ピクシブ百科事典

スルト(Fate)

すると

『Fate/GrandOrder』に登場するセイバーのサーヴァント。ネタバレ注意。
目次[非表示]

「星の終末を、共に、見よう」

プロフィール

クラスセイバー/エンシェント・ジャイアント
真名スルト
出典北欧神話
地域欧州
属性混沌・悪・地
身長7m〜1000m
体重1t〜???
ILLUSTシャカP(DELIGHTWORKS)
設定担当桜井光
CV津田健次郎


概説

真名:巨人王スルト

嘗て北欧に於ける神代の終焉、神々の黄昏にて世界と神を焼き尽くした煉獄ムスペルヘイムに住まう「火の巨人」たちの王にして神殺しである。
本質は既存世界に終わりを齎し、新たな時代の到来を促す「終末装置」。終わりを告げる炎の剣。
原初の霜の巨人ユミルから分かたれた、未だ尽きず燃え滾る怒りそのもの。


本来の北欧神話と異なり、フェンリルを食らいその氷の力も自らの物とし、自分達の頭首でもあるロキを殺害。その後は北欧のみならず星そのものの焼却を望み、全ての神との壮絶な戦いの末、大神オーディンと相討ちとなって封印され、疑似太陽という形で3000年間沈黙していた。

このスルトの暴走により、大地は生命を生み出す余力も失い、スカディ以外の神は全て死に絶え、戦乙女ワルキューレも三騎を残して喪失と、世界は正に終焉の崖っぷちへと至ってしまった。
そのため、スカディは自らの魔力で世界を氷で閉ざすことで消火を試み、辛うじて生き残った少数の人間と動植物を100のコロニーに分け、ルーンによる守護で保護し続けてきた。

しかし、死に体と化した大地は常にスルトの残焔によって焼かれ続け、それを抑え込むスカディの氷の拮抗によって辛うじて存続できている状態であり、増える命を許容する余剰はなかった。
それが人口100人の100のコロニー、総勢1万人という極小の世界の真相であった。


だが、彼は己の運命の終わりを良しとせず、自分無き後の世界の存続を許そうとはしなかった。
レフ・ライノールの策謀によりカルデアが機能不全に陥った際、コフィンの中で死を迎えようとしていたマスターの一人が偶然魔眼持ちであったことから、オーディンの封印の中で剪定を待つ彼と魔眼による「未来視」を通じて語り合い、縁を結んでしまったのだ。

そして、マスター適性のあった彼女はクリプターとして自らのサーヴァント召喚に臨むが、スルトはその際に彼女との縁を利用して召喚された大英雄・シグルドの霊基に潜り込み、その肉体を掌握した。

その瞳で私を見ないで


人間を依り代に英霊が憑依した状態で召喚される疑似サーヴァントと異なり、英霊を依り代に神が憑依し召喚されるという疑似神霊とも言える存在こそが赤い瞳のシグルドである。

とは言え、スルトが完全復活を遂げるには「殻」を破る必要があり、具体的な手段として、一度入り込んだシグルドという英霊を「殺す」必要がある。
召喚直後の会話でその事を知ったオフェリアは、最初に令呪を用いて彼に自害を禁止したため、スルトはサーヴァントとして働きつつ、自身を殺せる機会を窺っていた。

そして、シグルドが愛した戦乙女の長姉ブリュンヒルデの槍に貫かれることによってついに殻を破り、疑似太陽からその真の姿を取り戻す。
そればかりか空想樹さえも貪って吸収し、更なる霊基の拡張を果たし、自ら喰らったフェンリルの氷の力を『氷炎』として行使出来るようになった。

強大な力を得て復活したスルトは、空想樹を取り込んだ事と、カルデアから強奪し体内に取り込んだペーパー・ムーンを利用することによって、空想樹の根経由で世界を焼き尽くす力を地球全土に広げようとする。そして、虚数潜航であらゆる世界に干渉し、星その物を焼き尽くすべく闊歩を始めたのだった。

そしてそんな彼が自身のマスターに執着した理由は……

能力

巨人の王であるだけに、Fateシリーズでも類を見ないレベルの巨体を持つ。体を構成する炎の影響もあり、遠くにいるのか近くにいるのかさえも分からない。
正確なサイズはシャドウボーダーの計器でも計測不能であり、見え方によって規模が変わる概念的な災害とされる。

プロフィールでは身長7m〜1000mとされており、その範囲であればバニヤンプロテア同様体躯の調整が効くのかもしれない。
作中、空を征って相対した際には地上500mという記述が存在する為、基本的にはその位の大きさであるようだ。

その本質こそ破壊に満ちたものだが、高度かつ狡猾な知性も有しており、原初のルーンにさえ通じている。
さらに汎人類史での経緯とは異なり、氷雪の魔狼フェンリルをも食らったことで氷の権能を得ており、悪竜現象を発したことで竜種の力も得るという、史実以上に強大な災厄へと進化を遂げている。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
オフェリアA+EXDEXAA+


保有スキル

対魔力(EX)害ある魔術効果の殆ど無効化する。
騎乗(-)オフェリアと契約を交わしてセイバーの霊基を得ているが、騎乗スキルについては「不要」として返上している。
単独行動(EX)魔力供給のない状態でも地球全土の焼却を遂行できる。
陣地作成(EX)一歩ごとに大地を焼き、己が領域を拡大する。
戦死者の獣(A+)取り込んだフェンリルの力を発揮されるスキル。本来スルトが有してる対神特攻の性能がさらに跳ね上がる。
怪力(B+++)終末の巨人としての破壊的性質を現すスキル。霊基の枠組に収まりきらず、「+++」という一種のバグ表示になっている。
巨人外殻(A)巨人種の肉体を構成する強靭な外殻。きわめて特殊な組成を有しており、攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換する。吸収限界を上回る攻撃については魔力変換できず、そのダメージを受けることになる。
枝の破滅(A++)『巫女の予言』にて語られるスルトの炎。炎の形態を有した最高ランクの魔力放出スキルであると同時に、あらゆる温度変化と物理的攻撃に対応する鎧であり、周囲に状態異常を撒き散らす兵器でもある。一種の宝具だが、本作ではスキルとして表現されている。
ニヴルヘイムの風(B)フェンリルがかつて喰らった霜と氷の世界から流れ込む、絶対零度の吹雪。


弱点は、スルトが規格外とは言えあくまでもサーヴァントであるため、マスターの存在が必要不可欠であること。
元々が神霊にも等しいため、普通の人間では要石にはなれず、スルトの召喚どころか現世に留め置くことすらできない。これを克服するにはオフェリアの魔眼のような強力かつ霊的な要石が必要となる。

マスターを失った場合、スルトは魔力供給を絶たれ、効率的な存在維持は困難となる。加えて、後述の強力な宝具の使用も難しくなる。
更には、悪竜現象を発した為に竜属性を持ってしまい、彼が憑依したシグルドの特攻対象に自ら足を突っ込んでいるという状態である。

宝具

太陽を超えて耀け、炎の剣(ロプトル・レーギャルン)

君の瞳に☆ラグナロク


  • ランク:EX
  • 種別:対界宝具
  • レンジ:1〜99
  • 最大補足:?

星よ… 終われ… 灰燼に帰せ! 『太陽を超えて耀け、炎の剣』!!

宝具であるレーヴァテインを用いた対界攻撃。世界の終焉を導く、終末の炎。
対神、対生命、対界特攻。

スルトを象徴する炎の魔剣による絶対破壊の一撃。
星の聖剣同様、星の生み出した神造兵装ブリテンの騎士王の持つロンゴミニアドと同じく世界から現実を剥ぎ取る装置としての機能を持つ。

ラグナロクで荒れ果てた北欧神話世界にトドメの一撃を見舞った、世界を焼き尽くす劫火。
生命に対する優先権を有しており、形ある生物であれば神代の神ですら滅ぼすとされる。
復活直後の状態でさえ、地球上ではおよそありえない摂氏400万度を超え、周囲を灰燼に帰すほどの威力を発揮する。
全力全霊ならば、神話通りに世界を焼却せしめる。


戦闘での効果は全体攻撃と火傷。そもそもスルトは神性特攻を常時発動している事もあって凄まじい火力を持つためそれだけでも恐ろしいが、火傷(通常攻撃の火傷含む)を枝の破滅による延焼と組み合わせられた場合スリップダメージがかなり痛い。

災禍なる太陽が如き剣(レーヴァテイン)

  • ランク:A
  • 種別:対城宝具
  • レンジ:1〜50
  • 最大補足:1~100人


スルトの武具とされる炎の剣と、フレイ神の所有していた太陽の剣、そして北欧の神ロキに鍛えられた武具が習合した存在。
レーヴァテインはスルトの妻シンモラが保管するという伝説の剣であり、九つの封印が施されているという。
巨人の武具であり、神の武具であり、破滅の招来そのものである。
対神、対生命特攻。

関連人物

原典

シンモラ
北欧神話においてスルトの妻である女性。
型月におけるシンモラについては、上記レーヴァテインの説明の一文のみの言及であり、汎人類史異聞帯共に設定不明。

フェンリル
汎人類史においてはオーディンを食い、彼の息子である半神ヴィーザルに倒された。
しかし、この異聞帯の歴史では生き残るはずだったヴィーザルが消滅している為にスルトに食われる末路を辿った。一説ではスルトの親族だともいう。

Grand Order

オフェリア・ファムルソローネ
契約者。剪定事象に消えていくはずだった北欧の中、彼女の魔眼を介して僅かばかりだが言葉を交わした女。
横暴で威圧的に接するが、これは彼自身の「終末装置」としての在り方に起因しており、自分を見つけてくれた彼女に対し、本心ではどう接すればいいのかをただ暗中模索し続けていた。
たった一言で表せるその感情を誰かが諭してやることが出来れば、彼の結末は変わったのかもしれない。
「何故…だ…この俺が? オフェリア……オフェリア、オフェリアあああああああああ!!」

シグルド
依代となっている肉体。
同時にスルトにとっては真の現界を阻害する「封印」であり、令呪によって自害を禁止されていたため、いかにしてシグルドの肉体を破壊するかが目下の課題であった。
スルトはあまりに様々な物を取り込み、悪意を膨れ上がらせ続けた結果、悪竜現象を引き起こしており、それがファフニールと関係が深いシグルドとの縁となり、憑依する形で現界したと思われる。

憑依対象者が英霊ジークフリートではなかったのは、スルトとの接点が限りなく薄い点に加え、オフェリアの方もジークフリートよりはシグルドの方が縁深かったことに関係していると思われる。

後日追加されたワルキューレ幕間の物語では、人間の感情 (とりわけ恋愛に関するもの) について悩む三人のため、あえてスルトの外見と能力を模倣して挑んでみせた。

ブリュンヒルデ
依代となったシグルドを殺す者。その役割の通り、彼女がシグルドの肉体を殺したことで、スルトの封印は解き放たれ、真の復活を遂げた。
ブリュンヒルデは彼に対して愛=殺意を抱いた事から、変性したシグルド本人だと当初は思っていたが、生前のシグルドが決して使わなかった火の魔術を使った姿を見て、その中身が別人であると看破し激怒した。

スカサハ=スカディ
異聞帯の王。怨敵オーディンの縁者であり、ラグナロクで殺し損ねた唯一の存在。
自身が封印された後の世界で細々と数多の生命を守護してきた。
スカサハ=スカディにとって、スルトは目の上にできた特大のたんこぶにして不倶戴天の仇敵だった。

ナポレオン
契約者に言い寄る人理の英雄。
何かと彼女に愛を囁いては付きまとうため、「この間男が」と吐き捨てたりと、内心ではかなり鶏冠に来ていた様子。

ジークフリート
ご存知竜殺しの英雄にしてシグルドと大元を同じくする英霊。最終再臨だと羽生えてるし最終決戦ではあんまり違和感ない……かもしれない?
よく見ると真の肉体である巨人王スルトの肉体の胸には、彼やファフニールと同じ文様がある。

その他

ゲーティア
「魔神王とやらが手に掛けた大偉業、或いは、此処から俺が叶えるのも一興か」と語り、彼のことを知っているかのようなそぶりを見せている。

ミハイル・ロア・バルダムヨォン
別世界死徒の冠位達の番外。
同じく「その言葉」を実感として知らず、分からず。行き場のない衝動に任せて、無関係の他者をも巻き込んで傷つけ、虐げる事しか出来なかったモノ。

沙条愛歌
並行世界の根源接続者。
こちらは「その言葉」をある程度理解していたにも拘らず、意味を自分勝手に超拡大解釈したせいで、「自身の恋した人のためにスルトを遥かに上回る厄災を呼び出すに至った。

余談

  • 宝具の元ネタについて

ロプトルとは北欧神ロキの別名であり、レーギャルンとはスルトの妻シンモラが持つ箱の名前とされる。この箱の中に封印されているのがレーヴァテインでありロキがニヴルヘイムの門ルーンを唱え作ったとされる。

レーヴァテインはこの箱の中にあるモノという事しか分かっておらず、武器の種類すら実際は不明である。そのため棍棒ともともともされるが、有史以降は剣として語られることが多い。

あくまでこのスルトが異聞帯の存在であるということを踏まえると、異聞帯の彼は本来の神話での妻であるシンモラとは結ばれなかった可能性がある。

もしそうなら、オフェリアとの接し方がわからなかったのも、シンモラと触れ合う機会がなく、相手と向き合う方法を学べなかったからであるのかもしれない。

関連イラスト

(ネタバレ注意!)ー今の俺は、お前の騎士だー
「オフェリア」


引き止める事も叶わない
其の炎を



関連タグ

Fate/GrandOrder 無間氷焔世紀ゲッテルデメルング
オフェリア・ファムルソローネ セイバー(Fate)
巨人  世界終了のお知らせ どうあがいても絶望 ラグナロク
フレイザード

ストーカー 不器用 スルオフェ スの字後輩

クリプター陣営のサーヴァント

BackNext
アナスタシアスルト(赤い瞳のシグルド)蘭陵王


外部リンク

スルトとは - ニコニコ大百科

関連記事

親記事

セイバー(Fate) せいばー

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「スルト(Fate)」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1825497

コメント