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オレの名を語るがいい


死の源泉にして冥界の王、カマソッソとな!


試すがいい、その恐怖の神髄を!


プロフィール編集

真名カマソッソ
クラス???
性別男性
出典マヤ神話/Fate/GrandOrder
地域南米異聞帯
属性?・?・獣
ILLUST兔ろうと
CV檜山修之

※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。


概要編集

Fate/Grand Order』に登場するキャラクター。

第2部7章『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』にて現れ、凶暴かつ迷惑な敵対者としてカルデア陣営の前に立ちはだかる。


彼自身は、同異聞帯支配者たるククルカンにもテスカトリポカにも阿るつもりは毛頭なく、己の考えと欲望のもと気ままな第三勢力として振る舞っている。最終的には両者に替わって、自分が地底世界ミクトランの王になるつもりらしい。


真名編集

マヤ文明の創世神話『ポポル・ヴフ』に登場する蝙蝠の悪神、カマソッソ。(発音は「フルボッコ」ではなく「キャビネット」と同じ)

双子の英雄フンアフプーとイシュバランケーを妨害する敵役として登場する。


人物編集

手脚が異様に長く、複雑な形状の翼を生やし、露出の多い民族衣装に身を包み(布らしき物は『前掛け』のみである、作者曰く背後まで回ってない)、巨大なを携えた、褐色肌な長身の怪人。

かなり剣呑な見た目だが、イラストレーター曰くこれは彼なりのフィジークで、バキューム(みぞおちを引っ込めた状態)、長髪(ツインテールにしている事がイラストレーターによって明かされた!)、刺青、ギザ歯といったこれらの要素は「マヤ文明の基準で」美男子の条件であるという。

参考(ナショナルジオグラフィック『第3回 儀礼と風習からみるマヤ文明の精神世界』より)


一人称は「オレ」、または「カマソッソ」

この違いについて前者は彼個人、後者は神目線で意見を述べているから、という考案がある。


自分の名前に「強大なる」などの枕詞をつける、前口上を必ず付けるなど、会話、独り言問わず大仰な言い回しが特徴的。

基本的には残虐なサディストだがやや気分屋。

健忘癖があり、理由をつけて楽しいことを追い求める享楽的な性分なため、勢いで生きていると呆れられることも。

好きな色は闇のような「紫」。そして闇のような赤、即ち「褐」色。


人間を「猿」「糧」と呼び見下しているが、人類には「糧ゆえ滅んでは困る」という歪な理由なれど好意的で、人類史の根絶を良しとしていない。

カルデアに敵対する理由も「汎人類史の打倒」ではなく、神として試練を与えるというスタンスで通している。


能力編集

蝙蝠の神なだけあり、空を飛び短時間で半径50km圏内から離脱する機動性と、誰にも気づかれることなくキングプロテアに深手を負わせる隠密性・攻撃力を併せ持っている。

また、死霊を使役する力があり、バトルでは巨大ゴーストを自分の代役として嗾け、おびただしい数の死者(スケルトン系エネミー)をぶつけてくる。


南米異聞帯突入の際に主人公がテスカトリポカへの代価として渡したはずのカルデア式令呪を所持しており、これを使ってカルデアが召喚したサーヴァントの霊基をオルタ化させることが出来る。


ディノスからは基本天敵のいない自分たちを凌駕する肉体性能及びその在り方故に「死神」「死の影」「夜より恐ろしいもの」と呼ばれ恐怖の対象として恐れらているがその理由だけではないようで……。


宝具編集

日輪拝めぬ斬首鎌編集

  • ランク:不明
  • 種別:不明
  • レンジ:不明
  • 最大補足:不明

「シバルバーの大鎌よ!!」


終盤で彼本人と戦う際に見せるチャージ攻撃。

無数のコウモリを集めて巨大な大鎌を形成、振りかぶって思いっきり斬り捨てる。


関連人物編集

藤丸立香

「カルデアの神官」と呼び、興味を抱いている。

あわよくば/彼女を殺害し、自分が『人類最後のマスターになり替わろうと企んでいるが……

彼/彼女の言葉が逆鱗に触れた際でも、評価自体は割と高めだった。


テスカトリポカ

アステカにおいて最強の神。

カマソッソに言わせれば、彼は「縄張り(世界)を守る気もなく、現在(イマ)にしか興味のない愚神」との事。ミクトランでは対等に取り引きする関係で、ある理由から汎人類史の知識を要求した為、知識を対価にテスカトリポカとは争わない事を承諾した。


蘇生の担保として受領した主人公の令呪を欲しがった為、カマソッソに横流ししたまではよかったが、まさか自分がマスターになる為に使うとまでは予想できず、第三冥界の惨状とそれによる全く意図しない自分への甚大な遅延被害を見て愚痴をこぼす羽目に。


カマソッソの力は評価しており曰く「最高、アステカなら自分の方が強いが、南米異聞帯では向こうの方が強い。最強と言っていい」「令呪で遊んでるうちが華、オモチャがなくなれば、いよいよ本性を出すだろう」とのこと。


ククルカン

対立関係にある神だが、彼女からは重要視されている素振りはない。

しかし彼に言わせれば「未来(カナタ)しか見えぬ冷神」との事。


ORT

600万年前にその脅威を味わった事があるらしく、目覚めさせようとしている今回の件を「無知の罪にも程がある」と称している。


ニトクリス

死霊を使役するカマソッソに対して、こちらはミイラを使役する女王。

とある理由から彼女に対し、凄まじいまでの執着を露にしている。


アンリマユ

細かな刺青に黒化英霊製作の先輩。


デイビット・ゼム・ヴォイド

交戦し勇者と認めた相手。

彼の背後にあるモノについても感づいており、後に主人公に助言をする。

なお彼の血はとても不味いとのこと。


ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア

TYPE-MOON中の人繋がりであり、「令呪を用いて契約したサーヴァントを変質させた」という共通点を持つ。



余談編集

絵師が発表された当初は実装するのかNPCで終わるのか不明だったため、当然プレイアブルを望む声も上がったが、一方でマスター間ではアンリマユ伊吹童子を足したレベルの細かすぎ&作り込み過ぎのビジュアルから、「(もし実装となるとカノウさん含めた制作チームが死んじゃうので止めた方がいい」という複雑で切実な心境がSNS上でもちらほら見られている。


そのクセがある性格と自由人な振る舞い、暗色のデザイン、ファーストインプレッションで股間を見せつけるなどのキャラクターは一部マスターの性癖をガッチリ掴んでおり、某サモ何とかから迷い混んだキャラクターともいわれている。


Lostbelt No.7前編では主人公の令呪を使ってカマソッソがオルタ化したサーヴァントがポンポン出てきたため、オルタ好きのファンやオルタ化した元々のサーヴァントのファンの中には、カマソッソを讃えて彼をオルタ職人偉大なるカマソッソ統括Pなどと呼ぶ人もいる。



後にCVが判明すると、中の人の前歴から勇者王と呼ばれることになった。しかしこのあだ名は単なるファンからの呼称に留まらず……(詳細はネタバレのため下部へ)


関連イラスト編集

FGO:カマソッソカマソッソさん偉大なる王シバルバーの大鎌よ


関連タグ編集

Fate/GrandOrder 黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン

マヤ神話 蝙蝠 コウモリ 死神




























第2部7章後編のネタバレ注意
















ダ・ヴィンチ「(霊基出力……いや、霊基反応が急速に増大していく……!10万……100万……1000万……1億……!?)」


ダ・ヴィンチ「(複数の霊基を持つ、どころの話じゃない……!カマソッソの中には、1億以上の霊基が混濁している!)」


「カルデアの神官。名前はどうでもいい。オマエに、オレは親近感を持っていた。」

                  

「オマエは人類最後のマスターらしいな。

  ・・・・・・ ・・・・・・・

 その気持ちは、オレにも分かる。」


「……いや、分からない。それは忘れた。戦いには不要なものだ。王者には不要なものだ。」


「人類最後の戦士には、不要なものだ。」


「─────オレの名を語るがいい。」


カーンの勇者。蜘蛛殺しの蝙蝠。王冠を捨てし王。


臣民全てを生贄にしなければ世界も救えなかった弱き者。


マシュ「─────霊基パターン、ビースト─────まさか……そんな……」


いざ試せ。カマソッソの鮮血を。カーンの民が身を投げた地獄の底(シバルバー)。


その恐怖の真髄をな!!!


-- 人類悪 忘却 --


最後の勇者



その正体はテスカトリポカが召喚した汎人類史の神霊ではなく、この異聞帯で600万年前にORTを打ち倒し、地に沈め心臓を抉り出した、勇者王と讃えられしカーンの王。

すなわち元人間で、冥界蝙蝠が神に昇華した汎人類史とは、生まれた種族まで違っている。(これはたちにも共通していることであるが。あとこのにも)


ディノスたちの台頭で長い間哺乳類は進化できなかったが、一つ目の太陽が消滅し光合成ができなくなったディノスたちが眠りについた後、新たに覇者となったのが太陽が無くとも地熱があれば生きていける哺乳類。ひいてはヒトたちである。その中でも、ヒトの王国として最も栄えたのがカーン王国であった。その歴史は10万年にもなる。

その技術力は、末期にはストーム・ボーダーに近い飛行船を作成するほど。


しかしORTが再度復活してしまい、ディノスたちもオセロトルもいない時代で、カーン王国はORTとの戦いを孤立無援の状態で強いられる事となった(この異聞帯においての地球意思であるマィヤは、その出自故にディノスの味方しかしてくれない)。


カーンの兵士達は自らを不死身の肉体に改造して、最後の一兵になるまで戦い、ORTを最下層まで追い込むことに成功した。しかし相手は文字通り次元の違う宇宙生命体であり、カーン王国は滅亡寸前となる。

そして、最後の苦肉の策として、全国民をリソースとして王であるカマソッソに集約し(後に明らかになった情報では精霊たちの力も注ぎ込まれていたらしい)、最後の人類となったカマソッソはORTを打ち倒しその心臓を抉り出した。


一点、ただ一点ッ!!!


カーンの王


ORTの心臓は後にマィヤによって新しい太陽に加工され、光合成ができるようになったディノスたちは復活したが、カマソッソ一人を残してカーン王国は滅亡した。カマソッソは自らのことを『民を犠牲にしなければならなかった弱者』と自嘲しており、600万年の間死ぬこともできず、民の名前や人生を自発的に忘れて狂い続けていた。


戦士達よ、市民達よ!

命を捧げるほどの王だったのか?

家族を捧げるほどの国だったのか…!?

であれば……!!であるのならばぁぁぁッ!!!


主人公たちの前でいちいち「強大なるカマソッソ」と自賛していたのは、自分を讃えてくれる民がひとりも生き残っていないためという壮絶な理由からであった。

カマソッソに『お前はORTを倒したのか?』と問う事は、「カーン王国全ての犠牲と引き換えに達成した自らの所業、総ての民を犠牲にしてまで手に入れた結果への疑念」に他ならず、実際に問いかけた主人公に対して『その発言はカーンを辱める暴言であり、暴言には暴力で返答する』と激怒して主人公達に真の姿を晒す。

プレイヤーにわかりやすく言うならば、そこらの野良魔術師が「お前が人理修復したって?しかもビーストを完全討滅した?ロードでも出来るかわからないのにお前みたいな三流が出来るわけねぇだろ、ホラ吹いてんじゃねーよ」等と罵ってきているも同義である。(もっといえば、二部一章にてカドックがロクに当時の状況も知らない状態で「お前で出来るなら僕たちならもっと上手くやれた」と宣ったのと同じ状況であり、その時殆どのプレイヤーが感じたであろう不快感以上のモノを彼は感じたと言えばどれだけの暴言と捉えられたかは想像に難くないだろう)


その身に宿した1億以上もの霊基、竜と蝙蝠を掛け合わせた様な異形の巨躯、ミクトランに起きた人類史の代表であり、この異聞だからこそ成立した人類悪であり、全人類を救うために全人類の命というリソースを自分に集約するしかなかった異星の神にすら届き得るたった一人の人間の成れの果て、それこそが「忘却」の理を背負ったビースト、第七異聞帯のカマソッソの真相である。


太陽がなくなろうが、ORTの手で惑星が壊れようが、

すべてを忘れてしまえば、過去など"何も"なかった事になる。

何の苦しみも憂いもない、自らの影すらない、"今"が永遠に続くのだ。


彼との戦闘ではビースト戦ではおなじみの固有の演出が入るが、初戦では忘却の部分に文字が次々と切り替わる形でノイズがかかっており、一時停止などをしてよく見ると「救世」「免罪」「憐憫」「犠牲」と思われる文字が確認できる。

また、ビーストは一体現れると他の六体も必ず連鎖召喚されるモノだが、彼及びミクトランの場合既に他に人類はおらず、彼が最後の人類にして最初で最後のビーストであるためか他の獣性を司るビーストが誕生できず、結果として不完全なビーストと化しており、Ⅰという文字が破損しiか:の様な形状になっている。


死や絶滅すら「いずれ来るもの」として抗わずに受け入れるディノス達が唯一彼を恐怖した本当の理由は「カーンの歴史の全てを礎にして再誕した太陽を(結果的に)簒奪した事」「当時ORTとカーンの戦いにディノス(マィヤ)は手助けしなかった事」への無意識の後ろめたさと、「霊長(この世界ではディノス)の天敵にして倒さなければならない敵たるビーストである事実(つまり、全てが平等のため比較や差別をしないディノスにとってビーストのような"不倶戴天の敵"、"討ち滅ぼすべき存在"、"乗り越えるべき脅威"、は理解できない概念に属する存在なのである)」こそが理由であった。


ニトクリスに遭遇してから(「欲する事はない」と言いはしたが)彼女に執着するようになるが、それは彼女が扱う死霊の使役術は召喚対象……つまり己の国の民の名を全て覚えた上で召喚するものであるため。そして、彼女が生前に敵討ちを成した後に自害したこと、すなわち「己の存在を掛けて行った行為を罪と認識している」ことを知ったためである。


これは全国民の命を捧げられて不死となった事実を、民を忘れなければ耐えられなかったカマソッソとは真逆の在り方、生き様である。それはカマソッソにとっては衝撃的なものであり、同時に「罪を背負いながら生きる」という、己に出来ない事を(若くして死んだとはいえ)成し遂げた誇るべき姿でもあった。


圧倒的すぎる力を持ったビーストだったが、ニトクリスがそんな誇るべき姿を捨ててでも行ったオルタ化、そして戦闘前に何気なく口走っていた賭けによって冥界の主の権利を奪われ、在り方を支えていた忘却を禁じられてしまった事で精神を激しく揺さぶられる。


冥界というホームグラウンドのサポートも得られなくなった事に加え、実は令呪3画を使ってオルタサーヴァントを量産した代償で魔力不足に陥っていた事などの要因が重なり、遂にカマソッソは討ち倒された。






……ああ、しかし。

思い出せる、とは、いい事だ。

過ぎ去った時間が目の前にある。

失ったものが何度でも何度でも、美しく蘇る。

Beast


─────なるほど。

─────永劫とはいかないが─────

─────過ぎた後も生き続けるとは、こういう事か。



彼の偉業も、彼の苦しみも、知る民はもう1人も生きておらず、不死ゆえに死ぬことも許されず、自分のために身を捧げてくれた民を常に忘れ続けなければ、彼は今日まで生きてこられなかった。

そんな彼が、「自分の成したことを誰かが覚えていてくれるという幸福」を知ったのは死ぬ間際であった。


そして、カマソッソがORTの心臓を抜き取った事でカルデアは大きく弱体化した状態のORTと対峙することができた点を考えると、過去の行いが主人公達を救う事になった7章の影のMVPといえる。

サーヴァント達をオルタ化させ、変質した冥界に解き放った迷惑行為も、最終的にはORTを倒す手段として全てがプラスに働いていた。かつてORTを倒した勇者王として意図して行っていたのか、それとも本能的な行為だったのか偶然だったのかは、結局分からずじまいだったが。


余談1編集

テスカトリポカが冠位持ちだと言われた時点から「南米異聞帯には、対応する人類悪がいるのではないか?」と予想するユーザーはそれなりにいた。

結果としては上記の通り人類悪自体はいたものの、それがまさかカマソッソだと予想出来たものはほとんどいなかった模様。また、デイビットの呼んだサーヴァントが何故冠位級サーヴァントのテスカトリポカだったのかは最後まで明言されなかった=彼がカマソッソに対するカウンターだったのか、は不明のままに終わっている。


余談2編集

この異聞帯での最終戦「対オルト・シバルバー戦」では味方のサーヴァントが倒されるたびに残りのサーヴァントに特殊なバフがかかり、最終的には最後に残ったサーヴァントが味方にもらった大量のバフを抱えて単騎で戦う仕様になっているが、これは奇しくもORTと戦ったときのカマソッソと全く同じ状況である。

また、4回目のブレイク時にORTに付与されるデバフがある。名は「暗闇の世紀−カーン」。カーンの民が抗い続けた爪痕が垣間見える。


余談3編集

前記の通り、カーン王国の人類は太陽のない時期に生まれた、太陽の無い世界で生きる地熱の民だが、カマソッソは「好きな色は闇のような紫。そして闇のような赤、即ち褐色」と主人公たちの前で宣言している。

ORTを倒し太陽が復活した世界で、初めて見る太陽を前に、何か思う所があったのかもしれない。

また、そもそもの話としてその状況で彼のような褐色肌の人類はほぼ生まれない(太陽光から身を守るためのメラニン色素が必要ないため、むしろ色白になる傾向がある。)にもかかわらず彼の肉体が褐色なのは、ORT戦にて宇宙線を大量に浴びたことや、新たな太陽の光を浴びたことなどが関係しているかもしれない。


余談4編集

誤解されがちだが、カマソッソは一度も自らを「偉大」と呼称した事はない。「強大なるカマソッソ」という類似したセリフを前編のラストシーンで自ら述べているのと、本編で成した偉業によりテスカトリポカやイスカリへの呼称(或いは上述のカマソッソ統括Pの元ネタに「偉大なる」という冠詞がついている事)と混同されたと思われる。

彼は、民を全て犠牲にした王など偉大であるはずがない、と心のどこかで思っていたのかもしれない。


余談5編集

恐れを知らない(忘却した)狂人のように思えるかもしれないが明確に「痛いのは怖い」「ORTには怖気付く」と言っており、ちゃんと恐怖という感情を持っている。

そもそもの話として不死身なだけでORTに勝てるのであれば誰も苦労はしない、「勇気とは恐れを知らぬことではなく恐怖を我が物とする事」、例え無意味であったとしても、民達の犠牲を無駄にだけはしないために、痛みを恐れながら恐ろしいORTに立ち向かったのであるのならば、確かに彼は勇者王であったのだろう。


余談6編集

彼の宝具「日輪拝めぬ斬首鎌」にはルビがなく、彼自身も叫ばないためなんと読むのか不明だが、他の神二柱が「第一の太陽(ファーストサン・シバルバー)」「星、宙より落ち来たる(ラストサン・シバルバー)」である事、カーンの民が太陽の無い時代に生きていた人類である事から、ファンの間では「ロストサン・シバルバー」と呼ぶ向きもある。


余談7編集

ミクトラン前編が実装された2022年は、勇者王呼びの元ネタと思しき作品「勇者王ガオガイガー」の放送開始25周年記念イヤーでもある。

彼のCVがゲーム内で明かされたタイミングは、翌年1月31日の後編配信にズレ込んだのだが、何とこの日は同作最終話の放送日と同じという奇跡を起こしてもいる(ちなみにその次の日2月1日はガオガイガーの第一話の放送日である)。

そしてこの2023年2月1日には何と彼が倒した(機能停止)ORTの故郷であるオールトの雲から緑色の彗星が地球に最接近するという事まで起きるというもはや縁を感じるものがある。


余談8編集

ニトクリスオルタ覚醒後のカマソッソ戦で流れる『最後の勇者』はマスターの間で人気を博しており、この楽曲の作成について型月シリーズでたくさんの音楽を手がけFGOのBGMも手がけてる芳賀氏のインタビューによると、「最後の勇者」はカマソッソ戦の曲ですが、通常戦闘曲が発展してそれがカマソッソの曲になっていくというのはあらかじめ分かっていたので、先ほど質問していただいた動きがあるメロディというのも、この曲でオーケストラとして使うテンポ感を踏まえたものだったと語っている。

余談9編集

奏章プロローグでは、人類最後の人間には凄まじい基礎能力の向上が認められることが示唆されており、カマソッソもその一例である可能性が高い。


真のネタバレタグ

ORT 人類悪 哀しき悪役 ダークヒーロー 善人 英雄 勇者 勇者王



関連キャラ(型月内)編集

アンリマユ:『全人類を贄に捧げられて、最後の人類として奮闘したった一人の不死身の英雄になりORTを倒し世界を救ったがあまりの重さにすべてを忘却した』人類悪に対して、『全人類の悪であれという願いを一身に受けてたった一人でこの世すべての悪を背負わされて死んだがそれが救済行為として反英雄となり、死後も永遠に世界を眺め続けた』必要悪


ニトクリス・オルタ:オルタ職人と称されていた彼の唯一の解釈違いオルタ、もとい彼が成立に関わっていないオルタである。


殺生院キアラソドムズビースト:同じく元人間である人類悪。

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