概要
剣士の英霊。
「三大騎士クラス」の一角で、バランスが取れた能力から「最優」と称されるサーヴァント。
魔力、幸運を除いた身体能力系の値が軒並み水準以上で別クラスからセイバークラスになった者は身体能力系のステータスが前クラスより上がる傾向にある。
「最も優れたサーヴァント」という評価はもともと冬木の聖杯戦争において常に最後まで勝ち残った実績からきた物。
クラス特性として最高の「対魔力」とある程度の「騎乗」スキルを保有する。神秘に縁の無い沖田がEランクとはいえ対魔力を持っているのは、セイバークラスの恩恵によるもの。
配属基準は「剣または剣技にまつわる武勲や逸話」を有するかどうか。また、最優の名にふさわしい霊格の是非も基準となる。
いわゆる「主人公属性」を持つ点から、作品の顔役を担う者が多いのも特徴である。
軒並み顔がそっくりだが、社長の趣味のせいなのであまりツッコんではいけない。
某妹氏「けっきょくセイバーじゃねーか!ぶっとばすぞ武内!!」
あと「ビーム出せないセイバーはセイバーじゃない」とか言われる事もあるが、別にそんなことはない。
クラス別スキル
対魔力 | 魔術に対する抵抗力。 |
---|---|
騎乗 | 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。 |
基本ステータス
筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 |
---|---|---|---|---|
A | B | B | C | D |
『Fate/stay night』
不可視の剣を武器に雄々しく戦う少女剣士。
元祖セイバーであり、単に「セイバー」というとこのセイバーを指すことが多い。他セイバーと区別して「青セイバー」とも。
詳細はセイバー(Fate/staynight)を参照。
セイバーが聖杯の泥によって変質した姿。
反転した黒き暴君であり、戦闘においては冷徹な殺戮機械と化す。
詳細はセイバーオルタを参照。
『Fate/Zero』
「stay night」のセイバーと同一人物だが、性格や過去に少しの差異がある。
詳細はZeroセイバーを参照。
『Fate/unlimited codes』
青セイバーの2Pカラー。
FGOでは「選定の剣を抜いた騎士王の本来はあり得ざる修行時代の姿」として登場。
詳細はセイバー・リリィを参照。
『Fate/EXTRA』
プレイヤー側のセイバー
赤く豪奢な舞台衣装に身を包んだ小柄な少女。通称「赤セイバー」。
詳細はセイバー(Fate/EXTRA)を参照。
敵側のセイバー
陽光の下で絶対的な力を発揮する白き忠義の騎士。
マスターの方針により真名を隠していない。
詳細はガウェイン(Fate)を参照。
『Fate/EXTRA CCC FoxTail』
携帯電話に鞄を携えた女学生風の少女。狐耳はキャス狐からパクった後付け。
ギャルな口調もありファンの間で「JKセイバー」と呼ばれる。
詳しくはセイバー(FoxTail)を参照。
『Fate/EXTELLA』
自らを「殺戮の機械」と称す理性的な戦士。しかし、どこか「空虚」を感じさせる。
詳細はアルテラ(Fate)を参照。
『Fate/EXTELLA-LINK』
白銀の鎧に青のマントを纏った少年騎士。
「カッコイイかどうか」に行動と美的基準を置く幻想の王。
詳細はシャルルマーニュ(Fate)を参照。
アルテラが少女として生まれ変わった姿。セファールの幼体。
詳細はアルテラ・ラーヴァを参照。
『Fate/Apocrypha』
黒のセイバー
不死身の肉体と高潔な精神を持ち合わせる、万夫不当の剣士。
詳細はジークフリート(Fate)を参照。
赤のセイバー
物々しい鎧に身を包んだ少女剣士。「叛逆の騎士」の名の通り、反骨心の塊。
詳細は赤のセイバー及びモードレッド(Fate)を参照。
『Fate/Prototype』及び『蒼銀のフラグメンツ』
『staynight』セイバーの元となった、いかにも「王子様」な風貌の男性騎士。
詳細は旧セイバーを参照。
『Fate/strange Fake』
古い西洋の王侯を思わせる騎士風の青年。
セイバー以外の六騎しか存在しないはずの「偽りの聖杯戦争」に召喚された七騎目のサーヴァント。
詳細はセイバー(strangeFake)を参照。
『コハエース』
農民から天下人にまで至った戦国三英傑の一人。
詳細は豊臣秀吉(Fate)を参照。
『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』
大正スタイルの着物に刀を携えた和風な少女。
朗らかな性格から一転、戦いとなれば冷徹な人斬りへ変貌する。
詳細は桜セイバーを参照。
「『Fate』を終わらせる」という負の想念がサーヴァント化した存在。もしくは抑止の守護者。
詳細は魔神セイバーを参照。
『Fate/Grand Order』
第1部 Observer on Timeless Temple
男とも女とも判別付き難い容姿で暗躍したスパイ騎士。
詳細はシュヴァリエ・デオン(Fate)を参照。
オルレアンの乙女と共に戦った騎士。外道に堕ちる前の青髭。
セイバーとしては珍しく、刀剣に関わる逸話を持たない。
詳細はジル・ド・レェ(セイバー)を参照。
皇帝の由来でもあり、優れた統治者として名を馳せた大英雄。
本来は指揮官クラスのようだが、今回はセイバーとして召喚されている。
詳細はガイウス・ユリウス・カエサル(Fate)を参照。
ギリシャ神話で大冒険を繰り広げたアルゴー船の船長。
ロクデナシでありながら、英雄としての輝きも秘める不思議な男。
詳細はイアソン(Fate)を参照。
カラドボルグの使い手である大英雄。
クランの猛犬の養父であり剣の師匠でもある。
詳細はフェルグス・マック・ロイ(Fate)を参照。
インド二大叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公にして、創造神ヴィシュヌのアヴァターラの一つ。
本来は弓兵だが、今回はセイバーとして現界している。
詳細はラーマ(Fate)を参照。
湖の騎士にして裏切りの騎士。
アーサー王の心腹の臣であり、円卓において最優の戦士。
詳細はランスロット(セイバー)を参照。
アーサー王の人としての安寧を願い、最期まで仕えた忠節の騎士。
本来は剛腕で知られる槍兵だが、そのセオリーから“ある事情”で外れている。
詳細はベディヴィエール(Fate)を参照。
シャルルマーニュ十二勇士の一人。
2019年クリスマスイベントにてクラスチェンジしたアストルフォ。
詳細はアストルフォ(セイバー)を参照。
気ままな生を信条とした軽い態度の青年。
無敵流を自称する、型を持たない無形の剣。
詳細は斎藤一(Fate)を参照。
第1.5部 Epic of Remnant
二天一流を極めし大剣豪。
見ての通りの女剣士だが、それ以上に複雑怪奇な経歴を持つ放浪者(ストレンジャー)。
詳細は宮本武蔵(Fate)を参照。
三代将軍に仕えた、「剣術無双」の二つ名を持つ老剣客。
詳細は柳生宗矩(Fate)を参照。
ぶっきらぼうな刀匠の老人。彼が打ち付けた刀は徳川を畏怖させる逸話が流布している。
今回はある若者を依り代とした疑似サーヴァントとして現界している。
詳細は千子村正(Fate)を参照。
第2部 Cosmos in the Lostbelt
類稀なる叡智を持つ北欧神話における竜殺しの大英雄。
合理的という理由で、剣や短剣を投擲する戦法を好む。
詳細はシグルド(Fate)を参照。
北欧神話を終焉に導いた炎の巨人王。本来の歴史以上の災厄へと成長した異聞存在。
詳細はスルト(Fate)を参照。
後世では「ベトナムのジャンヌ・ダルク」と呼ばれた姉妹英雄。
詳細は徴姉妹(Fate)を参照。
仮面で顔を隠した東洋風の中国剣使い。
絶世の美男子とされ、史書でも「音容兼美」と評されている。
詳細は蘭陵王(Fate)を参照。
2019年お正月イベントにて登場。
民間伝承の担い手にして、地獄の獄卒を務める抜刀術の達人。
詳細は紅閻魔(Fate)を参照。
王妃でありながら、銃と剣を携え、自ら先頭に立ち民を導く戦士。
「インドのジャンヌ・ダルク」と名高き指導者の一人。
詳細はラクシュミー・バーイー(Fate)を参照。
ふたご座として有名なギリシャ神話の双子英雄。セントエルモの火と謳われし導きの双神。
詳細はディオスクロイ(Fate)を参照。
頼光四天王の筆頭を務める、日本最高峰の鬼殺し。
詳細は渡辺綱(Fate)を参照。
酒呑童子の別側面であり、災害竜・八岐大蛇の分霊である古き神。
詳細は伊吹童子(Fate)を参照。
獣じみた荒々しさを持つ屈強な女騎士。
太陽の騎士の名を与えられた、似て異なる異聞存在。
詳細は妖精騎士ガウェイン及びバーゲスト(Fate)を参照。
絶世剣デュランダルの担い手であるシャルルマーニュ十二勇士最強の騎士。
時折恋愛関係で大暴走し裸になるのが玉に瑕。
詳細はローラン(Fate)を参照。
絶世の美男子にしてフィオナ騎士団随一の騎士。
ランサーとしての召喚時よりコストは高い。
詳細はディルムッド・オディナ(セイバー)を参照。
季節限定サーヴァント
2016年ハロウィンイベントにて登場。
いろいろあってキャスターとランサーのエリザベートが合体した姿。
詳細はブレイブエリザを参照。
2017年水着イベントにてクラスチェンジしたフラン。
カタコトながら会話可能。だが、暑さに負けて常時気だるげ。
詳細はフランケンシュタイン(水着)を参照。
2018年水着イベントにてクラスチェンジしたメイヴちゃん。変わらぬ悪女さで、グラビアアイドルへの道を突き進む。
詳細はメイヴ(水着)を参照。
2019年水着イベントにてクラスチェンジした葛飾北斎。
四刀流を武器に戦い、仙女を夢見る若かりし日の姿。
詳細は葛飾北斎(水着)を参照。
2020年水着イベントにてクラスチェンジした巴御前。
VR新陰流を会得したヴァーチャル剣士。
詳細は巴御前(水着)を参照。
2020年クリスマスイベントにてサンタとなったカルナ。
作中初の男性サンタであり、剣士ならぬ拳士。
詳細はカルナ〔サンタ〕を参照。
2021年水着イベントにてクラスチェンジしたまじんさん。何の因果か、擬人化した愛刀と夏を満喫する抑止の守護者。
詳細は沖田オルタ(水着)を参照。
コラボイベントにて登場
『空の境界/the Garden of Order』より参戦。
彼女が擁する「陰」「陽」二人の人格が認識していない第三の「両儀」の人格。
詳細は「両儀式」を参照。
未実装サーヴァント
暴力性と知性を兼ね備えた反英雄。
ある組織の設立を担った一人だが、追放され歴史の影に消えた悪漢。
詳細は芹沢鴨(Fate)を参照。
『Fate/Requiem』
守護の円盾と、最も聖なる騎士の心情を捨てたとされる反転の剣士。
詳細はギャラハッド・オルタを参照。
『Fate/GrandOrderArcade』
“クランの猛犬”を名乗る前の、幼き日のクー・フーリン。
詳細はセタンタ(Fate)を参照。
第23代目テンプル騎士団総長にして、最後の総長。
詳細はジャック・ド・モレー(Fate)を参照。
『マンガで分かる!Fate/Grand Order』
アルトリアが念を込め(少しずつ食べた)たうどん生地から生まれたサーヴァント。
生まれる前の状態で召喚された胎児で、妊婦は母体。
詳細はマンガで分かるセイバーを参照。
『氷室の天地 Fate/school Life』
ベトナムの後黎朝大越国の初代皇帝。湖の精から剣を授かったという伝説を持つ。
詳細は黎利(Fate)を参照。
その他公式で適性があると明言されている英雄
登場作品 | 真名 | 召喚されたクラス |
---|---|---|
Fate/stay night | ヘラクレス | バーサーカー |
クー・フーリン | ランサー | |
Fate/Apocrypha | スパルタクス | バーサーカー |
Fate/KOHA-ACE | 岡田以蔵 | アサシン |
Fate/GrandOrder | ヘクトール | ランサー |
ベオウルフ | バーサーカー | |
トリスタン | アーチャー | |
源頼光 | バーサーカー |
余談
勘違いされがちだが、セイバーという単語そのものには剣士という意味はなく、単純に刀剣を指す。接尾語としての「er」が「何かをする人」である為、そこから「剣士」という発想に至ったのかもしれない。なお、実際の英語では剣士は『フェンサー』と表記する。
ちなみにネーミングは『サンダーフォースIII』のショットの一つ『セイバー』から着想を得ている。
ある程度武器の融通が利くアーチャーとは異なり、基本的に持って来れる武器は剣のみ。
ラーマやシャルルマーニュのように、スキルにより剣以外の武器を持って来ているパターンもある一方、スキルなしで銃を所持しているラクシュミーのような例外もいる。
多くは持ち込んでいる剣そのものが宝具だったり、剣を用いた技などが宝具として設定されるが、剣ではなく「生前の武勲」等が宝具となっているサーヴァントも存在する。
宝具の剣を通常武装として用い、真名開放する時だけ秘められた力を宝具として行使するという事も多い。
最優を謳うだけあり、FGOでは基本7クラスの中で長らくレアリティ★3以上のサーヴァントしか存在しないクラスとなっていたが、2019年8月の4周年アップデートにて星1・2の新規サーヴァント追加に伴い、待望の星1セイバーがようやく登場した。
関連タグ
Fateシリーズ サーヴァント
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三大騎士クラス 三騎士 Wセイバー