弁明は聞かぬ。
ただ舌を出せ。
プロフィール
※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するセイバークラスのサーヴァント。
第2部7章『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』にて登場する黒化英霊。ノウム・カルデア陣営として召喚された紅閻魔がカマソッソによって変質した姿であり、彼が使役する『冥界の番人』として立ちはだかる。そして、ストーリー後半ではあの最強生物に一矢報いることに……
ストーリー上では『紅閻魔・オルタ』、戦闘時のエネミー名は『朱瑞鳥・紅閻魔』となっている。
モーションは完全新規であり、霊衣開放ではなく別キャラ扱いだが、プレイアブル化はなし。
人物
かつての黒化牛若丸とは異なり、成長した姿に変異しており、舌っ足らずな口調も無くなっている。親記事の真名頁にあるように、彼女には童女以降の時分など存在しないのだが、劇中では今後閻魔大王の名代として更なる成長を遂げた「未来の前借り」なのではと推察されている。
カマソッソいわく『オレですら手を焼く地獄鳥』『魂の緒を断つ火焔女帝』。
冷酷無慈悲に罪人を斬り、たとえ自分の事を知る者が相手でも私情を挟まない。コヤンスカヤが感じた印象は「社会のすべてを信じられない目をした健康発育不良少女」。
その一方で、元の公平さや世話焼き精神も少し残っているようで、「特別に朝食を出してやろう」と言う場面もある。
能力
元の紅閻魔同様、卓越した閻雀抜刀術の使い手。此度手にする刀『絶剣・針山剣』は御仏より賜ったもので、その重さは一万三千五百斤(約8t。如意棒と同じ重さ)。
罪の重さは心が決める為、相手が善人である程一瞬で切り裂かれ、悪人である程切れが悪くなるので惨い死に様を晒す。彼女が管轄する冥界域は仏教における「地獄」の性質を持っているため、刑期を終えるまでは何度死んでも蘇り、冥界より外へ逃れる事もできない無限ループとなる。
その霊基規模はラスプーチンによると神霊級で、霊基出力が落ちているとはいえあの地球大統領ですら悪寒を感じる程。一方でコヤンスカヤ曰く、斬撃の規模が巨大化した代償か精密性が低下しているようで、かつての「最小・最速・最短の居合」に比べて細やかな部分が粗雑になっている。
モーション中では、神速の一閃と同時に十字に斬り裂く、攻撃の軌跡から噴出する様に業火を放つなど、抜刀術をより大規模、大威力にした剣技を披露している。
保有スキル
心眼(偽)(?) | 自身に回避を付与(1T)。 |
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閻雀抜刀術奥伝(?) | 自身のクリ発生をアップ(1回)&クリ攻撃時、「対象に低確率で宝具封印する状態」を付与(3T) |
十王代行(?) | パッシブスキル。攻撃時、対象に中確率で即死を付与。 |
攻防共に強力なバフで固めており、特に攻撃面は常時即死つきの通常攻撃+特攻4種付きチャージ攻撃という鬼畜ぶり。スキルや礼装で対策をしないとどんどん味方を即死させられてしまう上にチャージ攻撃は2重で特攻を受け易く、しかもブレイク1回目で即チャージ攻撃を放ってくる。
さらに2回ブレイクすると混沌と悪に対し防御力アップを張ってくる。
相性の良いサーヴァントには、有利クラスかつ防御強化を剥がしつつ地特攻を刺せるケイローン、サポーターに味方全体へ即死無効を配れる鬼女紅葉などが挙げられる。所持していない場合は強制出撃のゲストを活用するとよい。
宝具
阿鼻叫喚、無間地獄(あびきょうかん、むげんじごく)
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
エネミーとしての戦闘の際に披露するチャージ攻撃。
モーションでは、刀の振りに合わせて剣山の如き冥界域を丸ごと操り、山ごと斬撃に使用する。
効果は【自身に秩序・混沌・善・悪特攻を付与(1T)&敵全体に攻撃】。
関連人物
先に異霊化させられたカルデアのサーヴァント。
性格の変化に加えて、被せられた仮面の影響で半ば暴走したような状態に陥っていた。
紅閻魔を異霊化させた張本人。
ソチナトルと比べ制御が利かず持て余している節があり、紅閻魔・オルタの接近を察して撤退するなど彼女を避けているような描写がされている。
カルデアの味方になった獣の欠片の片割れ。
闇の方と同じく幼い方の紅閻魔が大変好みだったが故に、変貌ぶりを見たショックで悪女ムーブが砕けて号泣。元に戻す為に賢王から提供された薬を手に大立ち回りを演じたが、この時紅閻魔はコヤンスカヤの行動にエセ侍を見たようなリアクションをしていた。直後にハートの形をしたアイリスアウトからのSEという演出が入ったことと、闇の方のマイルーム会話を考えるとつまり……?
前述のゲストとしてしれっとカルデアに加勢していた人。気配遮断で隠れながら戦っていたのか編成枠を使って参戦していたにもかかわらず誰も彼に気づかなかったという異様な状況になった。
これはメタネタでは無く、後に彼から「死の概念を与える」権能を貸与されている。