ギルガメッシュ(キャスター)
けんおうぎるがめっしゅ
今こそ原初の神を否定し、我らは人の時代を始める!心せよ、我が精鋭たちよ!
これは神との真なる決別の戦い!その命、王に捧げよ!
最後の一命まで、後の世に、我らウルクの栄光を伝えるために!
『Fate/Grand Order』に登場するキャスタークラスのサーヴァント。レアリティは☆4。
英雄王ギルガメッシュがキャスターとして現界した姿。
以前から最高位の魔術師が持つ「千里眼」の能力を持っていることが判明しており、「キャスターとしての適性もあるのではないか?」と『Fateシリーズ』のファンの間では僅かに噂されていた。
メインシナリオ第1部7章『絶対魔獣戦線バビロニア』に登場しており、同シナリオの実装と共に参戦。
魔獣によって蹂躙されつつあるバビロニアの大地をまとめ上げ、賢王として統治している。
エルキドゥの死後、不老不死を求める旅から帰還した後のFate世界の『ギルガメッシュ』。
自らの不在で荒れ果てていたウルクを建て直した賢王。
暴君ではなく、王として成長を果たした賢王故か、属性も正統派の王と同じ物に変わっており、ある意味で子ギルが正しく成長した姿と言えるかもしれない。ただし、言動は相変わらず。
イシュタル曰く、「スイッチを切り替えているだけ」らしい。
表には滅多に出さないが、未だに杉の森には行きたがらないなど、エルキドゥの死は尾を引いているとのこと。
一人称は「我(オレ)」。
不老不死の旅より帰還した、至高の賢王。伝説において「すべてをみたひと」と語られる。
時に冷酷に、時に人情を認め、厳しくも民を導く偉大なるウルクの王。
魔術王の人理焼却によってウルクに三女神同盟が現れ、戦に出る英雄王として戦えばウルクは滅びると判断し国を栄えさせる賢王として魔術師に徹している(本人曰く、『真似事』らしい)。過労死しかねないほどにオーバーワークをしている。尤も一時期、本当にそうなった(?)が。
英霊召喚の術式を知り、それを元にサーヴァント達を召喚したが、グランドキャスターの資格保有者であるマーリンと絶対魔獣戦線の最前線にいる兵士達を鍛えるのに適材であるレオニダス一世を除いては何故か日本出身で固まっている。これが意図したものかどうかは明言されておらず不明。
後の世に召喚された彼のことを考えれば、ある意味日本と関係が深いのは納得ではある。
あるいは、千里眼で見た敵の正体から、この地に関わりのある英霊ではそれと戦えないと判断し、ウルクと関係のない場所で、宗教観も全く違う英霊をピックアップしたのかもしれない。
また、呼んだ英霊には「不利な戦況でも決して諦めず戦い続けた」という共通点がある。
ロマニからは冠位の資格を有する魔術師の例として、ソロモン及びマーリンと並んで挙げられている。
『王の財宝』からの財宝の投射は封印しており、『王の財宝』から使用しているのは魔杖のみ。英雄王としての時より背後を護ろうとする為、それをも細かく丁寧に扱っている(具体的には、魔杖の先端だけを出し、そこから魔術を撃つという感じ)。
それ以外にもカルデアの通信機能を真似て見せたり、自ら城塞など建造物の設計を至ったりするなど、意外にもキャスタークラスに相応しい有能性を見せている(本人曰く、「魔術師の真似事」だとか)。
モーション中では、『王の財宝』からの魔杖による魔力砲を主体とし、手にした戦斧で斬りつける、シュメール文字で拘束する、炎の渦を巻き起こす、頭上から雷撃を落とすなどしている。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | C | D | C | B | A | EX |
保有スキル
道具作成(偽)(A) | 魔力を帯びた器具を作成する。本来魔術師ではないギルガメッシュはこのスキルを持ち得ないが、宝具の存在によってこのスキルと同等の能力を得ている。作り出される(宝具から取り出される)道具は全て「バビロンの宝物庫に在るモノ」である。このスキルによって、彼は様々な魔術の道具や霊薬などを使用する。 |
---|---|
陣地作成(A) | 魔術師として道具を作るばかりか、建築すらやってのける。そもそもウルクの城塞はギルガメッシュによるデザインである。粘土と石の建築では限界がある為、木材を欲しているが、エルキドゥとの一件が尾を引いて杉の森には行きたがらない王であった。 |
神性(A+→B) | 3分の2が神という出自のため本来はA+相当だが、ギルガメッシュ自身が神を嫌っているためランクダウンしている。 |
王の帰還(A→EX) | 不老不死の旅から帰ってきた賢王。王として成長している。 |
カリスマ(A+) | 人を率いる才能。最も優れた王であったというギルガメッシュの、賢王としてのカリスマ。ここまで来るともはや呪いの類である。 |
魔杖の支配者(EX) | 多彩な魔術礼装を操るキャスターとしてのギルガメッシュの在り方を示すスキル。魔術系の攻撃にボーナスが付与される。気を使って戦えば道具を優しく扱える。そんな王様であった。 |
王の号砲(メラム・ディンギル)
- ランク:B→B+
- 種別:対軍宝具/対城宝具
- レンジ:99
- 最大捕捉:700人
「我が声を聞け……全砲門解錠!」
「矢を構えよ、我が許す!至高の財を以ってウルクの守りを見せるがいい!大地を濡らすは我が決意!『王の号砲(メラム・ディンギル)』!!」
ウルク城塞からの遠距離爆撃。
ギルガメッシュのみならず、神代を生きたウルクの民の総力までもが結集された驚異の砲撃。
ギルガメッシュは断腸の思いで自らのコレクションを弩に装填し、これを兵たちに任せている。
詳細は該当記事を参照。
王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
- ランク:E〜A++
- 種別:対人宝具
- レンジ:−
- 最大捕捉:−
アーチャー時の宝具と原理的には同一。
ただし、キャスター時の場合は無数の魔杖・礼装を取り出して魔術を行使する。魔杖・礼装には神代の大魔術が込められており、使用者の魔力を殆ど消費せずに発動・効果を表すため、非常にコストパフォーマンスに優れる。
詳細は該当記事を参照。
全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)
- ランク:EX
- 種別:対人宝具
- レンジ:−
- 最大捕捉:1人
常時発動型の宝具。
星の輝きの如く地上の隅々へと行き渡り、すべてを見通す、最古の英雄・英雄王ギルガメッシュの精神性が宝具として昇華されたモノ。
相手の真名や宝具はおろか、幾重に隠された真実さえも一瞥で見通してみせる。
実は常時発動している状態なのだが、『FGO』では真名開放は行われない。
現在16騎も存在する激戦区である☆4キャスターで、ステータスはその中でもHP・ATK共に中間辺り。
カード構成はキャスターらしく《Quick:1/Arts:3/Buster:1》のArts三枚型。
他のギルガメッシュと同様にHIT数の多い攻撃が多いが、唯一のQuickは2HITと劣悪になっている。
スキルはすべて味方全体を支援強化するスキルとなっている。
味方全体のスター発生率を最大で二倍に引き上げる「王の帰還(A)」、味方全体の攻撃力を上げる「カリスマ(A+)」、味方全体のArts性能と弱体付与成功率を上げる「魔杖の支配者(EX)」と全体支援に特化した構成。
また、強化クエスト2のクリアで「王の帰還(EX)」にランクアップし、【自身及び味方全体のNP増加】が追加された。最大レベル時で全体に+20%自身に+30%の増加となり、これまでは他のキャスターに譲りがちだった開幕宝具の補助、回転率向上に一役買う事になった。
宝具効果は個別記事を参照。こちらも味方に対する補助が主だが、各スキル効果と合わせる事で火力を補強しつつ、大量のスターを稼ぎ出す。
総じて、味方を強化しつつ自分も要所要所で攻撃を差し込んでいくサブアタッカー・バッファー兼任タイプ。特に強化されたArtsはNPも稼ぐわ星も出すわと王らしい大盤振る舞いを見せてくれる。
反面、スキルが攻撃バフに特化している事から耐久性に難があり、頼みのバフもCTが長めな上にバラバラで再使用のタイミングがズレてしまう為、長期戦になると息切れしてしまう。おじいちゃんか。おじいちゃんだった。
タイミングよく宝具を撃てば多少難局をしのげるが、基本的に長期戦に向かないタイプなので、これぞという編成を組んで一気呵成に攻め立てたい所。
賢王としての戦い方になっているため、自身にスター集中を付与して自分で出した星で殴る、いわゆる我様戦法ができなくなっている点にも注意。生産したスターを有効活用できる味方を用意するか、スターを飽和させるかなど、編成、礼装装備には多少気をつける必要がある。
また、スキル育成では8→9に上げる際に第1部7章の素材「万死の毒針」が48個も必要になるため、オールMAXまで育てようとすると結構な労力がかかる点にも注意。
生前
唯一にして絶対のただ一人の尊ぶ存在。
しかし……「我にエルキドゥと話す自由はない」と語り、距離を置こうとしている。
エルキドゥの死をもって、人の王に成長した彼にとって、それは許されざることであると見なしているのかもしれない。エルキドゥも「自分はただのシステムであるべき」だと、彼に迷惑をかけない為にも「会いたい」という本音とは裏腹に遠慮していて、互いにかなり拗らせているようだ。
イシュタルによると「エルキドゥが会いたがれば、冥界だろうが座からだろうが、どこへでもすぐに顔を出す」らしい。
マテリアル本によると、エルキドゥから度々「休んで。」と言われているらしく、明らかにエルキドゥと会話をしているような節もある。
現在のところ、カルデアでどのような交流を果たしているのかは、ユーザーの想像に委ねられている模様。
旧知のイシュタルが「アンタらしくない顔」と言う表情を軽々しく見ることはできないものなのだろう。
冷たい態度をとっているように見えるが、実はエルキドゥを「贔屓して何が悪い?」とのこと。
アニメでエルキドゥの夢を見ている姿が描かれていて、彼にとってエルキドゥは心の支えになっているのが感じられ、その存在の大きさが窺える。
ドラマCDによると、生前のエルキドゥの様子を事細かに書き記した粘土板が宝物庫の奥深くにあるらしい。
ウルク市の祭祀長であり、補佐官(臣下/部下)。
補佐官として、王とエルキドゥの日々を見守り、二人からも信頼されていた。
ウルクを訪れた主人公一行の世話役でもあった。
ウルクの民
ウルクの民として相応しき在り方だと王から高く評価され、導くに値すると認められた人々。
『strange Fake』でウルクの民として相応しき在り方なのは「生まれの貴賤ではなく、自ら荒野を切り拓く意志を抱いた者たち」だと王は語っていて、実際にバビロニア特異点でウルクが危機に晒されても、けして諦めずに戦い、立ち向かった人々であった。
かつてギルガメッシュに求婚し断られた女神。
彼らは殺伐とした関係だが、召喚された際に依代としている人物の精神と混ざり合い、女神でも依代でもない第三の人格を得た事でイシュタルの性格が若干軟化しており、生前の邪悪さやどうしようもなさは表には出ない為、とりあえずは様子を見ることにしている。
イシュタルはマシュに「エルキドゥといた若い頃はちょっとかっこよかったのよ」と告白しており、第1部7章終盤で女神は「最後まで眼中になしか。ちょっと悔しいわね、私。」とまだ彼に未練があるかのような独り言を漏らしており、依代としている人物は女神に慰めとも取れる言葉をかけ、それにより女神がすぐに吹っ切れた事で生前のような険悪な関係ではなく、会話くらいはできる状態となった。
イシュタルと同じ依代により現界した女神で、彼女の姉神であり、冥界の主人。
術の方を「落ち着いた方」と評している。
エルキドゥの死後、その遺体を冥界に埋葬する事を許可した為なのか、特異点での貸しの他にも貸しがあるようで、そのお礼に術の方のギルガメッシュからディナークルーズを用意してもらおうと考えているようだ。
かつてエルキドゥと共に退治した巨大な爪を持つ恐ろしい怪物でレバノン杉の森の番人。
ギルガメッシュにとってトラウマな存在で、クラススキル「陣地作成」の説明欄に道具作成や城塞や建物の建築のために「もっと木材がほしい。杉の森に行かねばならんか……」と呟くも、エルキドゥとの一件が尾を引いて杉の森には行きたがらない王であった。と記載されている。
Fate/Grand Order
契約したマスター。
傲岸不遜で唯我独尊、傍若無人な態度を取っているのは変わらないが、若い頃より何割かは話が分かるようになっており、最初から彼なりに目をかけている。
だが、マテリアル本に英雄王の方よりこちらの方がマスターに対して厳しいのではないか、という意見がカルデア職員たちの間では優勢である。と記載されている。
現代までなお、生き続けているので本来は英霊にはなれないが、ギルガメッシュの時代はマーリンがまだ生まれていない時代であるため、逆説的に死んでいると解釈するという荒業によってサーヴァントとして召喚された。
主人公らがウルクに来訪した時点での残存サーヴァント。
奈須きのこ氏によると千里眼を持つ者同士は、職場の同僚のような気楽さがあるらしい。
英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントの一騎。
主人公らがウルクに来訪した時点での残存サーヴァント。
ゴルゴーン戦の前に千里眼を持つギルガメッシュ王から忠告されていたようだが、それでもゴルゴーンと戦った勇敢な英雄。
英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントの一騎。
牛若丸の忠臣で、主人公らがウルクに来訪した時点での残存サーヴァント。
英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントの一騎。
主人公らがウルクに来訪した時点での残存サーヴァント。
絶対魔獣戦線の最前線である北壁の兵士たちの指揮官として配置されており、彼に鍛えられたウルク兵は魔獣に負けないほどの屈強さを得ていた。
英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントの一騎。
人と別の魔性の混ざりもの。
彼女が指揮官クラスの知性を持った魔獣「ギルタブリル」と相討ちとなったことで、主人公らが訪れるまでどうにかウルクを維持することができた。
葛飾北斎の体験クエストでは「金さん」という役を与えられたギルガメッシュの用心棒の役を与えられていた。
ウルクを守るために英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントたち。
三女神同盟の侵攻の1つである熱帯雨林の侵蝕に対する調査に出させたが、未帰還で行方不明となった。
幕間の物語によれば、理屈が通用しない獣にトラウマになるまでボコられたらしい。
英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントの一騎。
召喚したが、牛若丸と揉めて脅された挙句「盗賊団を結成する」との捨て台詞と共に逃走される。
主人公が「この特異点で会うことは無いだろう」と言うギルガメッシュの言葉の通り、第1部7章のシナリオには一切登場しない。
しかし、7章クリア後に挑戦できる1回限りのクエストにおいて、結成したと思われる盗賊団の残党と共にちゃっかり登場し、後に実装された坂田金時の幕間の物語「金時の鬼退治」にて、彼女の動向が語られた。
また、茨木童子の幕間にて、バビロニア特異点が修正された事でとある敵による被害がなかった事になり、ある人物の生存が確認された。
バビロニア特異点では三女神同盟の一柱だった南米の太陽神。
バビロニア特異点での戦いでとある敵の侵攻を命をかけて食い止めた彼女の働きを知り、女神に良い印象を持たないギルガメッシュが女神にもマシなのはいるのだなと、彼女を高く評価し褒めていた。
一応女神(?)らしい南米の誇り高き獣。
主人公達から彼女との戦いの話を聞いてギルガメッシュは愉快そうにゲラゲラ笑っていた。
直接の関係は無いが、月の聖杯戦争でのとある事件がトラウマとなっており、マイルームボイスで、その事件について愚痴っている。
やらかしたのは弓兵の(AUO)の方なのだが、あっちの方は、第一再臨・第二再臨の姿では鎧を脱がないからなのか、標準で上半身ほぼ裸である術の方宛にマイルームボイスがある。
2017年こそ、黒サンタを出迎えてやろうと、正体不明の熱波と熱病に壊滅寸前のカルデアを救うべく痩せ我慢全開で立ち上がり、主人公を事件解決に送り出すのだが、黒サンタの方はスルーする気満々だった。クラス相性的に見ても余計に不利な関係になっている。
2018年水着イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル』でのボディガード兼秘書。
中性的で金髪碧眼セイバーのところがツボにきたのか「見目麗しいメイド騎士」と絶賛してボディガード兼秘書として面接に来たサーヴァントの中から抜擢し採用した。
ちなみに彼と共に面接に来たアストルフォは不採用だったことから男の娘には興味がないということなのか。と一部のマスターから囁かれたが、単純に仕事に対して真面目な術ギルなので、見た目がどうというよりかは、仕事が出来る真面目さを見抜いて彼を採用し、仕事が出来ないと見抜かれたアストルフォは不採用だっただけなのかもしれない。
2019年水着イベント『水着剣豪七色勝負』で秘書兼バーテンダーに抜擢した。
芯が強く雇い主にも臆する事がなく、真面目に働く点はいいが、その結果、融通がきかないところを気にしている。
コスモギルガメス
BOXガチャイベント『バトル・イン・ニューヨーク 2022』にて初登場した恐らくユニヴァース時空のギルガメッシュ。
見た目は賢王のギルガメッシュと同じで名前がコスモ+ギリシャ名となっている。英雄王の方のギルガメッシュと意気投合し、BOXガチャイベントの運営を共に取り仕切っていた。別世界とはいえ、同一人物のため互いに見えないし認識はできないはずなのだが、なぜか英雄王の方はコスモギルガメスを認識できていた。賢王の方はコスモギルガメスを認識できるのかは現状では不明である。
浪費の華やかさや甘やかさは良いとは思ってはいても、彼女の浪費癖に「たまには貯めよ!」とマテリアル本にて忠告をしている。その忠告を聞いた彼女からは自身の蔵をアテにして良いと勘違いされ、それに対して若干引いて断っている。
アルターエゴたち
どのアルターエゴたちのことなのかは不明だが、アルターエゴたちに対して「…………まったく。」と呆れているかのようなコメントがマテリアル本に記載されている。
現時点ではあくまで推測だが、異星の神の使徒達に対してのコメントなのかもしれない。
カルデアの最高責任者。
彼の正体や事情を既に知っていたのか、彼のギルガメッシュへの雑な物言いや扱いに対してまんざらでもない態度を示している。
術ギルの幕間では過労気味のロマニを休ませようと手を尽くし、仕事ばかりして休まない彼をさり気なく休ませていた。マーリンと合わせて千里眼トリオと呼ばれることもあり、三人揃ってのグッズが作られたりする。
人類への憐憫の想いから人類史を終わらせようとした第1部の黒幕であり、エルキドゥの墓を荒らして聖杯を設置しバビロニア特異点を作り、エルキドゥとエルキドゥから生まれたキングゥを道具として使い潰した張本人。
術ギルの嫌いなものが「此度の状況を招いた輩」ということからその嫌いなものに含まれている人物なのだろう。
マテリアル本でのコメントでは、「フン。」と一言という意味深なもの。上記に記載した情報やマイルームボイスでの本人からの発言、そしてある人物のコメントからギルガメッシュがキャスタークラスになっているのは、エルキドゥにした所業に対しての私情を含めて、魔術王への当て付けなのだと考えられる。
全盛期の自分。
両者がカルデア内で鉢合わせた場合、互いの「ああ、貴様はいま、その事柄を優先しているのか」という愚かさを鼻で笑い合った末に立ち去るため、互いに干渉はしないとのこと。
ファンからの愛称は今まで登場したクラスとは別クラスで召喚された他のサーヴァントの例にならって『キャスギル』、更にストーリー内でウルクを守るべく激務をこなし、今まであった暴君イメージを吹き飛ばした名君っぷりから一部では『賢王』と呼ばれている。
尤も、あくまで第七特異点の戦いがギルガメッシュ1人が強ければ良いという戦いではないのを自覚した上での采配とオーバーワークっぷりであり、根っこの部分は今までのギルガメッシュと変わるわけでは無い。
「民は王の為に生きるべし、王は己の歓びの為に生きるもの」というポリシーの元、ギルガメッシュの歓び=人の営みを観る為の支配であり、民の為を思って君臨しているわけではなく、弱者の類はわりと容赦なく置いてきぼりにされると指摘されている。
ある意味で名君と暴君は表裏一体というのを体現している人物であろう。
尤も、三回目の『ネロ祭』では「電力の供給が未だカツカツ」「職員の賃金が相応しいレベルまで上がっていない」「祭りはいいが無駄遣いがある」とまるで第三者委員会の査察官の如き苦言を漏らしていることから、そもそも名君としての素養は十分にあったのだろう。性格が噛み合っていないだけで。
現代的なプログラムにも精通しているらしく、第2部開始直前、カルデアから全サーヴァントが退去するギリギリまで残って仕事をしており、カルデアシステムに侵入した「内通者」の幻術を「粘土板」でウイルスバスターよろしく一掃していたのがエルキドゥの幕間Ⅱで知ることができる。これにはダ・ヴィンチちゃんも「なにあのチート」と驚いていた。
ちなみに、劇中では「物陰に隠れ呼吸を止め瞑想に浸り気配遮断EX」という何気にトンデモ発言をかましているのだが、神代の技能故にそこまで至れるのか、それとも見栄なのかは不明。
何はともあれ、彼がアサシンクラスで無くともおおよそ高ランクと思わしき「気配遮断」が出来得るのは事実なのだろう……
また、後に他のクラスにも適性があることを示準する発言もしている(ただしランサーについては「ランサーだけは、まあ、話は別とするが」と曖昧に言葉を濁していた)。
なおブリュンヒルデの『愛する者特攻』だが、アーチャーのギルガメッシュは対象外だがキャスターのギルガメッシュは特攻対象となる。
見た目はかなり若々しいが、第1部7章での彼は実はかなりの高齢者。具体的にどれくらいの年齢なのかは不明だが、戦闘時の台詞はどことなく「老人っぽい」ものになっている。
初期の頃の立ち位置から180度変わった頼れる味方として描かれているが、初期段階から構想していた性格という訳ではない。
奈須きのこは『EXTRA CCC』で味方視点のギルガメッシュは出し尽くしたような状態であり、それを超えられるかが少し心配で考えていたところ、「不老不死の旅を終えた後のギルは何者になるのだろう?」という部分を突き詰めた結果、新しく賢王ギルガメッシュが生み出された。
作中で「本来は冷酷」「本質は変わらない」というフォローが度々入れられており、『stay night』の悪役として描かれたギルガメッシュを否定する設定というよりは、あくまでこういう一面もあるという扱いである。
2018年水着イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』において、霊衣開放『エスタブリッシュメント』の実装と共に登場。
黄金律の効果で地元ベンチャー企業のオーナー、ゴージャスPとして活躍していたが、何故か記憶を失っており、尊大な態度こそいつものままだが、極稀に敬語が会話に混じるなど言動にズレを生じさせている。
またこの霊衣の際には、戦闘立ち絵で普段持っている魔本のような粘土板が、黄金のタブレットになっているのだが、これは現実でも実物がある。(外部サイト関連リンク)
イベントストーリーの終盤に水着邪ンヌが描いた同人誌を読んだことで己が何者なのかを思い出し、失っていた記憶を取り戻していた。
更に、イベント開始前に公開されたCMにおいて、水場で濡れながら艶めかしい表情で横たわる姿が、他のサーヴァント達よりも遥かに色っぽいと話題になった。
アニメ版『絶対魔獣戦線バビロニア』にてマシュとアナとの戦闘シーン中、一瞬だが作画ミスにより下履きと肌の色が入れ替わってしまい、パンツ半ずり状態になっているところがある。
当然の事ながらこの場面を見たユーザーからは「賢王でも慢心しちゃったかぁ?」と思われてしまった。
また、アニメ『バビロニア』の第5話では、関智一氏のある三文字の演技のすさまじさに、アフレコ室がざわめいたという逸話がある。⇒その演技とは
放送回数とストーリー進行の兼ね合いで、クリスマスと年越しを冥界で過ごすことになった。
なお、前半EDテーマ『星が降るユメ』の歌詞はギルガメッシュをイメージしたもの。後半EDテーマ『Prover』は映像がギルガメッシュ中心であり、奈須きのこ氏と話し合いながら作ったこだわりの作。
19話では、ギルでもギルガメッシュでもなく「ギルガメッシュ王」がトレンド入りした。
前述のとおりエルキドゥと会う(話す)自由はないと宣言しているが、度々エルキドゥから「休んで。」と言われており、遠くから千里眼でエルキドゥの様子を視ているらしい。また2020年アイアイエー島では、エネミーとしてエルキドゥが「漂流者捜索隊Lv.30」、ギルガメッシュは「漂流しているではないか、我──!Lv.80」として登場。どういう事なんです?
原作ではサンタ役として登場することはなかったが、『ちびちゅき!』ではサンタ役として子供達にプレゼントを施す為に、入念なリサーチをして回るが、プリヤ組に防犯ブザーを鳴らされたり、黄金の鉛筆を子供達にプレゼントしようとしたらバトエンやロケット鉛筆がいいと言われてカルチャーショックを受けたり(※)、キングゥに子供たちの要求するプレゼントが王の宝物庫にない事を毒づかれたりするという憂き目に遭う。
※ 「ばとる……ろけっと……?最近の子供は鉛筆で戦うのか?」とロケット鉛筆すらもバトルするものだと勘違いしている節がある…しかし、我々の時代から見てもロケット鉛筆やバトエンはブームが過ぎ去ったものであり、「最近」の定義からは大きく外れる。尤も、それらを欲しがったのは『Fate/Zero』時代(1990年代)の『stay night』勢なのだから仕方のない話である。
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大学生藤丸立香、ウルクを見学します!
ウルクで社会科見学する話。 大学生編これで終了です。(話が終わりとは言ってない) これから社会人編に突入予定。 どうしても王様呼びを公認させたかった欲望。 キャスギルとイシュタルが子供っぽいけど私はこういうノリ好きだよ!! シドゥリさんはやっぱり怒らせるとやばいママの立ち位置にいて欲しかった。 《注意》 主人公の名前は藤丸立香としています。 しばらくはほのぼのオールキャラ話が続きますが、後々(社会人編)からキャスギルぐだ♂になる予定ですので見ようによってはそう見える可能性があります。 誤字脱字には充分注意しておりますがもしありましたらそっと教えて頂けるとありがたいです…。 以上を踏まえた上でそれでも良ければ、どうぞ。 《3/14追記》文章の間を広げました。内容に変化はありません。4,773文字pixiv小説作品 - 心残りと記憶残り
心残りと記憶残り 1
源頼光×藤丸立香♀ 少し長めのシリーズものになっております。 これは、藤丸立香がマスターとして世界を二度救い、寿命で死に、生まれ変わった世界のお話。 マスター藤丸立香は源頼光に恋をしていた。だが、影法師との恋は成就することはない。ましてやバーサーカーとして現界している彼女に常識は通じない。その未練と記憶を持ったまま生まれ変わり、自分と同じく生まれ変わっているサーヴァントたちと出会い、源頼光とも心を通わせていく物語。 [[jumpuri:【FGO】何度でも君に誓うよ【百合】 > https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14201194]] ケロロサウロス山田様(https://www.pixiv.net/users/9042505)のこちらの作品に刺激を受け、執筆した作品になっております。 設定など、少しお借りしています。こちらの作品をまだ読んでいない方は、是非お勧めです。 あまり、甘くはないかもしれませんが、何卒宜しくお願い致します。6,859文字pixiv小説作品 - カルデア暇つぶしTRPG記その3
王様の暇つぶしクトゥルフ神話TRPG【5】
情報収集と現状の整理をする回になりました。PCとして無理のない範囲と、シナリオの内容に過剰に振れ過ぎないように話を作るのはなかなか難しいです。 このシナリオはギミックが好きなのでうまいこと立ち回りたいなー(KP感)と考えているのですが、今のところダイスがいい感じに動いてくれてて満足です。 閑話休題 まさかのカレン実装。5月のコラボイベは、そろそろ蒼銀がくるんじゃないかな~来てほしいな~何ならプロトでもいいよ~とか考えていたところにまさかのホロウフラグが立って震えています。でもバゼットさんが実装されるなら期待したい。でもそろそろプロトギルとかどうですか運営さん。 前回の聖杯戦線では、最終的に攻略に頼ってプレイしていたので、今回は自分の力でやりたいと進めているのですが、今のところ始皇帝と絆ヘラクレスが強すぎて笑ってます。もうこいつらいればいいんじゃないかな。12,319文字pixiv小説作品 wedding
カルデアで結婚式をあげるキャスギルぐだちゃんのお話です。 出てくるサーヴァントは弊カルデアの星5サーヴァントと主力サーヴァントのみなさまです。 余談ですが検索履歴が結婚式関連のワードばかりになって自分が結婚する訳でもないのにって思うとちょっとだけ虚しくなりました。 切実にキャスギルぐだのお友達が欲しい今日この頃です。 キャスギルぐだは幸せにな〜れ! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ハッピーエンドで終わりたい人はここから先は読まない方がおすすめ。メリバ的エンド。 柔らかなベッドで目が覚める。 隣にあるはずの熱はなく式の翌日だというのにまた朝から仕事に精を出しているのだろうか。 式の当日だった昨日も準備する為に備えていたサーヴァントに声をかけられるまで仕事をしていたようだし王様が過労で倒れないかとひやひやしてしまう。 ベッドから起き出していつもの制服に着替えようとクローゼットを開けて目が覚めた。 そうだここはカルデアじゃない。 クローゼットにかかる白いカルデア制服ではなく真っ黒な極地礼装を見て冷や水を浴びせられたような気持ちになった。 こんな目覚めはあんまりだと。 夢の昨日はあんなにも嬉しくて幸せで泣いていたのに今日は絶望で泣くのか。 さよならする未来と分かっていても将来を誓った王様もいない。 ダ・ヴィンチちゃんも後続機となって帰ってきてくれたけれど1度は目の前で私達を逃がす為に居なくなってマシュも思う存分には戦えない。 人理修復の旅のように手を貸してくれたサーヴァントもいない。 泣いた所で何も変わらないと涙を拭って礼装に着替える。 あの日々を、王様と誓った幸せを取り返す為に私達は前を向いて歩き出さねばならないのだ。 それが剪定される事象でそこに生きる人達を殺して行く事になったとしても。4,698文字pixiv小説作品心臓はここにありて
賢王を待ち望むマスターと、彼女を見守るアンデルセンと、彼らをめぐる心臓の話。七章後、終章前の時空。 キャスギルぐだ♀+アンデルセン。ほぼアンデルセンが喋ってるので注意してください。キャスギルとアンデルセンが死ぬほど好きな人間が書いたので許してください…… 賢王きません 6月20日付ルーキーランキング12位 6月21日付デイリーランキング91位入らせて頂いてました!ありがとうございました!!! (個人的所感) 賢王が生きていてくれさえすれば愛されなくたって構わないぐだ とっくに二千年前からロックオン決め込んで手放す気のない賢王 死ぬならば共に、生きるならその物語を書いてやろうと決めているアンデルセン18,565文字pixiv小説作品- 1日1オジラシュSS
目を惹くひと
色々小説お題ったー(単語)より 「薬」「チョコ」「綱渡り」 1日1オジラシュ六日目。 レイシフト先で曲芸するはなし。 仮面の人物は想像にお任せします。 この二人はできてる。 まさかのお題被り(しかも2つ)に困り果てながらも何とか書き上げました。4,428文字pixiv小説作品 【べったーsssまとめ】千里眼トリオぐだ/ソロぐだ
終章以降アガルタ含むネタバレしか含んでいません。ぷらいべったー投稿sssの再掲、千里眼トリオぐだ/ソロぐだ(診断ネタ)/ソロぐだ(アガルタ後)の三本です。ソロぐだはたぶんいつもの軸、雰囲気うっすら破廉恥を含みます。 こちらの作品は二次創作です。公式・原作等には一切関係ありません。作中で登場する設定・キャラクターの性質等はあくまでも自己解釈や公式設定を受けての想像及び捏造を含んだものであり、当作品内のみに適用されるものです。また、作品の内容に対する閲覧後の批判や苦情は受け付けかねます。 前作までの作品にブックマーク・評価・コメント・スタンプ等を下さった皆様、本当にありがとうございました。また、タグを編集して下さった方にもお礼を述べさせて頂きます。 素敵な表紙はお借りしました。いつもありがとうございます(https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=60635209)14,975文字pixiv小説作品- FF零式×FGOクロスオーバー
根源からの来訪者#08
主零式夢ネタです。 夢から覚めなくなった主の夢へとレイシフトする話。死ネタを大量に含みます。流血、怪我などの痛い表現が多いのでご注意ください。 ミユウが少し出てくるのですが、戦闘に関してのステータスは妄想です。生前主はミユウの右腕でした。最後の一周にはミユウが出てこなかったのでなんらかの要因で弾かれたのではと思っています。 これを加筆するにあたり審判者のセリフとか見直していたんですが同時に時間神殿のマテリアルも見直していて、無事に死亡しました。同じじゃないか……零式と時間神殿……。 唯一違ったのは、ゲーティアには人間に対する愛があったけど、アレシアには無かったと言う点でしょうか。 前作に反応ありがとうございました!励みになります。12,386文字pixiv小説作品 賢王をぐだちゃんが寝かしつけるだけの話
相互フォロー限定という言葉に涙する今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 タイトル通りのお話です。人理修復後のカルデア。特に中身はない。 同衾しているのに色気も何もありません。なんということでしょう。 最初はお布団の中でいちゃいちゃしながら眠りにつくだけのキャスギルぐだが書きたかったのですが、どこをどう間違えたのか静かに賢王を眠りにつかせる聖母ぐだちゃんが誕生してしまいました。私が寝かしつけられたい。 全国のギルぐだ書(描)きの皆様に捧げます。皆様ちゃんと寝てください。 ちなみに神の通販予約できたので、前作もぼちぼち進めていきたい所存。2,047文字pixiv小説作品授かりの英雄のとある1日
※1.5部鯖真名バレあり 当カルデアアルジュナ愛され話。 以下目次 1P ぐだ男とアルジュナ 2Pロビンフッドとアルジュナと呪腕のハサンとベティヴィエール 3P 北斎とアルジュナとアビゲイル 4P マリーとアルジュナ 5P 賢王とロードとベオとアルジュナ 6P エミヤとアルジュナ 7P 新シンとふーやーちゃんとアルジュナ、と、ナポレオン 8P アンリマユとアルジュナ 9P ぐだ男とアルジュナ再び17,884文字pixiv小説作品