を課して遠回しに助言したり、自身の死に際に愛用していた矛を託すなど、若き才能として期待していたようである。そして、鄴の戦いで信が自らの矛で仇敵・龐煖を討ち取った。

また、当初は距離を置いていた政も最終的には仕えるべき王として認め、馬陽戦出陣前に昭王の遺言を伝えている。一時代を代表した人物として、その死後も多くの人々に影響を与えた。


アニメ第3シリーズでも回想で登場することから公式サイトでは新規デザインで描かれているものの、原作における作中の回想の台詞はカットされ、アニメでは姿のみを描くに留まっていた。

キングダムニュース第11回にて第1シリーズの作画と声がそのまま流用されたことから、これが第3シリーズの公式上初めての声ありの出番と言えるかもしれない。


アニメ第4シリーズでは原作通り凱孟の回想シーンにて台詞つきで登場した。



モデル

『王騎』という武将は存在せず、戦国時代の秦の将軍である『王齮(読みは同じ)』がモデルではないかと思われる。昭王の代から仕えていた武将だが、史記に『紀元前258年に趙を攻めて首都邯鄲を包囲』、『後の始皇帝である政の秦王即位に伴い将軍に任じられる』、『紀元前244年死去』といったわずかな記述が伝えられているのみである。同じく昭王に仕えた将軍・王齕の表記揺れとみなす場合もある。キングダム劇中での活躍や、「秦の六将軍」といった諸々の設定は完全にオリジナルである。


ちなみに『達人伝』においては王齕と王齮は叔父甥の間柄という設定になっている(こちらでは同一人物説に触れている)。王齕は白起より年長で若年期からの戦友。白起死後の邯鄲の戦いで深手を負い逝去。王齮は邯鄲の戦いの頃から登場し王齕の死後、軍を引き継いだが信陵君との戦いで火傷を負いその後逝去している。


外部作品への出演

英傑大戦

全軍、前進

第1弾コラボで参戦。原作での活躍を考慮してなのか

3.5コスト騎兵 武力11 知力11 無特技

というやりすぎスペックで参戦。

史実を鑑みてもこのスペックはおかしいと言う反発の声も少なからず出た。

特に同じ3.5コストの騎兵である上杉謙信(11/6昂)との比較は涙を誘う。


計略は天下の大将軍 消費士気8 蒼勢力の味方の武力+8速度+30%攻城力+20%?を上げるというもの

士気8という重さはネックだが、武力、移動速度、攻城力の3点を上げるという非常に強力なもの。

大戦シリーズの歴代壊れカード(初代三国志大戦の憤激劉備、3の忠義関羽戦国大戦北条早雲ら)と比べれば士気の重さもあってかなり控えめな性能なのだが、実装されたタイミングが稼働から1ヶ月程度とカードプールが狭い状態だったため、単純な数値押しが強力だった上、それに対する対策札も乏しかったため、実装したバージョンでの最高勝率を叩き出すほどの大暴れをした。

即座に武力上昇値が8から7に下げられるなどの下方修正がなされた。

その後も騎馬単デッキなどで一定数の使用が確認されており、ちょくちょく調整も入れられている。


余談

実写劇場版では大沢たかお氏が担当したが、ネット上ではこの作品で登場した「悠然と腕組みをする王騎」の一場面が、「後方腕組みおじさん」としてネットミーム化し人気を博している。

大沢氏の怪演ぶりとクランクイン前に徹底的に鍛えた二の腕の逞しさも相俟って、妙に雰囲気がハマっており、いわゆる「後方彼氏面」や「よゆうのえみ」のように古参ファンによる高みの見物的な使われ方をしている。



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