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クリストファー・コロンブス(Fate)

どれいおう

『Fate/Grand Order』に登場する、とあるサーヴァントの正体。
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※この記事は重要なネタバレ要素を含みます、ご注意ください!!
また、ネタバレとなりますので当記事をタグ付けするのはお控えください





































「俺は"コロンブス"。クリストファー・コロンブスだ。」








レジスタンスのライダー


「さあて……今回の航海にゃ、どんなお宝(奴隷)が待ってんだろうなぁ?

プロフィール

真名クリストファー・コロンブス
性別男性
身長180cm
体重84kg
出典史実
地域スペイン
属性中立・悪
ILLUST元村人
CV大塚芳忠


卵の底の殻を割って立てるのは邪道

真名

クリストファー・コロンブス
15世紀から16世紀初頭の航海者。アメリカ大陸に初めて到達した白人として知られる。
太西洋横断からインドへ向かう「西回り航路」を提唱。ポルトガル王室に支援を願い出るも、情勢と彼の要求内容から断られ、スペインの支援で航海に出た。カナリア諸島から一気に西進し、カリブ海の島に到達する。

大航海時代、キリスト教圏の白人として初めてアメリカ海域に到達した人物。彼が西回り航路の着想・確信を得たのは1480年頃。
しかしそのための費用集め・パトロン探しが難航し、実際に出発できたのは1492年のことだった。

1492年、ついにコロンブスは旗船サンタマリア号・ニーニャ号・ピンタ号の三隻で大西洋を横断。
不安がる船員達に反乱を起こされる寸前でアメリカ海域へ到達し、サンサルバドル島を発見した。

目的地へ到達したコロンブスが最初に行ったのは――
そこにいた原住民から価値あるものを略奪し、彼らを奴隷として連行することだった。
新天地を発見した彼を止めるものはもういない。
すぐに第二の航海も行われ、次々と新たな島が発見されていったが、勿論、コロンブス率いるスペイン人たちによる原住民に対する暴虐も、留まるところはない。

彼とその後に続いた入植者達による苛烈を極めた略奪・虐殺行為は、後に彼を派遣したスペイン本国からも「アイツやりすぎだろ?」と糾弾されるほどであったという(これについては本人の釈明で罪は免れた)。


彼の生前の行為は、未開の地・異人種からの略奪が許容され、聖書と教会の教理にそぐわない文化と土着信仰はキリスト教で正すべき“悪”と断じられた当時のヨーロッパの価値観においてさえも、
残忍極まる所業と認識されるものであった。
また、コロンブスを始めとしたコンキスタドールについていった宣教師の一人は、彼らの行いをどうしても許容することができず、当時としては先進的な人権意識に基づいた、彼らの残忍な行為を告発する書籍を執筆している(この告発本は後に反スペインのプロパガンダに利用されている)。

結果、本国に奴隷の買取自体は拒否され、奴隷商としては大失敗な結末に。
さらに晩年、自らの行いによって生じた原住民や入植者による反発を抑えきる事ができなかった事で、査察官に逮捕・全ての地位を剥奪される事となったが、それでも彼は寂しくのたれ死ぬまで決して諦める事は無かったという。

次なる四度目の航海で結果を出せば、また元の地位に返り咲く事ができるのだと……進み続けてさえいれば、望む場所には必ず辿り着けるのだと……


人物

だまされてる気がする


「『今の世はそうなのか、じゃああえて肯定して使うのは止めておこう』──と考える英霊と、
 『今の世はそうなのか、でも便利で価値あるものなのは変わらないから続けよう』──と考える英霊。」
「そこにどんな差がある? 誰が善悪を計る?
 だって俺は最初から、自然に、“それが当たり前”なんだぜ?」

不屈の夢追い人、情熱の冒険家
コロンブスの卵』の逸話に語られるよう、発想の天才としても世間に知られる。
これらは確かに彼の一面であり、歴史では「冒険家として」人々の記憶に残る場合が多い。

しかし、これはあくまでも「航海の理由」を新航路発見に絞った場合であり、当時の世相として新天地での略奪と侵攻は、未開の地を開拓するという大義名分で黙認されている。
コロンブスも当時の倣いに従い、これを過剰なレベルで行ったまでの話。

別側面として、彼は“狡猾”と言われても致し方ないほど、人心の機微の察知と掌握に通じる合理主義者でもある。
必要とあれば嘘をつき、話を逸らし、物事を美談に仕立てて士気を高め、不満を逸らす。
これも当時、長期航海で船員の身を預かる船長として不可欠な才能であり、たとえそれが口八丁であろうと船を前に進めるべく、船員をときに叱咤激励し、ときに不満を抑制することに長けていなければ、海の上で幽霊船の仲間入りを果たすことになる。


ウメエジャネエカ


利用できるものはなんでも利用し、生き残るためには恩人をも平然と騙し、勝ち取れるものは根まで引き抜いて奪い去る。
勝つことができないなら、多少の犠牲が出ようと見切りをつけて機会を待ち続ける。
その手に届くもの、手段、その全てが念願を叶えるための“駒”という認識に近い。
要は自分以外、何も見えていないのである。
ある意味、強欲の体現というべき執念深さを秘めた“欲望の怪物”。
海賊と何の違いがあるかと聞かれれば、返答に困るレベルである。

決して褒められた人物でこそないが、彼は確かに歴史の旧弊に大きな風穴を開け、新たな時代の幕開けを告げる一人となったのは確かな史実である。
この皮肉さこそ、ある種で人の歴史の為せるといえる。


一般的な人はコロンブスと言えば「冒険家」「開拓者」という一面しか知らないだろう。
それは確かに正しいが、今回彼はその一面の影に埋もれた「奴隷商人」「海賊」としての面を余すところなく剥き出しにしている。
そのランクが世界的な有名度に反して"3"と中途半端なのは、彼の一部分に過ぎない面にのみ知名度が集中してしまっている結果、知名度補正が満足に反映されていないからなのかもしれない。尤もランク自体は飾りに近いので意味は無いのかもしれないが。

能力

近世欧州とあって魔術的な要素は薄く魔力はE判定だが、精神の粘り強さが反映されたのか耐久はBランク、そして天運の強さからEXランクの幸運を持っている。
船乗りだけあって、船長系のスキルを獲得している。
同時に侵略者としての側面も、スキルとして顕在化している。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香CBDEEXA


スキル

クラススキル

騎乗(B)乗り物を乗りこなす能力。Bランクで魔獣・聖獣ランク以外を乗り物を乗りこなす。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
対魔力(D)魔術への耐性。一工程の魔術なら無効化できる、魔力避けのアミュレット程度のもの。

固有スキル
嵐の航海者(B)船と認識されるものを駆る才能。 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
不屈の闘志(C)あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。
コンキスタドール(EX)大航海時代、航海の果てに未開地を征服した者のスキル。未開の地への侵攻、支配、略奪、奴隷化などの手際を示す。厳密には、航海の結果「アメリカ大陸」を征服した者こそをコンキスタドールと呼ぶ向きもあるが、その源流―――「スペインからの征服者」という概念を最初に発生させた者として、彼はこのスキルをEXランクで有する。自身のBusterカード性能をアップ&スターを獲得

宝具

新天地探索航(サンタマリア・ドロップアンカー)

  • ランク:A
  • 種別:対軍宝具
  • 由来:最も有名な最初の航海が結実したもの。


「今度は何が掴めるのかねェ? くふ、ふははははは、ふはっはっはっは! 考えるだけでワクワクが止まんねェ!」
「新天地探索航(サンタマリア・ドロップアンカー)!」

彼の乗っていた旗船サンタマリア号が出現。(陸地のど真ん中であっても)接岸し、そして―――
彼の指示に従い、為すべき事を為す。
これは「サンタマリア号よ、錨を下ろせ」という、船長としての略奪開始命令である。

関連人物

過去のイベントシナリオ中において、尊敬する人物として彼の名前を挙げていた(ただし、偉大な船乗りや冒険家としてではなく海賊の大先輩として)。

同時代・同地域の出身。生前会った事は無いが有名人として色々話は聞いていたらしく、今の女性の姿とは符合しなかったので素直に困惑していた。
ダ・ヴィンチの方も彼の悪評を生前から知っていた為、真名が判明した後は警戒するよう周囲にこっそりと伝えていた。

記憶喪失、おじさん、最終的に敵になる、とイヤな意味で共通点のあった人物。
マシュが彼の存在を思い出した事で、ユーザー達も"何か隠してる"奴である事に気づいた。

相性の悪い相手。どちらも人を疑う事に不慣れな善良さを持っていたが故、主人公は完全に乗せられる失態を犯し、マシュも嫌な予感を感じていながらその時まで言い出す事が出来なかった。
カルデアに召喚された場合、主人公の事を相棒(ビジネスパートナー)とのたまうが、そこにはこっちにいた方が儲かるうちはという揺らぐことのない魂胆が見え隠れしている。

「Fate」にはまだ出ていないが、中の人繋がり。
マッチポンプ的に奴隷を増やす冷酷かつ狡猾な船長という共通点もある。

余談

本作のアガルタをプレイした事で、初めて世界的に有名な偉人の本性と末路を知りショックを受けたユーザーも少なくない。

Fateシリーズどころか、TYPE-MOON関連でも屈指のクズ中のクズの1人。彼と互角なレベルとしてはFateだとコイツが挙げられる。
2014年7月『氷室の天地』の作中においても、歴史の毒という話で彼の所業について解説しており、その中で氷室が真性の悪鬼外道とコテンパンに扱き下ろしていたりする。

自分が悪いことをしているという意識など欠片も無く、目的を達するための己の行動は全て良いことだと認識している狂人的なレベルの自己中心主義者。
その在り様は、ユーザー達からここまで来ると逆に清々しいと言わしめる程の吐き気を催す邪悪そのものであり、作中で披露したゲス顔も相まって「ドス黒く燃える太陽」を想起させる。

ふぁてご #55(アガルタネタバレ有)


また、彼の本質を承知の上で本編の台詞を確認してみると、その大半が実は全く別の意味合いが込められている事が読み取れるだろう。
記憶を失いながらも、その根底は全く変わっていなかったのである。

上述の通り、クズさの他"信念の強さ"もTYPE-MOON関連では屈指の存在であるのだが、自分の邪魔になればそれが自ら教えた、自分と同じ信念であっても罵る等、善であれ悪であれ他者の「強くあろうとする」在り方は認めている他の英霊たちとも一線を画した歪さを持っている。

その為、人類悪ビーストIII同様、カルデアの"仲間"として召喚可能にすべきでは無かったのではと賛否両論な意見が出ている稀有なキャラクターとなっている(世界が無くなると彼も困るため、協力はするだろうが…)。


特にアガルタで決裂したフェルグスデオンアストルフォ、(死んでいなかったが)銃殺したエレナ、彼の影響を受けたアメリカ大陸の開拓者達に土地や同胞の命を奪われたジェロニモケツァル・コアトル狼王ロボ、そしてその他高潔な英霊たちと同じカルデアでやっていけるのかは非常に怪しい所である。

実際サブイベントへの出演数は彼だけがぶっちぎりに少ない事態になっており、2018年のバレンタインではセミラミスの使い魔である鳩からの状況報告という形で初めてイベントに登場。この辺りがギリギリのラインだったとも言える。

関連イラスト

レジスタンスのサンタクロース
GIVE ME!!!



関連項目

Fate/GrandOrder ライダー(Fate) サーヴァント
Epic_of_Remnant 伝承地底世界アガルタ 吐き気を催す邪悪

フェイスレス全くの無関係。なのだが、言動に共通点がある上、イラストレーターの元村人氏が、藤田和日郎リスペクトと思しき表情を描いたため、上述通り多くのプレイヤーが連想した。

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