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セイバー・ブライド

せいばーぶらいど

『Fate/EXTRA CCC』に登場する衣装替えしたネロ・クラウディウスの通称。及び『Fate/Grand Order』に登場するセイバーのサーヴァント。
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プロフィール編集

真名ネロ・クラウディウス〔ブライド〕
クラスセイバー
性別女性
身長150cm
体重42kg
出典史実
地域ローマ
属性混沌・花嫁・人
好きなもの自分の片手を繋ぐもの
嫌いなもの裏切り
設定担当奈須きのこ
ILLUSTワダアルコ
CV丹下桜

うむ、とっておきの花嫁衣装だな!


概要編集

Fate/EXTRA CCC編集

Fate/EXTRA CCC』で登場した赤セイバーの新衣装での呼称。

花嫁を思わせる純白の衣装。公式では「束縛の花嫁衣装」と表記され、その姿から中の人から「嫁セイバー」と呼ばれ、これがプレイヤーや公式での愛称となっている。


この衣装は月の裏側の事件の黒幕と思われる存在が制作した物で、この衣装には拘束具としての効果があり、1度限りとは言え月の表側での経験(レベル)をリセットさせる効果がある。

本人はこの拘束衣装を(ステータス低下機能はともかく)いたく気に入ってる様子。

基本的には単なる衣装の1つなので『CCC』でのステータス等の設定はこちらと差異はない。


続編でも衣装として実装された(プレミアム限定版特典の「束縛の花嫁衣装」やNintendo Switch版に収録される「解放の花嫁衣装」。後者は告知イラストで見られた胸元を露出した姿に近い)。


なお、通称が赤セイバーなのに白い衣装だったり、同じく白い衣装の別キャラセイバー・リリィがいたりと、色々紛らわしい点も多いので、間違わないように注意されたし。


Fate/Grand Order編集

Fate/Grand Order』に登場するセイバークラスサーヴァント。レアリティは☆5。

名義は、セイントグラフでは「ネロ・クラウディウス〔ブライド〕」、シナリオでの台詞の発言者欄では「ネロ・ブライド」と表記される。元となった英霊こそ同じであるが、上記で語られている『Fate/EXTRAシリーズ』の赤セイバーとは別のサーヴァントと言える。


2015年バレンタインイベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』にて期間限定実装された。

その後は『ネロ祭再び』や「『Fate/EXTRA CCC』スペシャルイベント開幕直前ピックアップ召喚」で復刻されている。イベント『アキハバラ・エクスプロージョン!』にも登場。


上記のプロフィールや以下のステータスは基本的にこちらのキャラクターについて述べている。


2016年2月9日の『竹箒日記』での奈須きのこ氏の発言曰く


「通常ネロ(SR)は『EXTRA』からのイメージをそのまま引き継いでいます。一方、ネロブライドは『FGO』調整が入った奏者と出会っていないイフのネロとして扱われています。つまり、何が言いたいかと言うとだな――今回は おまえ(プレイヤー) が 本 命 だ


……との事。電脳世界での聖杯戦争に参加しなかった等、これまでの作品で登場している赤セイバーとは別設定扱いの模様である。つまりは『FGO』用に設定が調整されているようである。

ただし、話の内容によっては設定が『CCC』仕様になるとも発言している。この違いはゲーム中にも導入されており、幕間をクリアすることで開放される6番目のマテリアルにおいて明示される。


メインシナリオでは、第1部5章にはぐれサーヴァントの1人として登場。台詞ではこちらも「ネロ・ブライド」と表記されている。その素振りを見るに、『EXTRA』シリーズの要素が色濃く出ており、少々ややこしいがこのストーリーにおける彼女はイフのネロではないようだ(もっとも、マイルームとストーリーでの扱いが一致しないというのは、彼女に限った話でも無い)。

緑衣のアーチャーの案内によりドラ娘と共演。ドル友同士の再会に花を咲かせ、悪夢のコラボを実現させた。その後は、狂王女王暗殺を担う班のメンバーとして行動する。


イベント『アキハバラ・エクスプロージョン!』では、大本たるネロが主人公らのレイシフト前に密航、発注して作らせ、駅前広場に建てるつもりだった等身大花嫁人形が、黒幕により意思を持ち、「秋葉ねろ」名義でアイドル活動を行っている、という形で登場した。特異点で主人公らと邂逅し、造形王の下へ向かうガラテアに対し、意味深な忠告を繰り返すが……

ちなみに、この際の一人称は「余ちゃん」。歌の方はオリジナルと異なり悲惨ではない様子。


人物編集

一人称は「余」

運命の伴侶にめぐり逢うとなく生涯を終えた薔薇の皇帝。

ある電脳世界の聖杯戦争においては生前に出来なかった運命的な出会いを果たす彼女だが、『FGO』時空ではサーヴァントになった後もその機会を得ないまま戦い続けてきた。

花嫁衣装をまとった純白の出で立ちは、マテリアル曰く「夢に没した姿」である。


電脳世界での聖杯戦争に参戦していないネロ、という出自によるためか、通常霊基のネロと異なり『EXTRA』シリーズ参戦勢加入時のマイルームボイスが存在していない。電脳世界にてマスターを「奏者」「そなた」と呼んだ別世界のネロと異なり、本作の彼女は主人公に対し「貴様」「マスター」と呼びかける。マテリアルでの「衣装が替わった」、マイルームでの「花嫁のドレスに着替えている」発言から、こちらのネロにも「花嫁衣装で無い状態」が存在している模様。


なお、カルデアに召喚された赤セイバーのほうのネロも花嫁姿になることができる。期間限定イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』の本編クリア語の追加クエストの一つ「TYRANT BATTLE」では「暴君ネロ」名義でまず赤セイバーの姿で登場し、ゲージを一本削ると嫁セイバー姿に変身する。

しかもその後の会話の発言者欄では「ネロ・ブライド」表記というややこしいことになっている。


元々は『FGO』世界とは無関係の場所ではBBに強制的に着せられた衣装なのだが、『FGO』では『深海電脳楽土 SE.RA.PH』において彼女と遭遇する以前に実装されている。本人は大変気に入っており、この様に愛用している。衣装が変わったことで好き嫌いも「花嫁」に関連したものとなり、言動もマスターを愛しの結婚相手と見るような甘々なものとなっており、幕間ストーリーにて愛剣を鍛え直す際には柄の部分に自分とマスターの名を刻み込む程のぞっこんぶりを見せつけることになる。テンションの変化は戦闘スタイルにも影響を及ぼしており、ゲーム中のモーションにおいても回転斬りの動作が目立つ形になっている。


愛剣『原初の火(アエストゥス・エストゥス)』も空気を読み、刃の色を赤から白銀へと変えた。通常版と異なり、変化後の剣閃は第二再臨第三再臨でも炎を帯びずに白い光が放たれる。

二つ目の幕間の物語では特異点となった冬木の大空洞「変動座標点0号」において、この地の霊脈を用いて「フェーヴェンス・アーデオ」へと鍛え直される。新たな銘の由来は、霊脈の力に富んだ大空洞にちなんで「燃え盛る聖なる泉」と呼んだ事による。なお、『Fate/EXTELLA LINK』では近距離攻撃スキルとして「燃え盛る聖なる泉(フェーヴェンス・アデオ)」が存在している。


能力編集

本来のネロのステータスよりも魔力が大幅に下がり、代わりに筋力と耐久が上がっている。

モーション中では、『原初の火』による剣術を用いるが、通常とは異なり白い魔力を刀身に纏わせている(ビームサーベルも見せる)他、剣閃の度に白薔薇の花弁が飛び散っている。


ステータス編集

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香BCAEAB+

保有スキル編集

対魔力(C)セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀式呪法など、大がかりな魔術は防げない。彼女自身が『対魔力』が皆無な為、セイバークラスとしてあるまじき低さを誇る。
騎乗(B)セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Bランクでは、魔獣・聖獣ランク以外であれば、あらゆる乗り物を乗りこなす事が可能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルである為、生物・非生物を問わない。
天に星を(A→EX)強力な支援強化スキル。パーティー内の一人に、任意で様々なプラス効果を付与する。幸福の絶頂、世の全てが光に満ちて見える花嫁ならではの『祝福の賛歌』。本来はパーティー支援スキルとして使うのが正しいが、ネロ・ブライドが最後の一人になった時にこの全てをネロ・ブライド1人に使うととんでもないチートサーヴァントが降臨する事になる。正にスーパーブライド人
地に花を(A)『天に星を』と同様のスキル。
人に愛を(A→EX)『天に星を』と同様のスキル。

宝具編集

招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)編集

  • ランク:B
  • 種別:対陣宝具
  • レンジ:30、60、90
  • 最大捕捉:100人、500人、1000人

センシティブな作品


「レグナム・カエロラム・エト・ジェヘナ……築かれよ我が摩天、此処に至高の光を示せ!故に讃えよ!『招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)』と!!」


アエストゥス・ドムス・アウレアのマリッジver.即ち、ヌプティアエ・ドムス・アウレア。

己の願望を達成させる絶対皇帝圏を結婚式仕立てにしたもの。自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す、固有結界とは似て非なる大魔術であり、自身が生前設計した劇場や建造物を魔力で再現し、彼女にとって有利に働く戦場を作り出す。


詳細は該当記事を参照。


星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)編集

  • ランク:B+→B++
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:30
  • 最大捕捉:1人


「道を開け!皇帝の花道なるぞ!」

「春の陽射し、花の乱舞。皐月(さつき)の風は頬を撫で、祝福は星(ステラ)の彼方まで……開け、ヌプティアエ・ドムス・アウレアよ!謳え!『星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)』!!――その愛は、焔(ほむら)の如く!」


先述の黄金劇場内で使用可能となるマリッジverの特殊剣技。別名『告白剣』

『Grand Order』では此方の名義で宝具として採用された。


詳細は該当記事を参照。


ゲーム上での性能編集

最大HP14248
最大ATK11607
カード配分Q1・A2・B2
宝具カードArts
スキル1天に星を<A> / 味方単体のNP獲得量をアップ(3T)
スキル1(強化後)天に星を<EX> / ↑+NPを増やす(20~30%)
スキル2地に花を<A> / 味方単体の攻撃力アップ&スター発生率アップ(各3T)
スキル3人に愛を<A> / 味方単体のHPを回復(1000~3000)&防御力アップ
スキル3(強化後)人に愛を<EX> / ↑+〔天の力を持つ敵〕特攻状態付与(3T)
アペンド3アサシン攻撃適性
宝具敵単体に超強力な攻撃&敵単体にやけど状態を付与&防御力をダウン&クリティカル発生率をダウン(各5T)<全てオーバーチャージで効果アップ>

最大の特徴は全スキルが“味方単体”を対象にするサポート系であること。

アタッカーへの甲斐甲斐しいサポートを行うまさに嫁、良妻。勿論、自分自身も強化可能。


なお、外道軍師の宝具の弾としても適性が高い。総じて、通常時のような「不沈艦」の如き粘り強さは無いものの、使い勝手の良さで立ち回れる万能タイプと言えるだろう。

神宮の新しい弾頭


関連人物編集

生前編集

カリギュラ

実の伯父にして先々代皇帝。

彼からは「幸せを知ったネロ」と呼ばれ、喜ばれている。


Fate/EXTRA CCC編集

岸波白野

この世界で契約したマスターであり、愛しき奏者。

全プレイヤーを悶絶させた告白剣はこの形態で使用した。


Fate/Grand Order編集

藤丸立香

この世界で契約したマスターにして伴侶(予定)。

幕間にて、任務を「伴侶との共同作業」と称したり、剣を新たに打ち直した際に2人の銘を刀身に刻み込むなど、とにかく花嫁アピールしてくる。尚、こちらは『CCC』の方とは別人であり、月の聖杯戦争に召喚されない世界線の嫁ネロである。


ラーマ

第1部5章で同陣営として共闘。

一人称が被っているという理不尽な理由でライバル視している節がある。


関連イラスト編集

ネロ様~嫁王様~ネロ

センシティブな作品nero bride

センシティブな作品嫁ネロ


関連タグ編集

Fate/EXTRA-CCC Fate/GrandOrder

セイバー(Fate) サーヴァント


セイバー(Fate/EXTRA):『CCC』では同一人物。『FGO』ではイフの存在。


嫁セイバー:もう1つの呼び名。

 

花嫁 ウェディングドレス 拘束具

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