概要
イベント開催期間:2021年3月24日(水)~4月7日(水)12:59
『Fate/GrandOrder』の期間限定イベント。
正式名称は「アキハバラ・エクスプロージョン! ~願いの街と愛を刻まれた彫像たち~」。
『鬼楽百重塔』や『アマゾネス・ドットコム』に続く『塔イベント』の三弾目。
だが、今回は新サーヴァント・ガラテアや新しい概念礼装が期間限定ガチャ排出で追加されている。
同じ秋葉原を舞台としたイベントとして『盤上遊戯黙示録』があるが、そちらは偽物だった為、実質的には今回が初となる。
サブタイトルにある「彫像」はガラテアに関係するキーワードであり(ピグマリオンを参照)、本シナリオの内容にも深く関わってくる。
ストーリー
極小特異点を観測した地は、なんと日本の秋葉原。
そこは忠実の秋葉原と少し違い、何やら異様な空間となっていた。
一行は異変の原因となる秋葉原タワー会館へと向かうが、入館を拒まれてしまう。
―――秋葉原タワー会館での買い物は遊びではない!
彼の地こそ買い物上級者のみ入館が許された初心者お断りの魔境。
秋葉原を極めし者の証を立てるべく、一行は様々な店を巡ってポイントを集める事に……。
前代未聞のお買い物作戦発動―――!
カルデアのサーヴァント総動員間違いなし!
目指せデジタル聖地秋葉原!
リミッター解除でレッツ散財!!!
(公式ページより抜粋)
イベントの仕様
基本の進め方はこれまでの『塔イベント』と同様。
表ステージ前半戦50+表ステージ後半戦50+裏ステージ100の合計200ステージが用意されている。
一桁目が5の階層をクリアすると編成制限のある特殊クエスト「裏アキバクエスト」が出現。なお、このクエストは任意参加であるため、時間や戦力に余裕が無ければ無視しても良い。
表ステージでは10階層毎にストーリーが進み、特に前半戦はゲストサーヴァントのみで戦闘するため、初心者でもここまでは突破できるようになっている。
回復時間は全クラス一律で6時間だが、ガラテアだけは2時間となっている。
ストーリー進行で追加される休憩施設を利用する事で回復時間を短縮可能で、相性が良い施設だとさらに回復時間を短縮できるのも『アマゾネス・ドットコム』と同様だが、今回は施設の数が6個に増加している。
また、ガチャの限定礼装を装備させると攻撃力を上げる事ができるが、装備サーヴァントのレアリティが礼装のもの以下でなければ適用されない。
なお、塔イベ故か登場する敵の種類が過去最多であり、イベント限定の敵は勿論、果てには過去に登場した、ちびノブも全種類登場する。
さらに秋葉原という場所柄ゆえか、一部の「裏アキバクエスト」には疑似リアル脱出ゲームだったり、スキル説明が某TCGのテキスト風だったりとネタに振り切ったとしか思えないステージも登場する。
登場人物
新サーヴァントにして今回の主役その1。
秋葉原に現れたはぐれサーヴァントで、特異点の原因で愛しの王…かもしれない「造形王」に合うべく奔走する。
二大オタク化英霊の片割れで今回の主役その2。憧れの地である秋葉原と聞いてテンションを上げ、普段よりも積極的に行動している。
今回の主役その3。
未来かつ激変した世界観の秋葉原に住んでいた女子中学生。自身の知る街とは違ったものの、異文化交流のつもりでエンジョイしていく。
なお味方から思わぬ流れ弾を食らったりする。
今回の主役その4。
サブカルの街に興味を抱き、特異点にフライング密行。自慢の財力と商才で爆発的にネロブームを広めるも、その人気を黒幕に利用されてしまう。
- 造形王
人形に命を与え、人と人形が共存する秋葉原を作り上げた謎の存在。
超高層化したタワー会館の頂上にいるらしく、そこを目指す事がカルデア一行の目標となる。
ネロが用意した等身大像が生命を与えられ、街の人気アイドルになったもの。
本物と性格が異なり、キャピキャピした口調で、歌も酷くない。
造形王とは違った意味で謎めいた存在だが、その正体は……
余談
2018年夏の「サバフェス」以来となる同人誌文化を取り扱ったイベントで、同様に寄り道シナリオや背景へ仕込まれた小ネタに対する気合いの入りようが半端ではない。
特に一部のステージでは、過去のイベントの小ネタが仕込まれている。
これは元々TYPE-MOONの原点がそこだった事に他ならない。