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水着サーヴァント

みずぎさーゔぁんと

『Fate/Grand Order』夏イベントにおいて実装、または新霊衣が追加されるサーヴァント。ここではイベント自体についても総覧として軽く述べる。
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概要編集

Fate/Grand Order』夏イベントにおいて実装される水着衣装のサーヴァント達。


イベントに伴いクラスが変わっており、キャラクターバリエーションが増えている。

一部は属性が「」という特殊なものへ変化しているように、全体的に元の形態より陽気で開放的になっている。中には陽気が過ぎて傍目からは狂気的とすら言える状態の者もいる。


この水着サーヴァントは英霊本来の姿と違って水着姿を戦闘服としており、共通してビーチなど水辺や行楽地に適応した性能に変化しているのが特徴。

ただ適応しただけで特化している訳ではなく、一部を除いて通常のサーヴァントと遜色ない性能を発揮するほか、スキルや宝具によって固有結界の様に環境を得意なものに書き換えるものもいる。


男性サーヴァントおよびマシュについては霊衣開放主人公については魔術礼装という形で実装される。

また、水着の伊吹童子鈴鹿御前のスキルにて「夏モード」という属性が定められており、これには水着霊基のサーヴァント全般、および水着霊衣着用時のサーヴァントが該当する。


その成り立ちから大きく3種類に分類される。

  • 一時的な霊基変化タイプ

スカサハなど霊基を操作出来るものによって一時的にクラスチェンジしたもの。

シナリオ的には下記の分離型と違って水着も通常も霊基は1つであり、水着と通常時は同一人物の扱い。事が済めば再操作ないし自然と元のクラスに戻る。

なおあくまでシナリオ上の扱いであり、戦闘システム的には水着と元クラスを同時に出撃させることは可能。


  • 霊基分離タイプ

霊基操作、または別件召喚などによって元の霊基から派生・独立したもの。

シナリオ的にも「同一人物をモデルとした別人/平行世界の同一人物」のような扱いを受けており、カルデアでは元の自身が別に存在する。(今となっては別に珍しいことではないが)

このうち霊基操作によって発生した場合は、カルデア内では元クラスのサーヴァントがフェイトに記録された霊基を纏って再召喚される様子。


  • 霊衣タイプ

上記の2タイプと違って霊衣という戦闘服としても使える服装を霊基情報に追加した、所謂ガワだけを換装したもの。

主に服装だけの変化であるため能力や属性に変化はなく霊基の分離などもない。ただし人格的には普段より陽気になっているものが多く、任意で元の服装に変更できる。

ちなみにこの霊衣を作って霊基に追加するには特殊な技術や素材を必要とするため、一部の者しか行えない。


イベント編集

毎年夏に実施される季節限定行楽イベント。

開催時期は新規は毎年7~8月、復刻版は翌年の6月あたりが標準になっている。


最大の特徴はやはり既存の別Ver.となる水着サーヴァントの多さで配布も含めて7,8騎も実装。ピックアップも2つに分かれており、イベント開始から1週間後に第2弾が開始される(2022年は第3ピックアップまで実装された)

またシナリオ自体もその面子+αを中心とした頭数を支えるに相応しい大ボリューム、かつ「夏をエンジョイ!」をコンセプトに(やり過ぎな程)賑やかで後腐れのない内容となっている。


シナリオゲー的な意味でもガチャ的な意味でも1年を通してFGO最大のイベントである。


サーヴァント・イベント一覧編集

マテリアル順。◎印は配布枠(◉印は巡霊の祝祭で恒常入手可能)。

2016年編集

記念すべき第1回。初の二段階進行式のイベントでもある。


※マシュは本開催では立ち絵のみ、復刻版より実装。


2017年編集

引き続き二段階進行式。


2018年編集

男性サーヴァントの霊衣が登場。



2019年編集

去年と同じく”冒険”よりは”観光”寄り。



2020年編集

初めて内陸の湖畔が舞台となる。



11月開催の第2部4.5章にあたるイベント(参加条件自体は同1章クリア)。2022年秋に「メイン・インタールード」に追加。

霊衣を含めたそれまでの水着サーヴァント全騎が、BBが開発した「適応の対象に虚数空間の海を追加する特殊なパッチ」によって特効対象になった。

また刑部姫頼光ラムダリリスフランヒロインXXはシナリオにも登場。


2021年編集

原点回帰で島が舞台となったが、本編との兼ね合いで9月(2024年の復刻時も5月)開催。

本年より参加条件はそのままにシナリオが2部準拠で固定されるようになった。



2022年編集

北極圏に築かれた遊園地が舞台。星5が3騎に増えた。


ワルキューレ(殺)
ワルキューレ2022
通常版とは違い3騎に分かれており、そのうちどれか1騎のみ入手可能。


2023年編集

2018年の続編であり、第2部6章の後日談。

周年記念枠を兼ねる形で新規実装が1騎増え、また男性霊衣枠も4騎に増えた。


ノクナレア(降)
センシティブな作品
サーヴァントとしての初出が水着版という特殊なケース。


2024年編集

2017年以来の二段階式にして、何と後半は本編の奏章Ⅲに相当する未来のドバイ観光。実質四部構成のため開催期間は長めに設定されており、事前に「メイン・インタールード」への追加も告知されている。

引き続き周年記念枠と兼ねる形で1騎増加。



番外編集

メイヴ様

『デスジェイル・サマーエスケイプ』にて登場したメイヴ。水着ではないが、高難易度クエストのクリア報酬として通常霊基の彼女の霊衣開放権「魅惑の獄長ルック」を獲得できた。

復刻ライト版から長らく入手の機会が無かったが、その約2年半後のイベントでの再登場を機にレアプリズム交換に開放権購入が追加された。


水着信勝

ぐだぐだ明治維新』にて初登場し『ぐだぐだ邪馬台国』にて実装。姉上を真似て第二再臨が水着そのものとなっているが、システム上は「夏モード」とは見做されていない。


センシティブな作品

『セレブサマー・エクスペリエンス!』劇中で水着に着替えたが、霊衣ではなく市販の既製品のため「夏モード」には含まれない。


岸波白野

『アーキタイプ・インセプション』完全クリア後に男性女性を選ぶメカエリチャン方式。選ばなかった方も後日入手可能になる模様。

ただし水着としては劇中の立ち絵のみで「夏モード」も対象外。

2024.09.24に公式ページよりビジュアルが公開された。


センシティブな作品

『セレブサマー・エクスペリエンス!』でBBリリィという名称で先行登場。

妖精双六虫籠遊戯』にて実装された。第二再臨が「夏モード」の対象となる。

余談編集

表記ゆれタグ編集


水着版には独自の公称が付けられている場合があり、モルガンのように再臨段階で名称が変わるケースすらある。

近年のイベントでは登場サーヴァントを第二弾まで事前発表する傾向にあるが、以前はこの第二ピックアップの情報は伏せられていたため告知CMから登場サーヴァントを予想し、慣例にならって「(水着)」タグで記事立てする事がままあった。

だが、登場サーヴァントの真名は告知されたもの以外はイベント中にしかわからないため、真名が判明するまで記事作成は控える事が推奨される。


デザインについて編集

マチアソビでの発言によると水着イベントでは目玉キャラは必ず「ハイレグ水着」にこだわっているという(元々ハイレグだらけの気もするが…)

そういったキャラはスタッフ内では「今回のハイレグ枠」といった呼ばれ方をしているという。

ガチャ産星5キャラは実際にアルトリア、ジャンヌ、BB、獅子王と確かにハイレグである。


クラス適性に関して編集

特殊な霊基にあたる水着サーヴァントは通常の聖杯戦争とは異なり、そのクラスに割り当てられる理由がかなり特殊な場合が多い。


実装基準について編集

毎年開催が近づくと方々で水着デビューするサーヴァントの予想が盛んに行われるが、これは公式から開示された選定基準に加え、これまでの法則性が根拠となる場合が多い。


公開されている選定基準編集

  • シナリオに初めて登場してから1年が経ったら候補入り
  • 本編で印象に残る活躍(特に善行)をしたサーヴァントではなく、スポットライトが当たる機会が長く来ていなかったり、オルタを作りづらいサーヴァントが優先

実装済みから来る予想編集

アルトリア限定の場合は後述。

2016アルトリア・ペンドラゴン
2017アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕
2018ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕/ ジャンヌ・ダルク
2019沖田総司
2020エミヤ / マシュ
2021沖田総司〔オルタ〕
2022ワルキューレ(スルーズ、ヒルド、オルトリンデ)
2023アルトリア・キャスター / モルガン
2024シエル

  • 日本の英霊

括弧内は出身・活動圏こそ日本だが「日本の英霊」と言い切って良いか怪しい扱いの者。

徐福は中国人だが、サーヴァントとしての成立要因に日本への渡航以降の伝承が多分に含まれているため記載。

純粋な意味での所謂「和鯖」は2023年で継続が途切れている。

2016玉藻の前 / 清姫
2017源頼光 / 織田信長
2018牛若丸 / 茨木童子
2019葛飾北斎 / 刑部姫 / 宮本武蔵 / 沖田総司 / 風魔小太郎
2020紫式部 / 巴御前 /(イリヤ)/(殺生院キアラ)/(エミヤ)
2021清少納言 /(沖田総司〔オルタ〕)
2022伊吹童子 /(宇津見エリセ)/ 蘆屋道満
2023鈴鹿御前 /(クロエ)
2024(徐福)

第2回となる2017年以降から始まった法則。

各夏に実装されるイベント限定礼装のイラストに描かれていたサーヴァントが、翌年以降に水着または霊衣として実装されるというもの。

だが無論例外は多く、実装された面子も大抵別デザインかつ違う属性がくっついている為、概念礼装からプレイアブル時の未来図を予想する事は難しい。

実装サーヴァント描かれていた礼装礼装の実装年 / レアリティ
2017エレナ・ブラヴァツキーミートウォーズ2016 / ☆4
2018牛若丸カルデア・ライフセーバーズ2016 / 配布☆5
ジャンヌ・ダルクホワイト・クルージング2017 / ☆4
2019カーミラサマータイム・ミストレス2016 / 配布☆5
刑部姫レディ・フォクシー2018 / 配布☆5
葛飾北斎ペインティング・サマー2018 / 配布☆5
宮本武蔵疾風怒濤2018 / ☆4
2020アビゲイル・ウィリアムズエメラルド・フロート2018 / ☆5
紫式部パープル・アイ2019 / ☆4
シグルドレディース&ジェントルメン2019 / ☆4
2021エドワード・ティーチライディング・ハイ2018 / ☆3
カーマ夏の閻魔亭2019 / ☆3
清少納言ハッピー☆ドライブ2020 / ☆4
アキレウスクライミング・バトル2020 / ☆4
マンドリカルドマブダチ・バーベキュー2020 / ☆3
2022武則天シーサイド・ラグジュアリー2017 / 配布☆5
2023ランスロット、ガウェイン、トリスタンナイツ・オブ・マリーンズ2016 / ☆5
鈴鹿御前天鬼姫2019 / 配布☆5
バーゲストアイス・ウォーリアー2022 / 配布☆5
2024カルナプールサイド・バー2019 / ☆5
バーソロミュー・ロバーツ彩る海の街角で2021 / ☆3
テノチティトランカクタス・シティ2023 / ☆4

継続しなかった法則編集

  • レアリティ昇格:2016~2018

☆3以下のサーヴァントにも水着実装の希望を担保し続けていたが、2019年では元☆5の降格組が多かったのに対し昇格組は一騎も実装されず、残念ながら継続しなかった。

2016清姫☆3 → ☆4
2017アルトリア〔オルタ〕☆4 → ☆5
2018牛若丸☆3 → ☆4
BB☆4 → ☆5
2019~20--
2021シャルロット☆1 → ☆4
2022ガレス☆2 → ☆4
2023--
2024徐福☆3 → ☆4

  • 配布サーヴァントのベースは期間限定☆5:2016~2019

元となるサーヴァントの入手機会を逃したユーザーからは「水着だが使えて嬉しい」と好評だったが、2020年において元がストーリー限定☆4の虞美人が配布枠となり、残念ながら継続しなかった。

2016スカサハ
2017イシュタル
2018ジャンヌ〔オルタ〕
2019葛飾北斎
2020-
2021ダ・ヴィンチ(ライダー)
2022~23-

  • アルトリア派生:2016~2019

Fateの顔ことアルトリア・ペンドラゴンの派生サーヴァント達が毎年登場していたが、2020年では登場せず継続は途切れた。直前の5周年記念において実装されたアルトリア・キャスターがシナリオに出演しないにも拘らず特攻対象に入っており、これを代替としていると思われる。

ちなみに所謂アルトリア顔のサーヴァントたちも同期間に渡り継続して登場していた他、前述の通り武内絵のサーヴァント出演記録は更新中である。

アルトリア派生アルトリア顔
2016アルトリアモードレッド
2017アルトリア〔オルタ〕ネロ
2018ヒロインXジャンヌ〔オルタ〕/ ジャンヌ
2019アルトリア(ランサー)沖田総司
2020--
2021-沖田総司〔オルタ〕
2022--
2023アルキャスモルガン
2024ヒロインX〔オルタ〕-

候補も複数残っており「武内絵」と並んで水着予想の鉄板だったが、2021年では該当サーヴァントが実装されず途切れた。

前年に引き続き「周年記念枠」として直前に実装された光のコヤンスカヤが特攻対象に選出されており、これが代替と扱われたと思われる。2022年も直前のメインシナリオにてシャルルマーニュが実装されたことの兼ね合いなのか、水着枠はなかった。

2016玉藻の前
2017ネロ
2018ロビンフッド / BB
2019メルトリリス
2020キアラ
2021~22-
2023ガウェイン
2024BBドバイ / 他差分など

「槍以外でも長物や刺突武器を持つなら該当する」緩さから毎年新規実装され続けていたが、2021年を以てとりあえず継続は途切れた。

2016玉藻の前 / 清姫
2017源頼光
2018茨木童子
2019メルトリリス
2020虞美人
2021~23-
2024ニキチッチ

「夏」から水鉄砲を連想するためか、毎回アーチャークラスにチェンジするサーヴァントが登場していたが、2022年に途切れた。

元々該当する要素を持つ者もいるが、全く別の方向に突き抜けたパターンもある。なお霊衣に関しては除外。

2016アルトリア / アン&メアリー
2017エレナ
2018ジャンヌ
2019刑部姫
2020イリヤスフィール
2021アナスタシア
2022-
2023バーゲスト
2024-

  • 元が☆5:2016~2021

通常霊基からレアリティが降格するサーヴァントが毎年2騎以上含まれていたが、2022年は水着の☆5枠が増えたこともあり法則が途切れた。

2016スカサハ / モードレッド
2017イシュタル / 源頼光
2018ジャンヌ〔オルタ〕/ ヒロインX / メイヴ
2019葛飾北斎 / 刑部姫 / 沖田総司 / メルトリリス
2020ブリュンヒルデ / 紫式部 / イリヤスフィール
2021ダ・ヴィンチ(ライダー)/ アナスタシア / 清少納言
2022~23-
2024ヒロインX〔オルタ〕

関連タグ編集

Fate/GrandOrderの登場人物一覧 Fate/GrandOrderのイベント一覧

サーヴァント 霊衣開放

サンタサーヴァント:こちらは冬(クリスマス)ver

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