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ぽんこつ

ぽんこつ

壊れかけたり、既に壊れた物体の様子。転じて、社会で役に立たない人物を表現する言葉。
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曖昧さ回避編集

  1. 殴ること。またはそれを表す擬音のひとつ。
  2. 自動車解体。転じて、壊れかかった自動車。また一般に、使い古したり壊れたりしたもの。※出典:goo辞書
  3. 阿川弘之による小説『ぽんこつ』。作中では上記2.の意味で使われている。
  4. 上記2.から更に転じて、言動に支障があったり役立たずな人物のこと。また、萌え属性の一種として近年広まっているスラング。 ⇒ ポンコツ
  5. ねこねこソフトによる、ノベルズ型AVGみずいろ』のヒロイン・早坂日和の他、同社のAVGに登場する一連の幼馴染キャラに対する呼称。上記3.とは少しニュアンスが異なるとされる。
  6. 上記5.における早坂日和の担当声優・後藤邑子のニックネーム。由来も上記AVG。
  7. ハヤテのごとく!』の登場人物・貴嶋サキの、メイドとしてのスキル。
  8. アメトーーク』における「ポンコツ芸人」のこと。三村マサカズ上島竜兵出川哲朗山崎邦正の4名が該当。

本記事では上記1. / 2. / 4.について解説する。言葉の起源について3.にも触れる。


概要編集

老朽化 / 劣化したり壊れたもの、およびその様子を指して使われる言葉。中古品・廃棄品。


大元は対象を殴り付ける際のオノマトペから来ており、そこから自動車の解体」「解体されるまでに老朽化した中古自動車=ぽんこつ車」「自動車の解体業者=ぽんこつ屋」という意味に転じた。


小説「ぽんこつ」(阿川弘之作、1959年読売新聞で連載開始)でこの意味で使われて普及した。なお言葉として業界用語か方言として元々あったのか阿川が創作したのか、因果関係がよく分かっていない。


そのため、本来は「」を形容するのに使う言葉ではなかったが、やがて「役に立たない人物」を揶揄する表現としても用いられるようになっている(詳細は「ポンコツ」の記事を参照のこと)。


なお、誤解されやすいが凡骨という熟語の読みは「ぼんこつ」であり、意味も「平凡な才能やそういう程度の人」であるため、混同には注意が必要。


同義語・表記揺れ編集

ポンコツ


関連タグ編集

擬音 ハンマー

劣化 老朽化 ジャンク

蔑称


外部リンク編集

ぽんこつ - goo辞書

ポンコツ - 語源由来辞典

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