概要
韓国のゲームクリエイター。1974年生まれ。
『ブルーアーカイブ』の統括プロデューサーで、かつては『マビノギ』の制作にも参加していた。
ユニークな人物として知られており、NEXONの開発者会議で「萌え」について講演したり、自分の子供の名前を3人合わせて「リン・ミンメイ」にしようとして第1子に「リン」、第2子に「ミン」と名付けた(第3子が誕生したら名前は「メイ」になるという)。
ちなみに日本アニメのコアなファン、もといオタクでもある。
ネット上、ブルーアーカイブファンの間では「偉大なるキム・ヨンハ統括P」という謎のキャラ付けがされており、自身の意にそぐわない部下などを人喰い蟹やピラニアが放流されている清渓川に落とす、冷酷な独裁者として扱われている(おそらく元ネタはニンジャスレイヤーのラオモト・カン)。
さらに自宅では黒豹を飼い慣らしているとされ、日和見する社員をその爪と牙で何人も喰らってきたと恐れられている。
一方、自身に過失や誤りがあった場合は、素直に非を認めて自らピラニアの川に飛び込んだり(なお、ピラニアは自ら飛び込む潔き漢には襲いかからないらしい)、逆に覚悟を持って危険な道に挑んだ者には新人社員であっても深く感謝するなど情の深い人物として描かれたりもする。
ちなみにこれらのネットミームはキム・ヨンハP本人もある程度把握している模様。
現実ではイベントの不具合に対するお詫びとして他のゲームでも例を見ない破格の補填措置を行い、その旨を自身の言葉できちんと説明するなど、誠実かつユーザーとのコミュニケーションを大切にしている(そのせいで上記のキャラ付けがより強固になっていたりするが)。
権利や大人の事情が絡むため、公式からのリアクションが難しいとされる二次創作文化だが、キム・ヨンハPは寛容どころか作品の二次創作活動が活発かどうかも重視しているらしい(ただし、先述したネットミームはいわゆるナマモノに当たるため、更に細心の注意を払う必要がある)。
なお韓国本国で行われるイベントやコラボカフェには当然のように蟹やピラニア、黒豹のぬいぐるみが置かれていたりする。
コミックマーケットC101
2022年12月に開催されたコミックマーケットC101ではブルーアーカイブの日本版運営を担当しているYostarの李衡達社長と共に参加。
公式ブースへの来訪に留まらず、そのままブルーアーカイブの同人出展エリアへ赴いていたという目撃証言があり、出展サークルやユーザーの間で衝撃が走った。
この訪問はブルーアーカイブというゲームの特徴や清渓川のスラングも相まって
- 視察
- 授業参観
- 水質調査
などと呼ばれ、ブルーアーカイブユーザーの間では伝説の一日として記憶された。