概要
CV:水島裕
趙国の将軍の一人で、「破壊の渉孟」と呼ばれる人物。
偽中国人口調(語尾に「アル」をつける等)で喋る。
太った体型と頭上で結った辮髪が特徴の男性で、得物は三日月のような形状の刃(月牙)をつけた戈で戦う。
蒙武にも劣らないと評される武勇を持つ。性格は、その強さを自負するせいかやや傲慢なところがある。
騰や鱗坊に豚呼ばわりされていたが実力は本物で、緒戦では鱗坊軍に猛威を振るっていた。
その後、奪った秦の旗を掲げて秦軍を誘き寄せるという狡猾な作戦を実行し、現れた王騎に意気揚々と一騎打ちを挑む。
しかし斬り結ぶ寸前、王騎が巨大化したような錯覚を起こすほどの格の違いを目の当たりにし、茫然としたところを一太刀で討たれた。
余談
作中では上記の通りかませ犬に等しい活躍だったが、後のキングダムオフィシャルガイドブックでは武力が93とかなり高く設定されていたことが明かされている。
2021年7月発売の『戦国七雄人物録』によると、これは王翦・桓騎・オルド・楽毅といった名だたる大将軍と同値であり、傲慢な物言いはあながち自惚れでもなかったどころか作品が進むにつれて彼の実力の高さが次第に評価されており、一種のネタとなっている。
つまり彼が王騎に敗れたのは本当に相手が悪かっただけである。
上記の出番しかないためか実写映画では未登場に終わった。