伊達男にして世界最大の海賊、バーソロミュー・ロバーツ見参!
ところで前髪で顔を隠さないかい?
プロフィール
真名 | バーソロミュー・ロバーツ |
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クラス | ライダー |
性別 | 男性 |
身長 | 188cm |
体重 | 79kg |
出典 | 史実 |
地域 | カリブ海 |
属性 | 混沌・悪・人 |
好きなもの | 前髪で目を隠している少年少女(特にマシュ) |
嫌いなもの | 野蛮な黒髭 |
設定担当 | 東出祐一郎 |
ILLUST | また |
CV | 小林千晃 |
男女問わず、前髪で目が隠れている人間が好み。
片目でも両目でもどちらでも良い。何だったら人間じゃなくても良い。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するライダークラスのサーヴァント。レアリティは☆1。
以前より黒髭の台詞などでその存在が言及されていた、海賊のサーヴァントである。
初登場は期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』で、カリブの特異点でカルデア一行の映画撮影に合流してきた人物として登場している。映画を作るため聖杯に召喚されたらしいが、不安定な召喚だったせいか記憶を失っていたため、真名を思い出すまで役名の「サラザール」で通していた。
初めのうちは演技を器用にこなしていたのだが、イベント中盤においてとあるきっかけから記憶を取り戻し、同時に生前のトラウマによって暴走を開始。カルデア一同に止められてその場は収まったものの、暴走が原因で霊基を保てなくなり、騒がせてしまったことを詫びつつ座に退去した。しかし彼が物語の途中で退場してしまったことによって、映画完成には大きな支障が出てしまい……
そのキャラクター性から実装が待ち望まれていたが、2019年8月4日に4周年記念キャンペーンで念願のプレイアブル化となった。初となる☆1ライダーで、フレンドポイント召喚にて入手できる。
メインシナリオでは第2部5章前編『神代巨神海洋 アトランティス』に登場。
汎人類史の英霊としてギリシャ異聞帯に召喚され、主人公陣営に加勢する。
2024年水着イベント『セレブサマー・エクスペリエンス!』では夏霊衣「スマイリー・サマーウェア」が実装。地続きの奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』では、皆が成す術なく退場させられる中、彼のみ何らかの条件を満たして免れ、主人公とマシュを守ろうと奔走する。
真名
17~18世紀に活躍した、ロバーツ海賊団を率いた海賊、『バーソロミュー・ロバーツ』。
肖像画でも分かる通りの浅黒い肌から、ブラック・バート(Black Bart)の異名を持つ。
バートとはバーソロミューの愛称、もしくは準男爵(バロネット)の意味となっている。
海賊の黄金時代と呼ばれた最後の時期に、カリブ、ブラジル、ギニアなどを中心にロバーツ海賊団を率いて海賊行為を働き莫大な財をなした、大航海時代最後にして最大の海賊。元々は大海賊として名をはせたハウェル・デイヴィスに拾われて航海士として信頼を得ていき、彼が死した後は仇討の指揮を執ったその手腕を買われて、彼のディヴィス海賊団をそのまま引き継ぐことになった。
史実においてもハンサムでオシャレな伊達男と伝えられており、貴族風の服に赤い帯で銃を携行していた。また、熱心なキリスト教徒でダイヤモンドをちりばめた金の十字架(ロザリオ)を首から提げていた。これらの目立つ服装と容姿から、船員達の間でもリーダーシップを発揮していた。
しかしその一方で、粗忽物というかどこかうっかり屋な所があったらしく、食料や水を積み忘れて海に出たせいで危うく死にかけたり、略奪品を卸した闇商人が逮捕されたのにも気づかず、商品の支払いの為に1か月も同じ場所に留まって部下に呆れられるなんて事もあったと言われている。
彼の特徴として厳格な掟が挙げられる。例を挙げると「消灯時間の徹底」「金品の公平な分配。横領の禁止」「賭博の禁止」「婦女子への乱暴禁止」など、一見海賊らしからぬ紳士的・道徳的なルールが明確に定められ、違反者は死刑もしくは孤島に置き去りにするなど厳しい処分を下していた。
さらにバーソロミューの船では船員全員が投票の発議権と投票権を持ち、多数決によって方針を決めていたという。というか、多数決で方針を決める民主的運営はバーソロミューの船のみではなく多くの海賊が採用していた。実は、当時の海賊船には皆それなりに厳しい掟があったらしく、海賊としてイメージされるような無軌道な荒くれ者としてやっていけたのは、黒髭くらいだったとか。
登場時のイベントは投票によって物語の展開を決めるものであり、こちらでも繋がりがある。
こうした投票が行われていたことからも判る通り、海賊船では黒髭ほどの恐怖政治を行わない限り船長と言えど絶対的な権限を持つことは無く、戦闘や略奪の際の指揮権が在る程度の扱いが殆どであって、船員が気に食わない、この船長では儲けが出ない、と思えば追放されたり地位を奪われる事態も珍しい事では無かった(創作においては、黒髭海賊団の雰囲気がベースとなっている)。
その中で、バーソロミューは3年間にもわたり海賊団を率いていた。バーソロミューが活躍していた時期は奴隷貿易が本格化し、航路安全確保のためにイングランドの海賊狩りが本格。ニュープロビデンス島の海賊共和国はイングランドに降伏し、名だたる海賊達も次々と処刑されるか恩赦によって堅気に戻ってゆく。更に当時はスペインが再びイングランドとの対立を深め、それに伴い軍を整える為に船乗りの雇用が増え、あえて海賊になろうとする船乗りは減少の一途を辿っていたという、まさに海賊達の黄昏とも言うべき時代である。そんな中で活躍していたバーソロミューは、まさに最後の大海賊と称えられるほどの手腕とカリスマ性を有していたのは疑いようもない。
最後はイングランドの戦艦と遭遇・交戦中、敵艦から放たれた砲撃が直撃してしまい命を落とす。
その躯は部下の手によって海へ水葬され、彼自身の身柄はついぞ海軍の手に落ちる事は無かった。
人物
一人称は「私(わたし)」。
黒髪に褐色の肌をした美青年で、貴族風のオシャレな服と手袋といったファッションをしている。また、銃とカトラスを携行し、金のチェーンで十字架を身に付けている。また、実装以前にコロンブスの「幕間の物語」内でメアリーからイケメンと呼ばれており、公式的にも美男子設定らしい。
基本的に外見通りの軽妙洒脱な伊達男で、本人も自らをそう誇っている。基本的に伝承通りに伝わる通りのクールかつ紳士的な性格で、温和にしてそのイケメンっぷりは生まれながら男女問わず人の目を惹く。これらの容姿および性格は原典そのまんまであり、ゲームの戦闘モーションにおいても優雅に一礼をしたり、ロザリオに口付ける、などの伊達男振り満載のアクションが見られる。
――が、やはり海賊を志しただけあって中身は黒髭といい勝負。黒髭と一緒にしないで欲しい、とはバーソロミューの口癖であるが、それは彼の外見や喋り方などについてのみであり「海賊とは奪って奪って奪い尽くして、最後に奪われる者である」という認識は、黒髭とほぼ一致している。
この様に度胸と自信を兼ね備えた人物であるのだが、その死因から砲声には強いトラウマを持っており、作中で記憶を取り戻した際に取り乱してしまったのも、これが原因である。ただし不意打ちでもなければ大丈夫な様で、宝具でも戦闘でも自ら銃や大砲などを躊躇わずにぶっ放している。
ここまでなら王道の美男子だが、彼という人物の肝として、男女問わず前髪で目が隠れている(メカクレな)属性が大の好み。本人曰く「宝石のような瞳を人前に晒さず、親しい者だけがその輝きを確かめられる」という秘匿性が好きらしい。そして、メカクレを見つけると満面の笑みになる。
その推しっぷりはバレンタインのお返し礼装も幕間の物語でも、とにかく何かしら出演する度に必ず語っている程。一応ドンピシャ範囲は少年少女らしいが、守備範囲はメチャクチャ広く、霊基再臨でもサラッとトンデモない発言をかましていたりする(なお、その度にシバかれているらしい)。
プロフィールにまで「メカクレならなんでも好き」と書かれているが、カルデアの新所長は仮にそうなっても好みではないと発言し、眼帯の千代女には言及なしだが、包帯のキングプロテアに興奮する、ウィッグによるメカクレはOKなど、彼なりの基準がある模様。なお自分自身がメカクレになる事に関心はなく、曰く「宝石が好きな人間が宝石そのものになりたいと思うかね?」とのこと。
こうした残念なイケメンぶり故、基本的には黒髭と同等のキモオタとしてぞんざいな扱いを受けがちだが、その執着を除けば海賊の中では割と常識的かつ冷静沈着。ここぞという時は大船団を統率した計算高さや真面目さを遺憾なく発揮し、BBリリィは彼の本質を「不自由な軍人」とも称した。
「私は海賊だが、礼儀を重んじた。海は荒々しく凶暴だ。その為には力を合わせるべきだし、力を合わせるには、互いの不愉快さを最小限に抑えるべきだと考えたからだ。意外だろう?だが、そういうものなんだよ」
能力
戦い方は、他の海賊勢と比較してもスタイリッシュなものが多い。
モーション中では、カトラスによる剣術と拳銃による銃撃の他、着火した手榴弾を投げつけたり、両脇に2門の砲台を召喚してお辞儀すると共に砲撃を食らわせるなどの攻撃を披露している。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | C | D+ | C | D | B | A |
保有スキル
対魔力(E) | ライダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Eランクでは無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。低ランクなのは魔術に縁の無い海賊だからか。 |
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騎乗(D) | ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。低ランクなのは『嵐の航海者』スキルがあるからか。 |
嵐の航海者(A+) | 船と認識されるものを駆る才能。集団のリーダーとしての能力も必要となる為『軍略』『カリスマ』の効果も兼ね備えた特殊スキルにもなっている。バーソロミューは世界最大の海賊団を率い、加えて彼らに絶対的な掟を課した。 |
海賊紳士(A→A+) | 海賊でありながらルールを遵守し、洒落た伊達男を気取っていた。また、分け前も掟によりきちんと分配した事から。掟には、福利厚生に関する記述も含まれていたとか。その為か、味方へのサポートスキルとして機能する模様。 |
疾風の掠奪(A) | 海賊行為にどれだけ秀でているかを指す。世界最大の海賊団を率いるに至ったバーソロミューは、鮮やかなまでの掠奪を行った。中でも四十二隻からなるポルトガル船団への海賊行為は語り草で、砂糖や煙草といった物資の他に、モイドーレ金貨四万枚、ポルトガル国王の為に作られたダイヤモンドを散りばめた十字架まで手に入れたという。字面的には、速度の強化スキルであろうか。 |
宝具
高貴なる海賊準男爵の咆吼(ブラック・ダーティ・バーティ・ハウリング)
- ランク:C+~B+
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~20
- 最大捕捉:前方展開15隻
「総員、戦闘準備!」
「どうやら貴殿は気付いていないのかな?既に包囲されている事に!全砲門一斉掃射!『高貴なる海賊準男爵の咆吼(ブラック・ダーティ・バーティ・ハウリング)』!!」
彼が率いるロバーツ海賊団が所有する海賊船の一斉砲撃。海という軛から離れたバーソロミューは、綿密に計算した船団の包囲網を展開し、天地上下左右から一斉に砲撃を叩き込む。洞窟などの狭い空間で使えば、いつの間にか相手の周囲に出現した大量の砲弾・爆弾という形で顕現する。
ただし最大威力に高めるためには、前もってきちんと戦術を構築せねばならず、相手が名うての船長や軍師であれば立ち所に看破されて、防がれてしまう。ゲーム上での低レア特攻攻撃という特性は、この設定を反映してのものだろうか。なお、相手がメカクレかどうかは特に関係ない様子。
ゲーム上での性能
最大ATK | 5461 |
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最大HP | 6720 |
カード配分 | Quick×2 / Arts×2 / Buster×1 |
スキル1 | 嵐の航海者 A+:味方全体の宝具威力をアップ(1ターン)&攻撃力をアップ(1ターン) |
スキル2 | 海賊紳士 A:自身のスター集中度をダウン(3ターン)+味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン) |
スキル2(強化後) | 海賊紳士 A+:↑+味方全体のNP増加(+10%) |
スキル3 | 疾風の略奪 A:自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)+敵全体のクリティカル発生率をダウン(3ターン)+スターを獲得 |
宝具 | 高貴なる海賊準男爵の咆吼(Quick):敵全体に強力な〔低レア〕特攻攻撃〈オーバーチャージで特攻威力アップ〉&防御力をダウン(3ターン) |
☆1ゆえに基本ステータスは低いが、カード性能は悪くない。保有スキルでは主に攻撃面での味方のサポートが優秀である。特にスキル2とスキル3で味方のクリティカル性能を大きく強化できる。
ライダークラスの特徴である高いスター集中率はサポート系キャラだとマイナスに働くことが多いのだが、彼は自身のスター集中率を下げることができるため、味方にクリティカルの機会を譲ってやれるという特徴を持つ。スキル強化で僅かだが全体にNPを配れるようになった点も嬉しい。
宝具「高貴なる海賊準男爵の咆吼」は一風変わった「低レア特攻」という能力を持ち、クラスアイコンが銅色のエネミーに有効。要は雑魚の露払い向きである。特攻が入らない相手に対しても防御ダウンはそこそこ機能する他、多段ヒットのQ属性なのでクリティカルスターも生みやすい。
主な欠点は基礎となるATKが低い点や、性能の良いクリティカル威力アップを持つが自身は恩恵を受けにくいのでアタッカーになりにくいことである。また耐久系のスキルを持たないので脆い。
また『ネロ祭』や『ギル祭』のエキシビションマッチでは超強化された低ランク鯖が相手になる事もあり、思わぬ所でジャイアントキリングを狙える。アタッカーとして猛威を振るってもらおう。
関連人物
生前
ハウェル・デイヴィス
自身を海賊の道へと導いた、デイヴィス海賊団の船長だった男。
彼の戦死後に海賊団をまるごと引き継ぎ、ロバーツ海賊団とした。
Fate/Grand Order
旧知の仲らしいが、海賊として活躍した時期はニアミスしているので、英霊となった後に知り合った様子。黒髭からは気障野郎とも評され、ルルハワではホテルの趣味などで一悶着あったらしい。
マイルームではガサツでうらやましい、単純さが実にうらやましいと評しており、もしやこれは友情なのでは?と錯覚するほどなんだとか。一方で「嫌いなもの」としても彼の名を挙げており、いつの時代も一人で海賊の品格を貶める有様に辟易している。一応、共演の機会はかなり多い。
また、両者共に英霊とマスター倫理および性癖によるTPO問題が絡むと、お互いがお互いのストッパー役になるという面白い構図になるとか………。
以前からの知り合いの様子。なおメアリーにはもう少し前髪を伸ばす気はないかと提案している。
彼女らの事はしっかり同類=海賊と見ている為、自身の幕間においては軽い言い争いからマスターの部屋で銃撃戦をやらかしそうになった(メカクレじゃないという理由で本当に殺す気だった)。
荒々しいがその奥に確かな気品が隠されていると褒め、夕食に誘おうとした。
ナンパとも取れるこの行為に対して、黒髭はナチュラルに刃物を握っていた。
契約したマスター兼ブレーキ役。彼/彼女にもメカクレになるように度々働きかけている。
後述する事案発言に対してアストライアを呼んだり、バレンタインには令呪を使って花火にするという前代未聞のおしおきを敢行するなど容赦ない対応をされている。バーソロミュー自身は暴走癖を自覚しているためか、何かやらかす時も前振りをした上で甘んじて制裁を受け入れるスタンス。
性癖ドストライクなメカクレ女子。マイルームにおいても、好きな対象として上げる程である。
イベント内では記憶がない状態で、出会い頭に「亜麻色の髪の乙女」に例えてにこやかに口説いており、マイルームでも「色々な意味で素晴らしい」と評している。マシュの髪は紫なんだが……
また、主人公に対して「いつまでも手元に置いて放さない方がいいぞ」とアドバイスしている。
フランケンシュタイン、風魔小太郎、アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
彼のお眼鏡に適ったメカクレ系サーヴァント達。特に小太郎は船にまで誘っている位にガチのドストライクゾーンらしく、自身の幕間の物語では彼とフランケンシュタインが喋っている姿を遠目に見ながら「(あの間に)挟まりたい」と事案発言を吐いた(そしてアストライアにシバかれた)。
何やら犯罪めいたアトモスフィアであるが、生前の彼は「女子供を乱暴目的で船に乗せたものは処刑」という厳しいルールを敷いていた紳士であるため、恐らく手を出す事はない………はずだ。
彼女の「アイアイエーの歌」を、メカクレ関連の替え歌にして熱唱するという暴挙に出た。
結果、怒り狂った彼女に襲い掛かられたが、二重に地雷を踏んでいるので自業自得である。
第2部5章前編で共闘したカルデアの所長。好みではないとは言いつつも、もう少し痩せていたら前髪を下ろす事を勧めたいらしい。対象外の相手もメカクレにしたがるあたり筋金入りである。
幕間の物語でマスターに呼び出され、バーソロミューが目の前のメカクレに対して事案発言をするやいなや、立ち絵や台詞を出すよりも早く彼にバックドロップをお見舞いした。因みに、何の因果かバーソロミューの幕間の物語が実装されたのは、彼女の宝具が強化されたのと同時期である。
自身の実装後に登場した、メカクレ女子なサーヴァント。彼女がイベントで登場するその度に必ずといっていいほどバーソロミューの名前が上がるのがお約束である。2022年7月31日に待望の実装を果たした数日後に、彼の強化クエストが発表されると「やっと推しが来たのでテンションぶち上がった」と言う声があがったとか…。
長らく直接の絡みは無かったが、2024年では水着霊基になった彼女と夏を満喫するためか、自身も水着霊衣を引っ提げた。どれだけ推してるんですか、アナタ…
同イベントにおいては徐福に「メカクレ変質者」呼ばわりされており、露骨に避けられていた。
バーソロミューとはベクトルの異なる変態……もとい問題児で、露出癖というか全裸癖の持ち主。マイルームでもいきなり服を脱ごうとして2発目の花火にされかけた(どちらも未遂であるが)。
間違いなく何らかのアプローチをしているであろう、カルデアスタッフの1人。
当人がある理由から、必要な時以外は電算室に引きこもっていた為、あまり顔を合わせる機会がなかった模様。
もっとも鉢合わせしてた場合、記憶力の良い彼女にとってはそりゃあ色々とトラウマものであろう……
余談
真名については、伝承になぞらえた特徴的な服装や首から下げたロザリオ、ハンサムで褐色肌の容姿、特異点の舞台がカリブ海ということ、初登場のシーンで流れたBGMが第三特異点のものだったことなど、ヒントはかなり多かったために、登場早期から予想を的中させていた有志も存在した。
なお、ユーザー達からの愛称は前述の通りバート……ではなくだいたい「バソ」。なんの捻りも品性のカケラもない濁点付きのア音とオ音の組み合わせが、変な笑いを誘う事は間違いなしである。
なお真名看破の決め手としては、黒髭がオケアノスにてマシュと出会った時に彼の性癖(メカクレ系女子)をぶっちゃけていたことが大きい。女の趣味で真名バレするこいつといい、腐嬢のギフトといい、ゲステラといい、同期の銅サーヴァントは一癖も二癖もある者が揃う顔ぶれとなった。
また彼の宝具効果により、明白に「低レア」の基準が確定した。具体的には公式で☆3は低レアに含まれないことが明らかになったために、縛りプレイにおいても大いに意味のあるものとなった。
またメカクレ大好きという性癖が強烈なインパクトを呼んでしまったのか、その後も(『FGO』関連か否かを問わず)様々な界隈においてメカクレ属性のキャラクターが実装や初登場などで注目される度に、Twitter(現X)においてバーソロミューの名前がトレンド入りするという珍現象が幾度も発生した。黒髭とは別ベクトルでネタに事欠かない男である。そこまでにしておけよロバーツ。
バーソロミューを演じた小林千晃氏は過去に『衛宮さんちの今日のごはん』や『Heaven's Feel Ⅱ章』にてモブキャラの役で出演しており、名前ありキャラクターでの型月作品出演は初となる。
関連イラスト
関連タグ
Fate/GrandOrder 惑う鳴鳳荘の考察 ライダー(Fate)
ロイヤル・フォーチュン(海賊船):彼の座乗艦。老朽化やより大型の船を鹵獲したことによる代替わりが行われており、同名の船が4隻存在する。
ロイヤル・フォーチュン(アズールレーン):上の擬人化。セリフ等から4代目であると思われる史実に関する説明は、本家の項目よりこちらの方が充実している。
そこまでにしておけよロバーツ:主にメカクレ関係で暴走している作品につけられるタグ。