例えば…それは‘空想’からの征服
氾濫する幻想都市、悪辣なる理想郷
その地を支配するは、百花乱れる『女』たち——
迷い込むのは背徳の理想郷
夢も現も全ては泡沫に消えていく
概要
特異点番号 | 亜種特異点Ⅱ |
---|---|
時代 | A.D. 2000 |
人理定礎値 | 不明 |
場所 | 中央アジア・ヒマラヤ山脈地下 |
キーキャラクター | 巻物の語り部 |
事前告知キャラクター | 閨の噺屋 |
章クリア報酬 | なし |
テーマ曲 | 『Indelible illusion』Yuriko Kaida |
シナリオ担当 | 非公開 |
ストーリー
『七十二柱の魔神』が解体され、ゲーティアが倒されてもなお、焼き焦がされた歴史は未だ完全には復元されていなかった。
結束から解き放たれた魔神柱が"各々の命題を獲得し"、そして世界に拡散したことでそれぞれの『亜種特異点』が生み出され、人類史を侵す獣の残滓となっていたのだ。
西暦2000年、中央アジアの山脈地底…表立った戦争や事件が確認されていないその場所に、カルデアは魔神柱が関与していると思わしき特異点の存在を見つけだす。そして排除のため、再び一人残ったマスターをレイシフトによって送り込んだ…
特異点に広がっていた広大な地下空間『アガルタ』は、悪辣な支配を敷く女性の国3つが割拠する破綻した理想郷が広がっていた。
カルデアのマスターは、それらに抵抗する桃源郷のレジスタンスとともに、三国の攻略を行うことになるが・・・。
ゲームにおいて
第1.5部『Fate/Grand Order - Epic of Remnant -』2番目のシナリオ。
アジアに存在すると言われる伝説の地下理想郷「アガルタ」と思しき巨大地下空間が舞台。
PVにおけるキーワードは「空想からの征服」「地下大空洞」「女戦士たちの雄叫び」「桃の芳香」「暴虐と狂乱の英雄」「煌々たる城塞」「幻想都市」「歪みなき願いの歪み」「無空の天」「黄金の密林」。
サブタイトル通り女性が中心の章であり、人型エネミーとサーヴァントの多くは女性となっている。
真命隠しは勢力名を用いている。
絆ボーナスの条件も、「女性」サーヴァントである事。例外としてアストルフォ、シュヴァリエ・デオン、エルキドゥ、始皇帝、魔王信長、ディオスクロイ、ロムルス=クィリヌス、蘆屋道満も含まれる。
登場人物
サーヴァント
騎士 | 騎士 | 少年 |
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CV:大久保瑠美 | CV:斎藤千和 | CV:- |
語り手 | 女帝 | 女戦士 |
CV:井上喜久子 | CV:井澤詩織 | CV:嶋村侑 |
レジスタンス | 女海賊 | 天災 |
CV:大塚芳忠 | CV:高乃麗 | CV:西前忠久 |
研究者 | ||
CV:金元寿子 | ||
コミカライズ
「ヤングエース」2019年3月号から2022年4月号まで連載。「ComicWalker」や「TYPE-MOONコミックエース」でも遅れて配信中である。
作画は『境界線上のホライゾン』のコミカライズを手掛けた武中英雄が担当する。
主人公の性別は男。全6巻。
余談
「アガルタ」とは19世紀から20世紀の間にオカルティスト達の間で創出されたオカルト的伝説による、アジアに存在するとされた地下理想都市の名前。「虹の国アガルタ」もしくは「夢の国アガルタ」とも。
アガルタの場所についてはインドの他に、チベット仏教における理想郷「シャンバラ」と同一視されており、ヒマラヤ山脈に存在するという説もある。また、ヒマラヤ山脈は「シャングリラ」という理想郷の所在地ともされている。
このシャンバラについて神智学者として生前言及していたエレナ・ブラヴァツキーは、こちらのイベントにも出演しており何らかの関連性があるのではないかとも推測されていた。
また、キーワード女戦士達の雄叫びから上記のイベントにも姿だけが確認されていた彼女やこちらの世界線に登場した彼女の出演も考えられていた。
マチアソビにて不夜城のキャスターと不夜城のアサシンのビジュアル情報が初公開された。
2017年6月28日にエルドラドのバーサーカーの情報が公開された。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
Fate/GrandOrder Epic of Remnant 特異点(Fate)
地球空洞説 物語 ディストピア 裏切り 欲望 男女 ヒマラヤ山脈 地底
黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン:こちらも地下世界を舞台にしたシナリオ。
前後のストーリー
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