疵獣の咆吼(クライング・ウォーモンガー)
- ランク:A→A+
- 種別:対人宝具
- レンジ:0
- 最大捕捉:1人
「ぬおぅ……叛逆の時か……!」
「ワァァーーハハハハハッ!征くぞ、我が愛は爆発するぅッ!!」
常時発動型の宝具。敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。
この魔力の変換効率は、スパルタクスの体力が減少するほどに上昇する。
こうして体内に溜められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。
もし瀕死まで痛めつけられていれば、スパルタクスは眼前のすべてを破壊して余りあるほどに膨大な魔力を溜め込むことになり、肉体そのものに至るまで変貌させ、なお戦い続けることだろう。
ただし、その特異な性能(半端な攻撃ではあまり効果が得られないし、かといって高火力の攻撃で死んでしまっては何の意味もない)から、作中では「淀みなく機能するのが至難の業」「通常の聖杯戦争であればまず生き残る事はできまいと確信できる」とされている。
セイバーのクラスで召喚された場合は能力が変わり、相手の攻撃に耐え抜くと体力や魔力を回復し、次以降の同じ攻撃を無効化するか、もしくは反射するというものになるらしい。
『Apocryha』本編では、極限まで高まった魔力によって醜悪な肉塊じみた怪物に変貌し、最終的に蓄積した魔力を極大のエネルギー砲にして吐き出し自爆した。
『Fate/Grand Order』では、限界まで貯め込んだ魔力をそのまま全身から放出し、強烈な衝撃波として吐き出して敵陣を吹き飛ばす攻撃型宝具となっている。
FGOでの種別はBusterで、効果は効果は【敵全体に強力な防御力無視の攻撃&HPを回復(大)】。3つ目の強化クエストをクリアすると威力と回復量が強化される。