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スルト(Fate)

きょじんおうすると

『Fate/GrandOrder』に登場するセイバーのサーヴァント。ネタバレ注意。
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此処からは無間氷焔世紀ゲッテルデメルングのネタバレとなるため閲覧は自己責任となります。





















引き止める事も叶わない


「星の終末を、共に、見よう」
CV:津田健次郎

概説

真名:巨人王スルト

嘗て北欧に於ける神代の終焉、神々の黄昏にて世界と神を焼き尽くした煉獄ムスペルヘイムに住まう「火の巨人」たちの王にして神殺しである。
本質は既存世界に終わりを齎し、新たな時代の到来を促す「終末装置」。終わりを告げる炎の剣。
原初の霜の巨人ユミルから分かたれた、未だ尽きず燃え滾る怒りそのもの。


本来の北欧神話と異なり、フェンリルを食らいその氷の力も自らの物とし、自分達の頭首でもあるロキを殺害。その後は北欧のみならず星その物の焼却を望み全ての神との壮絶な戦いの末、大神オーディンと相討ちとなって封印され、疑似太陽という形で3000年間沈黙を続けた。

このスルトの暴走により、大地は生命を生み出す余力も失い、スカディ以外の神は全て死に絶え、戦乙女ワルキューレも三騎を残して喪失と、世界は正に終焉の崖っぷちへと至ってしまった。
そのため、スカディは自らの魔力で世界を氷で閉ざすことで消火を試み、辛うじて生き残った少数の人間と動植物を100のコロニーに分け、ルーンによる守護で保護し続けてきた。

しかし、瀕死と化した大地は常にスルトの残焔によって焼かれ続け、それを抑え込むスカディの氷との拮抗によって辛うじて存続できている状態であり、増える命を許容する余剰はなかった。
それが100の人口の100のコロニー、総勢1万人という極小の世界の真相であった。


だが、彼は己の運命の終わりを良しとしなかった。
レフ・ライノールの策謀によりカルデアが機能不全に陥った際、コフィンの中で死を迎えようとしていたマスターの一人が偶然魔眼持ちであったことから、オーディンの封印の中で剪定を待つ彼と魔眼による「未来視」を通じて語り合い、縁を結んでしまったのだ。

そして、マスター適性のあった彼女はクリプターとして自らのサーヴァント召喚に挑むが、スルトはその際に彼女との縁を利用して北欧神話の大英雄・シグルドの霊基に潜り込み、その肉体を掌握した。

その瞳で私を見ないで


人間を依り代に英霊が憑依した状態で召喚される疑似サーヴァントと異なり、英霊を依り代に神が憑依し召喚されるという疑似神霊とも言える存在こそが赤い瞳のシグルドである。

とは言え、スルトが完全復活を遂げるには「殻」を破る必要があり、具体的な手段として、一度入り込んだシグルドという英霊を「殺す」必要がある。
シグルドの霊基にスルトが潜り込んでいたこと、スルトの存在が危険なものであること、シグルドという殻が破れるとスルトが外に出てくることに気づいていたマスターは、最初に令呪を用いて彼に自害を禁止したため、スルトは表向きはサーヴァントとして働きつつ、自身を殺せる機会を窺っていた。

そして、シグルドが愛した戦乙女の長姉ブリュンヒルデの槍に貫かれることによってついに殻を破り、疑似太陽からその真の姿を取り戻す。そればかりか空想樹さえも貪って吸収し、更なる霊基の拡張を果たした。
(具体的には、自ら喰らったフェンリルの氷の力を『氷炎』として行使出来るようになった)

強大な力を得て復活したスルトは、カルデアから強奪し体内に取り込んだペーパー・ムーンを利用することで、虚数潜航であらゆる世界に干渉し、星その物を焼き尽くすべく闊歩を始めたのだった。

そしてそんな彼が自身のマスターに執着した理由は……

能力

巨人の王であるだけに、Fateシリーズでも類を見ないレベルの巨体を持つ。体を構成する炎の影響もあり、遠くにいるのか近くにいるのかさえも分からない。
正確なサイズはシャドウボーダーの計器でも計測不能であり、見え方によって規模が変わる概念的な災害とされる。
作中、空を征って相対した際には地上500mという記述が存在するので、少なくともその程度の大きさはあるようだ。

その本質こそ破壊に満ちたものだが、高度かつ狡猾な知性も有しており、原初のルーンにさえ通じている。
さらに汎人類史での経緯とは異なり、氷雪の魔狼フェンリルをも食らったことで氷の権能を得ており、悪竜現象を発したことで竜種の力も得るという、史実以上に強大な災厄へと進化を遂げている。

弱点は、スルトが規格外とは言えあくまでもサーヴァントであるため、マスターの存在が必要不可欠であること。
元々が神霊にも等しいため、普通の人間では要石にはなれず、スルトの召喚どころか現世に留め置くことすらできない。これを克服するには魔眼のような強力かつ霊的な要石が必要となる。
マスターを失った場合、スルトは魔力供給を絶たれ、効率的な存在維持は困難となる。加えて、後述の強力な宝具の使用も難しくなる。
更には、悪竜現象を発した為に竜属性を持ってしまい、彼が憑依したシグルドの宝具の特攻に自ら足を突っ込んでいるという状態である。

使用スキル

枝の破滅(A++)自身の攻撃力アップ、敵全体の弱体耐性ダウン、延焼
怪力(B+++)自身の攻撃力アップ
巨人外殻(A)自身にダメージカット&被ダメ時回復状態を付与


終わりの火片1ブレイク目で発動。敵全体に強化無効を付与
氷狼の息吹2ブレイク目で発動。敵全体にスキル封印状態を付与

宝具

太陽を越えて輝け、炎の剣(ロプトル・レーギャルン)

星よ… 終われ… 灰燼に帰せ! 『太陽を越えて輝け、炎の剣』!!

スルトを象徴する炎の魔剣による絶対破壊の一撃。
星の聖剣同様、星の生み出した神造兵装ブリテンの騎士王の持つロンゴミニアドに匹敵する炎の剣。
ラグナロクで荒れ果てた北欧神話世界にトドメの一撃を見舞った、世界を焼き尽くす劫火。
生命に対する優先権を有しており、形ある生物であれば神代の神ですら滅ぼすとされる。
復活直後の状態でさえ、地球上ではおよそありえない摂氏400万度を超え、周囲を灰燼に帰すほどの威力を発揮する。
全力全霊ならば、神話通りに世界を焼却せしめる。

実際の神話においては、ロプトルとは北欧神ロキの別名であり、レーギャルンとはスルトの妻シンモラが持つ箱の名前とされる。
この箱の中に封印されているのがレーヴァテインとされる(だがレーヴァテインはロキがニブルヘイルの門でルーンを唱え作ったとされるものであり、星が造ったとされるこの剣とは別物としてこのゲームでは定義されているのかもしれないが)。

レーヴァテインはこの箱の中にあるモノという事しか分かっておらず、武器の種類すら実際は不明である。そのため棍棒ともともともされるが、有史以降は剣として語られることが多い。

あくまでこのスルトが異聞帯の存在であるということを踏まえると、異聞帯の彼は本来の神話での妻であるシンモラとは結ばれなかった可能性がある。
それ故に彼は「レーヴァテイン」という本来の剣の名前を知ることはなく、「レーギャルン」という箱の名前で真名解放を行う...のかもしれない。

もしそうなら、オフェリアとの接し方がわからなかったのも、シンモラと触れ合う機会がなく、相手と向き合う方法を学べなかったからであるのかもしれない。

戦闘での効果は全体攻撃と火傷。そもそもスルトは神性特攻を常時発動している事もあって凄まじい火力を持つためそれだけでも恐ろしいが、火傷(通常攻撃の火傷含む)を枝の破滅による延焼と組み合わせられた場合スリップダメージがかなり痛い。

関連人物

Grand Order

オフェリア・ファムルソローネ
契約者。剪定事象に消えていくはずだった北欧の中、彼女の魔眼を介して僅かばかりだが言葉を交わした。
彼女以外の人間を区別できておらず、シグルドの殻を破り完全復活した後、彼女に想い寄せた男縁を繋いだ友がいたことを知っていたものの、それは叶わないからという理由で共に星を燃やし尽くそうと彼女に勧めた。おまけに彼女の魂と融け合おうとして半分融け合ったあげく、呪詛を使って洗脳しようとまでした。しかし、本心では「終末装置」としての役割を果たせず絶望していた自分を見つけてくれた彼女に対して何か恩返しができないかと暗中模索し続けており、本編での彼女に対しての行動は彼なりの恩返しのつもりであった。
最終的には、ナポレオンの尽力でオフェリアは洗脳を解除され、唯一の弱点である「契約を破棄されたら存在を保てなくなる」を突かれたうえ、大令呪で強化されたシグルドとカルデア一行に撃破されたうえ、戦力の中心が主人公であることを見抜いてせめて道連れにしようともそれさえかなわず、オフェリアの名前を叫びながらついに力尽きた。
「何故…だ…この俺が? オフェリア・・・オフェリア、オフェリアあああああああああ!!」

シグルド
依代となっている肉体。
同時にスルトにとっては真の現界を阻害する「封印」であり、令呪によって自害を禁止されていたため、いかにしてシグルドの肉体を破壊するかが目下の課題であった。
スルトはあまりに様々な物を取り込み、悪意を膨れ上がらせ続けた結果、悪竜現象を引き起こしており、それがファフニールと関係が深いシグルドとの縁となり、憑依する形で現界したと思われる。

憑依対象者が英霊ジークフリートではなかったのは、スルトとの接点が限りなく薄い点に加え、オフェリアの方もジークフリートよりはシグルドの方が縁深かったことに関係していると思われる。

ブリュンヒルデ
依代となったシグルドを殺す者。その役割の通り、彼女がシグルドの肉体を殺したことで、スルトの封印は解き放たれ、真の復活を遂げた。
ブリュンヒルデは彼に対して愛=殺意を抱いた事から、変性したシグルド本人だと当初は思っていたが、生前のシグルドが決して使わなかった火の魔術を使った姿を見て、中身が別人であると看破し激怒した。

スカサハ=スカディ
異聞帯の王。
怨敵オーディンの縁者であり、ラグナロクで殺し損ねた唯一の存在。自身が封印された後の世界で細々と数多の生命を守護してきた。
スカサハ=スカディにとって、スルトは目の上にできた特大のたんこぶにして不倶戴天の仇敵だった。

ナポレオン
契約者に言い寄る人理の英雄。
何かと契約者に愛を囁いては付きまとうため、「この間男が」と吐き捨てたりと、内心ではかなり鶏冠に来ていた様子。

ジークフリート
ご存知竜殺しの英雄にしてシグルドと大元を同じくする英霊。最終再臨だと羽生えてるし最終決戦ではあんまり違和感ない……かもしれない?
よく見ると真の肉体である巨人王スルトの肉体の胸には、彼やファフニールと同じ文様がある。


その他

ゲーティア
「魔神王とやらが手に掛けた大偉業、或いは、此処から俺が叶えるのも一興か」と語り、彼のことを知っているかのようなそぶりを見せている。

ミハイル・ロア・バルダムヨォン
別世界死徒の冠位達の番外。
同じく「その言葉」を実感として知らず、分からず。行き場のない衝動に任せて、無関係の他者をも巻き込んで傷つけ、虐げる事しか出来なかったモノ。

沙条愛歌
並行世界の根源接続者。
こちらは「その言葉」をある程度理解していたにも拘らず、意味を自分勝手に超拡大解釈したせいで、「自身の恋した人のためにスルトを遥かに上回る厄災へと成り果てた。

関連タグ

Fate/GrandOrder
無間氷焔世紀ゲッテルデメルング オフェリア・ファムルソローネ セイバー(Fate)
巨人  世界終了のお知らせ どうあがいても絶望 ラグナロク
フレイザード



ストーカー 不器用 スルオフェ

クリプター陣営のサーヴァント

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アナスタシア(カドアナ)スルト不明


外部リンク

スルトとは - ニコニコ大百科

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