※なお、元ネタのシーンは物語終盤でありネタバレ要素を含むため、詳細をなるべく簡潔にして記載する。
元ネタだー!!!!
福地翼の漫画『うえきの法則』の16巻74ページの1コマ目で、主要人物の1人である森あいが、キルノートンに向かって「変態だ——!!!!」と叫んだシーン。なお、正確な感嘆符の数は4つである。
そのインパクトと汎用性から、別の人物でトレスされたりAAが作られるなど、ネタ画像として発展していった。
テレビアニメ版でも49話でこのシーンが披露された。原作が横を向いているのに対し、こちらは真正面を向いた状態で発言している。
前後の展開だー!!!!
森あいの前に突如、キルノートンが現れる。そして彼は真剣な眼差しで、彼女に向かってこう言った。
キルノートン「…僕を……… メガネ好きにしてください…」
それを聞いた森は—
森「変態だ——!!!!」
と泣きながら大絶叫し逃走してしまうのであった…。
発言の真相だー!!!!
彼は自分の仲間がピンチで助けに向かいたいが、「戦っても100%負ける」という計算結果で体が拒絶反応を起こして向かう事が出来ない。
そこで森の能力を利用して自らを洗脳させ、無理矢理にでも仲間の元へ行くように仕向けてもらいたく彼女の前に現れたのである。
しかし、それらの説明を省いて「メガネ好きにしてください」とだけ唐突に言ったため、事情を知らない森には意図が全く伝わらず、前述のシーンが生まれたというわけである。
歴史は繰り返すんだー!!!!
そしてうえきの法則完結から数年後…
同じ作者の漫画である『タッコク!!!』2巻にて、丸の内ガクに愛を求めた菅原ギガが「変態だー!!!」と言われた。ただし、こちらは台詞だけで、だれが発言したかははっきりしていない。
さらに、『サイケまたしても』13巻にて、主要人物の1人であるアナ・エガートンが、敵に対して「変態だ——!!!」と、森とほぼ同じ表情&構図で発言した。(但し、こちらは感嘆符が4つから3つに変わっている。)
まあ…アナの対戦相手が『痛覚操作』持ちであり、『痛み』を『快感』に変えるというドン引きな能力だから仕方ないのではあるが…(おまけに、上記のキルノートン以上に問題点が目立っている人物だが、こちらもネタバレ要素を含むため、本編参照。)
因みにアナは過去に『ロリコンだ——!!!』と似たような言葉を(心の中で)発した事もある。
何かと変人と戦う事が多い…頑張れ。
関連イラストだー!!!!
関連タグだー!!!!
「変態だ」- 2016年公開の「青春ロックポルノムービー」(※公式HPより原文ママ)。企画・原作:みうらじゅん、監督:安齋肇、主演:前野健太。上記作品群との関連はほぼ無いが、作中で「変態だーー!!」という台詞が出てくる。
タマネギ部隊 - パタリロ・ド・マリネール8世配下の部隊。メガネで口が菱形と共通点が多く、この顔で絶叫することもしばしば。