鮮血勇者エリザベート・バートリー、アンコールに応えて舞い戻ったわ!
華麗な剣技、見せてあげる!
プロフィール
真名 | エリザベート・バートリー〔ブレイブ〕 |
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クラス | セイバー |
性別 | 女性 |
身長 | 154cm |
体重 | 48kg ※1 |
出典 |
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地域 | 監獄城チェイテ |
属性 | 混沌・善・地 ※2 |
好きなもの | 諸国漫遊のアドベンチャー |
嫌いなもの | 剣からビームを出す武器、ランサーのくせに馬に乗ってるヤツ、キャスターのくせに殴りかかってくるヤツ |
設定担当 | 奈須きのこ |
ILLUST | ワダアルコ |
CV | 大久保瑠美 |
※1 体重は鎧の重さ含む。
※2 ただし、書籍マテリアルにおいては「混沌・悪」となっている。
概説
2016年ハロウィンイベント『ハロウィン・カムバック!』に登場するセイバーへと華麗にジョブチェンジしたエリザベート・バートリー。レアリティは☆4。
またハロウィン配布サーヴァントになるとか何度も出てきて恥ずかしくないんですか?
さらに2023年5月10日からは「巡霊の祝祭」第2弾により、恒常となっている。
某国民的RPG風なビキニアーマーに身を包んでいるがよく見るとブカブカでサイズが合っていない。成長した後の方が着れば似合いそうなのは秘密な。
イベントのタイトルとマップが明らかに伝説の死にゲー。挙句イベント礼装は薄い本であのねされちゃいそうな絵柄。攻撃モーションもそこかしこに多量のパロディやオマージュが満載。宝具に至ってはどう考えても昭和のスーパーロボットと相変わらずのやり過ぎ感。
このドラ娘、どこまでもてんこ盛りである。
専用再臨素材は「竜のオーブ」。『ハロウィン・カムバック!』で手に入れた竜の力を宿した宝玉。勇気に共鳴し勇者エリドラムの秘めたる力を引き出す。エリドラムが冒険者登録名である事をエリザベートはまだ知らない……外観は銀色の台座に埋め込まれた赤い宝玉。
人物
ハロウィンに浮かれるエリザベート(キャスター)が数奇な運命の末セイバーとなったもの(というか、いつものエリザとハロウィンエリザが謎のユニゾンを起こした)。
竜の力と音楽の力、そして二度目のハロウィンと来れば最早何者も彼女を止めることは出来ない様な気がしないまでもない。純白のマントに深紅の鎧、今時何の飾りも無い実直な大剣を手に勇者エリザベートは今日も征く。細かい事はあまり考えてはいけない。
勇者に選ばれた事により普段の躁鬱と邪悪さが弱まり、ワガママではあるものの弱きを助け強きを出し抜くブレイブリーな性格になったエリザベート。セイバー=正義の味方という認識があるのか自らを勇者ポジションであると誤解し、そのようにあろうとエリザベートなりに頑張っているため、らしい。ちなみに戦闘終了時のセリフの一つはドル友を意識した言い回しである。
しかし慣れない正義キャラ(善属性)なのでいつもよりドジが多い。
全く細かいことを考えておらず、一にも二にもハロウィンライブの開催で頭がいっぱいな状態。
オマケに悪い意味で「ドラ娘」としての性質が復活しており、目の前のことでいっぱいいっぱいになって肝心な部分を全ておざなりにしてしまうという、極めてぽんこつ属性の高い状態である。
……というかライブ計画にうつつを抜かしてクレオパトラの侵略を全く察知出来ておらず、領民たちへハロウィン開催の宣誓すらすっぽかすという、とんでもない大チョンボをやらかしている。
挙げ句「領民(ブタ)ならそのぐらい察して付いてくるものじゃないの!?」と箱入りわがまま御嬢のトンでも理論を平然と振りかざしており、執政者として完全な落第点を取ってしまい全員から総ツッコミを受けて泣きべそをかく羽目に……
そしてトドメとばかりに鬼将と化したおじ様から死刑宣告(ガチ)を申し渡されるという最もハードな洗礼が待っていた。
能力
筋力・耐久・敏捷等、肉体面が大きく強化されている。
その代わり魔力はCまで低下し、その影響なのか「陣地作成」もBからCへと型落ちしている。
そしてどこから知識を得たのか固有スキルがいろいろとキワモノ化している。
モーション中では、両刃剣を用いた剣術を振るって戦い、剣の投擲からの追撃や回転斬り(着地の際に少しよろけているが)、上空からの急降下両断などの技を披露している。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | B | C | C | C | B | C |
保有スキル
対魔力(A) | セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランクでは、大魔術・儀式呪法などの大掛かりな魔術も完全に無効化してしまう。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつける事は出来ない。ブレイブエリザの場合はランサークラスからの引き継ぎ、かつセイバーへのクラスチェンジで自前のランクより底上げされている。 |
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陣地作成(C) | 本来はキャスターのクラススキル。魔術師として、自身に有利な陣地を作り上げる。ブレイブエリザの場合は、自前で持っていた固有スキルをそのまま引き継いだ形で保有している。野営地を作る才能に特化しており、迅速なテント設置スキルはまさにリーダーの証。 |
ダブルクラス(E) | ランサーとキャスターが合体した事により生まれた驚異の変異体である事。とはいえ、特にこれといった恩恵はない。『ダブルサモン』とは異なる。早い話が死に技能。これが後に悲劇を呼ぶ。 |
勇者大原則(EX) | 一つ、勇者は無敵でなくてはならない。一つ、勇者はハイテンションでなくてはならない。一つ、勇者は大抵の落とし物を自由に使っていい……等々、十の原則があるという。スキルの効果的には、活劇漫画における主人公逆転への前振りのようなもの。 |
魔力放出(勇気)(D) | 『魔力放出』の亜種スキル。『魔力放出』ではあるが、世にも珍しい内向型である。防御力がアップする。微妙に嬉しくない。 |
真紅の勇者伝説(EX) | 劇場版でのみ使われるという勇者最大の奥義にして超・特権。大量の勇者力を消費して超パワーアップする、タマモちゃんサマーの『女神変生』と同タイプの超バフ。しかし、これだけの使用条件がありながらランダム要素があるというバクチ技。あそび人としか思えない。一応、自分自身が不利になる効果はないのが救いか…… |
真紅の勇者伝説・劇場版(EX) | 「真紅の勇者伝説(EX)」が変化したスキル。新たなハロウィンに向けてパワーアップを果たした『真紅の勇者伝説』。そのテンションの前に説明が重複しているなどというツッコミは野暮である。 |
宝具
鮮血竜巻魔嬢(バートリー・ブレイブ・エルジェーベト)
- ランク:B→V
- 種別:対人宝具
- レンジ:10~30
- 最大捕捉:1人
「オッケー、後は任せて!」
「Laaa~ ♪ ……ゲット!『鮮血竜巻魔嬢(バートリ・ブレイブ・エルジェーベト)』!!――また伝説を作ってしまったわ!」
相手をその嵐の如き勇者力で封印しその隙に全力の高速回転突きで激突、相手は爆発する禁断の剣技。高速回転突きの感じが某超電磁なロボみたいなのは気にしないように。
もちろん勇者力とはエリザベートのソニックブレス(正確にはもう一つの宝具『竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)』)によるもの。エリザベートの超音波によって心身共にスタンした相手に放たれる超雷鳴スクリュー斬りは出禁看板すら粉砕する。相手は爆発する。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
カードは《Quick:1/Arts:2/Buster:2》とセイバーの標準型。
セイバーオルタ、ランスロットとタメを張る攻撃型の☆4セイバー。
その代わりHPは11,000超で止まるためやや打たれ弱いが、スキルのほとんどが生存力に直結しているため、扱い方次第では持ち味であるタフネスぶりを補える。
クラススキル「陣地作成(C)」の恩恵でNPも貯まりやすい。
スキルは自身に1ターン無敵状態付与&3ターンのNP獲得量UPを付与する「勇者大原則(EX)」自身に1ターンのBuster性能UP&防御力UPを付与する「魔力放出(勇気)(D)」はかなりオーソドックスな部類だが、NPを100%消費して【1ターン自身のBuster性能UP/1ターン味方全体に無敵状態付与/味方全体のHP回復/味方全体の攻撃力UP/スター大量獲得】の“どれか一つ”が発動する「真紅の勇者伝説(EX)」だけはギャンブル性が高い。
2021年10月には『チェイテ・ハロウィン・トリロジー ウルトラデラックス総集編!』での復刻入手に合わせて強化クエストが実装。「真紅の勇者伝説・劇場版(EX)」のデメリットによるNP消費が50%に緩和され、若干だが使いやすくなった。
宝具は前述通り。カードの種類はBusterで、効果は【敵単体に超強力な防御力無視攻撃&やけど状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ>】。防御無視が付いているので、相手がどれだけ防御力アップを重ねていようと無視可能。さらに追加のやけどでじわじわと追い詰めていくこともできる。やけどのダメージ量はオーバーチャージで増加するが、500ずつしか増加しないのでNPが余っているならば「真紅の勇者伝説・劇場版(EX)」に回した方が無難。
最大の難点はスキル強化での素材が☆5以上に重い点で「英雄の証」108個「竜の牙」90個「大騎士勲章」120個と大量の素材が要求される。
運に左右される面が強いが、運が良ければ多少の苦境は押し通るエリザらしい立ち回りが可能。
真紅の勇者伝説 HDリマスター
2019年9月18日に開催された『バトル・イン・ニューヨーク2019』における高難易度クエストの一つ。こちらのクエストは他の高難易度クエストと違い、NPCの彼女をサポートメンバーとして加えてクエストを進めてラスボスのドラゴン討伐を目指していくものとなっている。最大の特徴としてブレイブエリザが敵を倒すとレベルアップを意識した特殊バフが入って、攻撃力・最大HP・NP回収量が増加するようになっており、彼女で敵をどれだけとどめを刺せるかが攻略の肝となる。
このクエストの難しい点は、ブレイブエリザが倒れると強制的にクエスト失敗になる点と全ての高難易度クエストに言えることだが敵側が厄介な絡めてを使ってくるため、ブレイブエリザを上手くサポートしなければクリアできない。その上サポートキャラが固定されており、メンバーは自前で用意しないといけないため手持ちサーヴァント・概念礼装の内容と育成状況で難易度が大きく変わる事になる。マーリン・孔明・ジャンヌ等がいると楽になるが、どれも未所持なマスターはメンバーの編成に四苦八苦していた。
関連人物
ブレイブエリザの原型となったエリザベート達。
なぜ2人同時に存在しているのか、そして合体して一つになってしまったのか謎は多い。
契約した子イヌ/シカにして専属AD。
勇者としてのお付きと見ており、二人旅も悪くないんだそう。
性格や趣味おろか音楽の感性まで似るという驚異のシンクロ率を誇りケンカ友達のような関係に。
ただ執政者として苦心した経験があるので政治方面は数枚上手。
一同の霊死埠頭(れいしふと)に便乗し洋菓子ハントにどハマリした妖怪甘味くれ。力技と生き意地のぽんこつ3号。京の財宝を荒らしまわった怪盗鬼童としての経歴から一行のシーフ枠になる。
ハロウィンイベントで自身の居城を半壊させた挙げ句、自分を城から追放した怨敵。
いつもの寛大なおじ様とは違う“怒りと信仰と闘争の化身”としてのワラキア公国領王。
自分の愉しみにかまけていた執政者としての自覚のなさに加えとある月の裏側で彼女が犯していた罪を裁くべく容赦ない死刑宣告を申し渡して襲いかかる。
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聖闘士星矢:『真紅の勇者伝説』スキルの元ネタは、劇場版第3作『真紅の少年伝説』からだと思われる。