曖昧さ回避
- 拳で殴ること。またはそれを表す擬音のひとつ。
- 自動車の解体。転じて、壊れかかった自動車。また一般に、使い古したり壊れたりしたもの。※出典:goo辞書
- 上記2.から更に転じて、言動に支障があったり役立たずな人物のこと。また、萌え属性の一種として近年広まっているスラング。 ⇒ ポンコツ
- ねこねこソフトによる、ノベルズ型AVG『みずいろ』のヒロイン・早坂日和の他、同社のAVGに登場する一連の幼馴染キャラに対する呼称。上記3.とは少しニュアンスが異なるとされる。
- 上記4.における早坂日和の担当声優・後藤邑子のニックネーム。由来も上記AVG。
- 『ハヤテのごとく!』の登場人物・貴嶋サキの、メイドとしてのスキル。
- 『アメトーーク』における「ポンコツ芸人」のこと。三村マサカズ・上島竜兵・出川哲朗・山崎邦正の4名が該当。
本記事では上記1. / 2. / 3.について解説する。
概要
老朽化 / 劣化したり壊れたもの、およびその様子を指して使われる言葉。中古品・廃棄品。
大元は対象を殴り付ける際のオノマトペから来ており、そこから「自動車の解体」「解体されるまでに老朽化した中古自動車=ぽんこつ車」「自動車の解体業者=ぽんこつ屋」という意味に転じた。
そのため、本来は「人」を形容するのに使う言葉ではなかったが、やがて「役に立たない人物」を揶揄する表現としても用いられるようになっている(詳細は「ポンコツ」の記事を参照のこと)。
なお、誤解されやすいが「凡骨」という熟語の読みは「ぼんこつ」であり、意味も「平凡な才能やそういう程度の人」であるため、混同には注意が必要。