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スパルタクス(fate)

すぱるたくす

スパルタクスとは『Fate/Apocrypha』に登場するバーサーカーのサーヴァント。
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――さあ、圧制者よ。傲慢が潰え、強者の驕りが蹴散らされる刻が来たぞ!

プロフィール

真名スパルタクス
身長221cm
体重165kg
出典史実
地域ローマ
属性中立・中庸
イメージカラー濃い灰色
特技受け
好きなもの逆転
苦手なもの一切の反撃を許さない波状攻撃
天敵圧制者
イラスト近衛乙嗣
設定担当東出祐一郎虚淵玄
声優鶴岡聡


――その男は、筋肉(マッスル)だった。

概要

聖杯大戦にて、赤陣営のバーサーカーとして召喚されたサーヴァント
セイバーを除いた他の赤陣営のサーヴァント同様シロウ・コトミネの配下に加わっていたが、赤のキャスターに唆された事から、敵の本拠地であるミレニア城塞へ単身で突撃を仕掛ける。

真名

真名はトラキアの剣闘士であり第三次奴隷戦争の指導者スパルタクス
金髪に屈強な肉体を持ち、全身に傷跡が残る歴戦の戦士。
ベルトで身体を締め付けており、押さえつけられた筋肉がはち切れんばかりである。
すべてを耐え忍んだ果ての人間の強さがあると信じて疑わない。

人物

彼の行動理念はただひとつ。加虐者に反骨し、被害者を救済すること。そのための最善の選択として、より苦難の多い道を選ぶ。劣勢にある敵は攻撃せず、自分より優位な敵にのみ牙を剥く。
それも敵の攻撃を受け止めたうえので反撃を選ぶため、勝利の形は土壇場での一発逆転になる。
傷だらけの顔は殴るときも殴られるときも悠然と微笑んでおり、とても恐い。

バーサーカーとして召喚されたスパルタクスは、一見は正常な思考を持つように見える。
極めて高度な言葉を流暢に喋り、マスターに襲い掛かることもないからだ。だがしかし……。

高度で哲学的に思考する知性と、それを以ってなお歯止めが効かない叛逆精神が混在する。
何事も叛逆に結びつける大変に厄介な思考回路を有し、ひとたび叛逆の機会を得たとなれば、何者の制止も振り切って叛逆を決行しようと暴走を始める。
しかし弱者に決して刃を向けることはせず、むしろ庇護すべき対象として喜んで弱者の盾となる。特に子供や女性、老人など、武力や権力の餌食となりえるものには寛大に接する。
ときにそうした者たちに叛逆の何たるかを教示し、独特のカリスマ性で彼らを叛逆の道に引きずり込んでしまうことさえある。

ひとまずはマスターに付き従うだろう。しかし、わずかでもマスターが「マスターらしい」態度を見せれば、途端に彼は喜び勇んで叛逆を企てるに違いない。令呪の縛りもあまり効果がなく、極めて厄介な相手となる。

お風呂が好きなのか、湯に浸けておけばおとなしくなる模様。

スパさんと温泉



能力

武器は小剣(グラディウス)で、強烈な衝撃波を生み出すほどの重い斬撃を放つ。
また3メートル近いゴーレムを苦も無く放り投げ、素手で木っ端微塵に砕くほどの怪力を誇る。
だが彼の最大の武器はその驚異的なタフネスであり、斬られても、殴られても、相手の攻撃を必ず受けてから反撃に移る。さらに複数の敵をまとめて抱え込み、スープレックスによって粉砕するなど、戦い方もプロレスラーそのものである。
彼はほぼ烏合の衆に過ぎない反乱軍をよくまとめ、強力なローマ軍に連戦連勝したことから、その人望や戦争指揮能力は卓越したものであったと考えられる。だがそれ以上に彼が人望を集めた要因は、"必ず逆転によって勝利する"英雄だったこと。反乱軍の兵士にとって戦況が絶望的であればあるほど、その先にある勝利は確かなものだったのである。

バーサーカーにしか該当しないと言われているが、実際には剣闘士であるためあらゆる武器の適性を持ち、ランサーセイバーにも該当する。そもそも、バーサーカーのクラスは理性を吹っ飛ばして無理やりマスターの命令を聞かせるクラスなので、反骨を生きがいとするスパルタクスとの相性は悪いと言える。
……が、元々反逆者としての気質が強すぎるため、まともに別クラスとして召喚されても、型月世界の魔術師では呂布と同じく反骨精神爆発で一層反逆される危険性が高いんだとか。この場合、聖杯戦争に巻き込まれただけの何も知らない子供がマスターになったほうがまだ勝ちの目があるとまで言われてしまっている。
(なお、勝てるかどうかを二の次とするならば、正義感≒不屈の闘志を持ちあまりマスターらしい態度を取らない衛宮士郎岸波白野なら相性は良いのではという説も存在する)
おまけに現在は清姫源頼光ナイチンゲールなどある意味でスパルタクス以上に狂っているバーサーカーも存在するため、「制御不能なバーサーカー」が珍しくなくなっているのが現状である。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
シロウ・コトミネAEXDEDC
藤丸立香AEXDEDC


保有スキル

狂化(EX)パラメータをランクアップさせるが、理性の大半を失われる。狂化を受けてもスパルタクスは会話を行うことができるが、彼は"常に最も困難な選択をする"という思考で固定されており、実質的に彼との意思の疎通は不可能である。
被虐の誉れ(B→B+)サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されてゆく。
不屈の意志(A)あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を持たない。一例を挙げると「落とし穴に嵌まる」ことへのダメージには耐性があるが、「幻影で落とし穴を地面に見せかける」ということには耐性がついていない。
剣の凱旋(B)詳細不明。


宝具

庇獣の咆哮(クライング・ウォーモンガー)

圧制者に我が愛(反逆)を


「フハハハハハッ ゆくぞ、我が愛は爆発するぅッ!!」

  • ランク:A→A+
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:0
  • 最大補足:1人
常時発動型の宝具。敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。
この魔力の変換効率は、スパルタクスの体力が減少するほどに上昇する。
こうして体内に溜められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。
もし瀕死まで痛めつけられていれば、スパルタクスは眼前のすべてを破壊して余りあるほどに膨大な魔力を溜め込むことになり、肉体そのものに至るまで変貌させ、なお戦い続けることだろう。
ただし、その特異な性能(半端な攻撃ではあまり効果が得られないし、かといって高火力の攻撃で死んでしまっては何の意味もない)から、作中では「淀みなく機能するのが至難の業」「通常の聖杯戦争であればまず生き残る事はできまいと確信できる」とされている。

セイバーのクラスで召喚された場合は能力が変わり、相手の攻撃に耐え抜くと体力や魔力を回復し、次以降の同じ攻撃を無効化するか、もしくは反射するというものになるらしい。

『Apocryha』本編では、極限まで高まった魔力によって醜悪な肉塊じみた怪物に変貌し、最終的に蓄積した魔力を極大のエネルギー砲にして吐き出し自爆した。

Fate/GrandOrder』では、限界まで貯め込んだ魔力をそのまま全身から放出し、強烈な衝撃波として吐き出して敵陣を吹き飛ばす攻撃型宝具となっている。

Fate/GrandOrder

シナリオ上では第1部第二章「永続狂気帝国セプテム」にて主人公側の助っ人として登場。彼と同じくローマに反逆した逸話を持つ英霊であるブーディカとコンビを組んでいる。ローマ連合帝国軍を「圧政者」と看做し、合戦が始まれば喜々として戦いに飛び出していく。
相変わらず会話が成立していないが、一応ブーディカは彼の言わんとすることがなんとなく分かるようで、彼の翻訳とブレーキ役を買って出ている。
「風呂に漬けると大人しくなる」という設定はここが初出。

期間限定イベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』では、黒髭にけしかけられる形で登場。
チョコレートは圧政。」とのたまい、宝具「愛は爆発する(バレンタイン・トリーズナー)」をぶっぱなした。この期間限定宝具、2015年のクリスマスに登場したへべれケーカちゃん同様に速攻チャージで1ターン解放という反則臭い性能の割に、ダメージが3桁しかないという盛大な出オチだったりする。
しかも運営の調整ミスで、該当期間中はプレイヤー側のスパルタクスも使用可能というバグが発生していた。

ネロ祭再び ~2017 Autumn~」では、同じく圧政への反逆に命を捧げ、本編第二章などでも共演した荊軻と「美女と闘士」コンビを組んで本戦の初級クエストに参戦。
本来明確なコミュニケーションは不可能なはずのスパルタクスではあるが、荊軻とは反逆者同士で意気投合したのか、オープニングでは祭りの場で大暴れしようと提案した彼女に「たとえ為政者の催しであろうと、ソレを楽しむ人々がいるなら存在を否定しない(荊軻による意訳)」と諭す意外な一面を見せ、「私よりよほど落ち着いている」と評された。
また、高難易度のエキシビションクエストにも登場した(後述)。

2018年11月27日、2部3章が実装され、カルデアのサーヴァントとして再召喚される形で登場。
1部2章では分かりづらかった彼の人となり、そして反逆への哲学を存分に堪能できる。
残念ながら途中退場してしまうが、その灼鉄の如き叛逆精神は異聞帯に大きな異変をもたらし、主人公たちの旅路を助勢することとなった。


カード性能

レアリティは☆1で、カードバランスは《Quick:1/Arts:1/Buster:3》とバーサーカーの定形。
ステータスは耐久型で、同格のアステリオスにATK値で負けているが、クラススキル「狂化(EX)」の恩恵でBuster性能が強化されているため、そこまで力負けはしない。
さらにスキル「被虐の誉れ(B)」で自身へ5ターンもの間リジェネ効果が付与できる上に、第一霊基再臨で習得する「不屈の意志(A)」によりガッツ状態(HP0でも一度だけ復活)を付与して耐え抜くことが出来るため、中々にしぶとい立ち回りをする。また、「不屈の意志(A)」にはNP増加効果もあるため、バーサーカー特有のNP上昇率の低さをある程度補える。

宝具は『庇獣の咆哮』。属性はBusterで、効果は【敵全体に強力な防御力無視の攻撃&HPを回復(大)】。3つ目の強化クエストをクリアすると威力と回復量が強化される。
Buster&Braveチェインも組めるため、合わさった時には敵陣に反逆の大打撃を叩きつけながら、自身の傷を癒すという器用な戦法が可能。

ただしあくまで☆1なので、そこまでのタフネスはなく、バーサーカーとあって打たれ弱いのは確か。
活躍させたいなら、介助要員を付けつつ、溜まりにくいNPを補助できる工夫が欲しい。

2016年3月23日に実装された「サーヴァント強化クエスト第一弾」の一番手として登場。
強化内容はスキル「被虐の誉れ(B)」の性能UP(<B→B+>/Lv.10:600→Lv10:1,500)
元が耐久型だっただけに、回復量が倍以上に伸びたことでしぶとさが増し、より個性的なスタイルを獲得した。
さらに2016年8月3日に実装された「サーヴァント強化クエスト第四弾」では、第3スキル「剣の凱旋(B)」が追加。効果は【自身のHP回復&1ターンの間Buster性能アップ】で、宝具を含めた自身の攻撃力を底上げしつつ、さらなる耐久力を獲得している。

総じて低ランクながら、しぶとく生き残って宝具とBusterの爆発力で応戦する耐久型バーサーカー。
高難易度を低ランクサーヴァントで切り崩す際には、そのしぶとさも手伝って重要な火力源となる。
絆礼装実装により「反逆せよ」【ガッツ一回分(復活時にHP50%回復)】を得たため、さらにしぶとく生き残ることが可能になった。
聖杯転臨を利用してレベル限界を超えると、Lv80時点でHPが9000を超えるため、マスター自身の戦術とスキルLv次第では高レアリティのバーサーカーにも劣らない強さを見せつけてくれる。

ちなみに第四霊基解放のセイントグラフ(カードイラスト)がなかなか渋くてカッコいい

ネロ祭再び ~2017 Autumn~

2017年版『ネロ祭』では、新たなエキシビションクエストの1番手で登場。
「スバッシー」というゆるキャラ感のするエネミーネームだが、40万→50万→57万というとんでもないHPの持ち主。
加えて、「被虐の悦び」により毎ターン10万回復&「王」特性を持つサーヴァントに対してのクリティカル率が超絶アップしている上に、「剣闘の雄叫び」及び「克己、即ち不敗なり」によって3ターン毎にさらに10万単位の超回復が来るという原作再現仕様で、前年のヘラクレスとはまた違った高耐久と絶望感を与える。

また、「膨張超蠕動」によってHPが低くなる程に宝具威力がアップする上に宝具は全体攻撃+防御バフ無視のため、被害の軽減が難しい点も痛い所である。
一応、宝具以外のQuickカードで攻撃すると3ターンの間回復量が-10%されるものの、持久戦を挑めばジリ貧で敗けるのは必死である。
なお、遅延回復に関しては強化解除で消す事が可能。ただし直ぐに再使用されるため、超回復を遅らせている間に倒してしまいたい。

ちなみに、実装日と同日放送のアニメ『Apocrypha』第11話は彼の自爆回であるため、まさに「スパルタクス祭」であった。

その他

キャラクター設定はなんと虚淵玄氏。
設定画を見せられた時に、「こいつはMっぽいぜ」と天啓を授かり、「朗らか抱擁系マゾヒストというなんとも言えない、この独特の存在感を放つキャラとなった。

2015年に行われたTYPE-MOON公式のエイプリルフール企画「TMitter2015」では、赤セイバーが社長&代表アイドルを務める芸能事務所「インペリアルローマ・プロダクション」所属の社畜剣闘士(プロデューサー)として登場。以降、ファンの間では「スパP」とも呼ばれるようになった。
なお、強面のアイドルプロデューサーという設定はおそらく同年1月に開始したあのアニメに登場し話題となったあの人のパロディと思われる。

史実上での評価が二転三転した英雄でもある。
当初はローマ崩壊の危機を呼んだ反逆者であったが、後年のローマ帝国内での研究では「仁徳と戦術眼を備えた優秀な指導者」とされ、当の研究者さえ「私の知るすべての将軍よりも優っている」と激賞した。
しかしキリスト教史観と王制国家が流布した中世以降では「反逆者」の代名詞として忌み嫌われ、研究どころか歴史の記録からも抹消されかけるまでに疎んじられてしまう。
転機が訪れたのは19世紀で、啓蒙運動の勃興から思想・理念の自由な考察が進展し、スパルタクスの存在に再び目を向けられることになる。そこで彼の評価は「既存の利権による抑圧を否定し、人道を律する存在」と一転して好評を得ることになり、特に後の共産主義思想に影響を与えるまでになった。
なおこの際に、トラキア出身の戦士という肩書きを「トラキアのある王族出身」とする説も登場しているが、これはスパルタクスを神聖視する思想家による脚色が強く出た説であり、如何にこの時代に彼がヒーローとして祭り上げられたかがよくわかる。

FGO第2部3章実装に合わせて戦闘グラフィックが書き直された。
攻撃時に筋肉が盛りあがり、エフェクトもよりダイナミックになった。
EXアタックでは文字通り相手を抱擁する
そして同章のシナリオ担当が設定担当の虚淵氏当人とあって、これまでにない活力に満ち満ちたスパルタクスを拝むことが出来る。


関連画像

[FGO] Berserker.
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スパルタクス
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関連タグ

Fateシリーズ Fate/Apocrypha Fate/GrandOrder
サーヴァント バーサーカー(Fate)

反逆者 剣闘士 レジスタンス 筋肉 マゾヒスト 暴走

ヒロインX:同じく思考が固定しているサーヴァントでバーサーカー以外のクラスで呼ばれた方が狂っているという共通点も存在する。最も、禁欲的なスパルタクスとは違いこちらは自身の欲望のためという部分で固定されているが。

アーラシュ:FGOでは中の人が同じ☆1同士、そしてメインシナリオにて無慈悲な圧制者の蹂躙から人々の明日を護るべく星となった漢ぶりが非常に似通っている。

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