オルタ職人
かまそっそせんせい
この記事には黄金樹海紀行ナウイ・ミクトランのネタバレが含まれます。
Fate/GrandOrder二部七章、黄金樹海紀行ナウイ・ミクトランにて登場したマヤ神話の神霊、カマソッソに対するユーザーからの異名、もとい敬称。
ファーストコンタクトでキングプロテアの背中を切り付け、彼女をトラトラウキの水底に沈めたために警戒されたが、なぜか所持していた主人公の令呪を使った事で全てが一変。
プロテアをオルタ化させ、キングプロテア・ソチナトルへと変異。
更に第二冥界にて紅閻魔にも令呪を行使し、紅閻魔・オルタに変異させていた事が判明する。
ユーザー人気の高い二騎のサーヴァントをビジュアル・実力・キャラクター性ともに超一流のオルタに仕立て上げた事(しかも前例の職人の作品が「目が赤いだけ」「口調と素行が乱暴なだけ」というあまりの雑さ及び適当さで素体の味もクソもないものだった事、一方こちらは素体の魅力を最大限活かしたオルタ化であった事)から、ヘイトを溜めるどころか職人として賞賛する人が続出。
そして二部七章では、味方として参戦予定だったサーヴァントがプロテア、紅閻魔の他にもう一人いる事が説明されており、『カマソッソ先生の次回作に期待(要約)』といった声もチラホラ。
通常のオルタはその英霊の別側面が顕現したものであるが、ミクトランでカマソッソの手にかかってオルタ化したサーヴァント達は、英霊としての信念、矜持に関わる要素を「裏切らせる」事で変質しているのが特徴。
第一冥界の番人。
オリジナルの人間への憧憬、渇愛の性を捨て去った姿。
プロテアに冥界のイグアナ、ソチナトルとしての霊基を与えてオルタ化した存在。
髑髏(カラベラ)の仮面で痛みを叫べない状態にさせられていたが、解放後は神に連なる存在「らしい」傲慢な一面を見せつつ元の霊基に戻った。
全身黒のボンデージを思わせる衣装になっている。
ゲーム中では霊衣「トラトラウキの番人」(ベール有り)、「ダーク・プロテア」(ベール無し)として実装。
第二冥界の番人。
童話の存在、すなわち幼い姿である在り方を否定した姿。
ただし完全にもて余しており、彼女の気配を感じると迷わず撤退する程手を焼いている。
頭身が伸び、露出したおみ足がたいへん素晴らしいと専らの評判。
いつものかわいい舌たらず口調ではなくなっている。オリジナルとは別キャラ扱いだが非実装。
そして現れた三人目、エレシュキガルのオルタ版。
ただしカマソッソとの交渉の末、冥界を花園にする夢を諦め、自らの意思と判断でオルタ化している。
なぜオルタ化する必要があったのかは、『その時』が来るまでは黙秘するらしい。
ゲーム中ではソチナトル同様霊衣で実装。
当初は新たなオルタを生み出す事で話題となったが、後に最大最凶の敵ORTが目覚めた際、本体の露出、死の概念付与等、ORT撃破に無くてはならない戦力となっていた。
過去の功績も含め、カマソッソの行いが一つでも欠けていれば、カルデアの勝利は無かった為、改めてカマソッソの偉大さを実感するユーザーが続出した。
週刊ファミ通の『FGO8周年記念アンケート』において、カマソッソにオルタ化してほしいサーヴァントの項目が登場。
公式からもオルタ職人として認識されている事が窺える。
アンリマユ、ジル・ド・レェ、メイヴ:職人界の先輩方。アンリマユは白髪金眼バイザーと少々ワンパターンであり、ジルとメイヴはデザインこそ秀逸だが素材の味よりも自分の好みを優先してしまっている節がある
ニトクリス・オルタ:後編公開を直前に実装されたニトクリスのオルタ版。前例の2名からカマソッソとの関連を予想するユーザーもいた。実際はまったく無関係でもなかったが、唯一カマソッソが成立に関わっていないどころか、むしろ解釈違いのオルタである。(誰が言ったか「カマソッソ先生リスペクト作と称して世に出たが肝心のカマソッソの解釈違いで本人を発狂させたオルタ」)
蘆屋道満(Fate):カマソッソ大先生の素材の味を生かしたオルタ化に対し、こちらの雑な仕事ぶり(この人とか)がネタにされ、「オルタ職人の恥晒し」「(同)の汚点」「破門」「二度とオルタ職人を名乗るな」と一度たりとも名乗ったことがない称号を勝手に剥奪される憂き目に遭っている。ちなみに彼の趣向的に言えば「高潔な英霊が、自分のせいで見るも無惨な下劣な品性にさせられている」事に悦に浸るタイプ(要は「折角の最高級の牛肉が安物のマヨネーズとケチャップで素材の味もクソも無いぐちゃぐちゃな味にさせられているのが最高」と宣う性格)であるのでセンスがないのではなくセンスが悪いと言うべき意図的なモノである。