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セイバー(FoxTail)

じぇーけーせいばーのすずかごぜん

セイバー(FoxTail)とは、漫画作品『Fate/EXTRA CCC FoxTail』に登場するサーヴァントである。
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サーヴァントセイバー、召喚されて超参上! みたいなー☆よろしくだしー♥
かしこまり♥

プロフィール

真名鈴鹿御前
クラスセイバー
時代平安時代
地域日本
出典史実、『鈴鹿の草子』、『田村三代記』等
身長161cm
体重51kg
属性中立・悪・天
好きなもの恋愛関係(素敵なカレシ・デート・恋バナetc)
嫌いなもの自分の恋やカレシを侮辱される事
ILLUSTたけのこ星人
CV東山奈央


概要

Fate/EXTRA CCC FoxTail』に登場する、セイバーサーヴァント
別名「JKセイバー」。マスターは坂神一人

制服携帯電話を携えた女子高生風の少女。戦闘時は白拍子風のミニスカ装束に烏帽子を纏う。

BBの依頼で、マスターである坂神一人と共にマスター達やNPCを殺戮する謎のサーヴァント。本編第1話時点で言峰綺礼臥藤門司殺生院キアラアンデルセンを殺害している。

サクラ迷宮第7階層~第9階層の迷宮衛士も兼任しており、第7階層にやってきた岸波白野にも襲い掛かるが、彼のサーヴァントであるキャスターに阻まれ、剣戟と共に互いにマスターとの惚気話(捏造あり)、相手の恋愛観の批判と激しい女の戦いを繰り広げる。

後に、間桐シンジカルナ達が味方になった際には彼らと共に「黒の生徒会」を結成、自分は風紀委員を担当することに。

人物

衣装は女子高生の制服に和服を混ぜ合わせたかの様な独特なもので、出会った当初の白野はサーヴァントと認識できず、キャスターからは「コスプレですかねぇ」と評されている。更にキャスターの獣耳を見て、一人の反応を分析した結果、新たに狐耳尻尾を生やした(一人は当然そんなサービスは求めていない)。当然、キャスターは自分のアイデンティティをパクられたため激怒している。ちなみに、FGOのマイルーム会話にて鈴鹿の方もキャスターとのキャラ被りに怒るセリフがある。

この独特のセンスは彼女が担当している迷宮の内装にも表れており、第9階層には「日本風の巨大な城に観覧車がくっついている建物」が鎮座している。

喋り方も見た目同様に軽くて明るい若者風で、悪く言うと軽薄。だが、相手のマスターを狙う合理性と冷徹な思考、敵の戦術を分析する洞察力も同時に併せ持つ。

また、惚れた相手に献身的に尽くす一途な一面も持ち合わせており、生前の逸話(後述)や現在のマスターである一人への接し方にその一端が垣間見える。料理も得意で、劇中で一人に手作り弁当を振る舞っている。

実際には彼女のわがままで短絡的なギャルギャルしたJK風の振る舞いは演技。
本来の性格は真逆で、思慮深く話が分かる凛とした姫。
冷酷ではあるが、自らの役割や責務に生真面目で誇り高い・・・が、それ故に「鬼の娘」という自身の悪逆属性のこともはっきり自覚しており、時折凹んで自家中毒っぽくちょっと影にこもりがち。
総評するとその性格は才色兼備だが影もあるアンニュイなクラス委員長。

もしかしたら真逆の性格である「JK」を「本気」で演じるのは、「自分を変えたいが故」、或いは「悩むことなく明るくわがままに生きるJKに対し憧れるが故」なのかもしれない。

あと、下着はいてない系。漫画版『深海電脳楽土_SE.RA.PH』では、目撃した主人公に「穿ぁ!?」と驚かれている。
だが、霊基再臨すると一応穿いてくれるらしく、それらしき紐がチラ見えしているが・・・・

真名

鈴鹿御前


真名は鈴鹿御前坂上田村麻呂と共に数多のを退治した逸話を持つ女性。
生前、日本を侵略するため日本三大妖怪の一角である鈴鹿山大嶽丸と手を組む事を目論んだ鈴鹿御前は、彼に(かなり失礼かつ一方的な)文を送りつける。再三のシカトに痺れを切らした彼女は最後に「殺してやるから面かせ(超意訳)」の旨をしたためた手紙を送る。暫くして彼女を倒しにやって来た男に思わず一目惚れ。鈴鹿は当初は大嶽丸と勘違いしていたが、その人物こそが、かの有名な坂上田村麻呂であった。

結局互いに一目惚れしていた両人は色々あって一緒に暮らすことに。その後は逸話通りに悪路の高丸など数々の鬼を二人で退治し、宿敵大嶽丸を倒すため鈴鹿は三年間かけて偽りの花嫁を演じ神通力で強固な皮膚を柔らかくし、討ち取った。

二十五歳で寿命を迎えた鈴鹿だったが、坂上田村麻呂は彼女を取り戻すために冥府へ赴き直談判。
結果、生まれかわる事となりハッピーエンドを迎えた・・・との事。
しかし、この出来事の真相は…(下記参照)

判明する以前から、「立烏帽子を被った姿」「変化を得意とする」といった設定、更に「三本の宝剣を宝具としている」という点やその性格からほぼ特定されていた。

なお、女体化することなく史実から女性だった初の女性セイバーでもある。

能力

三明の剣を保有し、それらを用いた三刀流の剣術を操る。1本は手に持って直接攻撃に使い、残りの2本はセイバーの周囲の宙に浮いて展開され独立して攻撃を行うという、間合いを問わずに手数で相手を追い立てていく戦闘スタイルをとる。
また、「大通連」を変化させて水流や嵐を起こして攻撃したり、魔眼を使って相手を魅了するなど多彩な能力を持つ。
多芸な魔法剣士といった所だが、一つ一つの技量は専門家には及ばず、器用貧乏の気があるため、力押しではなく頭脳戦を得意としている。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
坂神一人??????
藤丸立香DDAABEX


スキル

対魔力(A)A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗(B)騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並みに乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。
変化(?)文字通り変化するスキル。詳細は不明だが、セイバーはこれにより本来存在しない狐耳と尻尾を生やした。
魔眼(B+)目があった男性を魅了し、鈴鹿御前に対して強烈な恋愛感情を抱かせる。対魔力スキルで回避可能だが、恋愛限定に使う、というところに鈴鹿御前のいじらしさを感じずにはいられない。いじらしさとは。
神通力(A)→(B)神の力の一端。周囲の物体を自由に動かす事が出来る。だが現在はサーヴァントとして顕現してるため能力がランクダウンしており能力の対象は自身の持つアイテムのみとなっている。
神通力(JK)(B+)FGOにて「神通力」がランクアップしたスキル。本人は「溢れるJK力の賜物だし」などと言ってそうだが、JKと神通力に一体どんな関連があるのかは謎である。
神性(A)その体に神性があるかないかの判定。第四天魔王の娘である鈴鹿御前は高い神霊適性を持つ。あるスキルを使用すると+が付いてしまう。
JK力(A)10割捏造の自己申告ネタスキル。キャスター曰く「EXと言わないあたり弁えてる」らしいが…そうか? 鈴鹿「JK力アップだしー」マスター「そんなスキル無い」ちなみに、「JK力アップだしー」はFGOのLvアップ時のセリフに採用されている。


宝具

天鬼雨(てんきあめ)

  • ランク:B+→B++
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1~40
  • 最大捕捉:250人(条件付きで500人)
  • 由来:文殊菩薩の智剣『大通連




「狐の嫁入り、行ってみる?」
「草子 枕を紐解けば 音に聞こえし大通連 いらかの如く八雲立ち 群がる悪鬼を雀刺し 文殊智剣大神通―――― 恋愛発破・『天鬼雨(てんきあめ)』!!」

セイバーが保有する三振りの宝剣のうち、黄金色の一本。
正しくは『文殊智剣大通連』(もんじゅちけんだいとうれん)
普段は武装として使っているが真名解放すると、数え切れないほどの宝剣が上空に同心円状に展開され、剣の豪雨を降らせる。
展開数は250本だが、夫が持つ夫婦剣素早丸(そはやまる)と連動解放することで500本の剣の雨で敵陣を蹂躙することができる。当然サーヴァントの身では素早丸が存在しないので、代わりに思い出が詰まったかんざしをそれに見立てて疑似発動している。つまりこれでも全盛期の半分の性能。演出も合間って某アーチャーの宝具と夫婦剣を彷彿とさせる逸話である。
射撃精度は大雑把で細かい制御が利かず、乱戦には不向き。
だが、才知の祝福と併用することでその欠点を補完し、「自分を中心に自分だけを外して降らせる」などという細やかな制御が可能となる。
『FGO』ではこちらが宝具として採用された。

才知の祝福(さいちのしゅくふく)

  • ランク:C
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:−
  • 最大捕捉:1人
  • 由来:文殊菩薩の智剣『小通連』。


「これなるは菩薩が鍛えし小通連 抜かば知恵は文殊が如く―――『才知の祝福(さいちのしゅくふく)』!!」

セイバーが保有する三振りの宝剣のうち、白銀の一本。
直接攻撃ではない補助宝具。「才知」の名の通り自身の知性を大幅に向上させる能力を持つ。
これにより本来ならば剣士ではない彼女の雑な剣捌きを知性とその場の情報処理で補い、瞬間ごとに最適解を思考し立ち回る事が可能。地味だが堅実に弱点を補強し、この状態のセイバーは本来の鈴鹿御前に近い力を発揮する。キャスター的に言うと「INTの数値がコンもり上昇中」。
乱戦において天鬼雨を最大限活用するにはこの宝具と併用することが半ば絶対条件と化している。
しかし、鈴鹿御前本人は必要以上に頭が回ってしまい、無意識に損得を計算してしまうため、JKとしての生き方に誇りを持っている分、その非効率性の矛盾点にうんざりしてしまう。
なので、あまり積極的には使いたがらない。

三千大千世界(さんぜんだいせんせかい)

  • ランク:EX
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:−
  • 最大捕捉:1人
  • 由来:近江の湖の蛇の尾より取られた刀『顕明連


本来は宝具扱いのスキル。
鈴鹿御前の愛剣、顕明連を朝日に当てる事で三千大千世界……あらゆる世界、並行世界すらも太刀の中に作り出し見渡す事が出来る。早い話が疑似的な千里眼である。
……それはまさに、刀を通じて自身をムーンセル化する行為と言える。
未来演算が可能となり、自身のあらゆる可能性を確認、選択することで最適な答えへたどり着く事ができる。展開には強力な演算能力を要するため、『才知の祝福』の展開が前提となる。
権能に近いスキルのため、展開中は徐々に元の姿(立烏帽子を被った姿)へと戻ってしまい、果てはサーヴァントとして存在できなくなり、消滅してしまう。

他作品での活躍

Fate/GrandOrder

CCCコラボイベント『深海電脳楽土_SE.RA.PH』より登場。
レアリティは☆4で、同時実装のパッションリップメルトリリスとは異なり、恒常での追加となる。また、2019年7月からはデオンと入れ替わる形で、チュートリアルガチャにおける確定☆4枠のラインナップ入りを果たしている。
イラストは『FoxTail』の作者たけのこ星人氏が自ら担当。

同イベントでは、衛士(センチネル)の1体として立ち塞がる。序盤から度々襲撃してくる上に、最終戦以外は特殊スキル「KP・B」であらゆるダメージを軽減してくる。
撃破後はタマモキャットの説得で仲間として加わり、事態解決に協力する。

また、『葛飾北斎体験クエスト』では相棒枠として登場した。

さらに『Fate/GrandOrderArcade』では、黒ギャルサンタランサーとなって登場。
詳しくは鈴鹿御前〔サンタ〕を参照。

キャラクター性能

最大HP11753
最大ATK9544
カード配分Quick×1/Arts×2/Buster×2
スキル1神通力B / 自身のBusterカード性能アップ&スター発生率アップ(各1T)
スキル1(強化後)神通力(JK)B+ / 自身のBusterカード性能アップ(3回)&スター発生率アップ&クリティカル威力アップ(3回)(各3T)
スキル2魔眼B+ / 敵単体に確率で魅了状態(男性限定)を付与&敵単体に攻撃力ダウンを付与(1T)
スキル3才知の祝福 / 自身に毎ターンNP獲得状態を付与(5T、5~10%)+自身に必中&宝具威力アップ状態を付与(3T)
宝具Buster / 敵全体に強力な攻撃&自身のクリティカル威力アップ(3T)<オーバーチャージで効果アップ>&自身のNP獲得量アップ(3T、強化後に追加)


通常攻撃でのNP効率は並み程度だが、「才知の祝福」によるリジェネでNPを上乗せ出来るのが利点。同スキルはLV10でCTが6ターンにまで短縮されるため、強化解除さえ受けなければパッシブスキル同然となるのも心強い。

基本の動きは、「神通力」と併用した宝具でクリティカルスターを稼いで、次のターンにクリティカルヒットを狙うという形。宝具演出も相まってエミヤ(アーチャー)と似た印象を受けるが、スター生産力もスター集中率も劣っているため、効率よくクリティカルを狙うにはそこを補う工夫が必要である。

Fate/EXTRA Last Encore

ダン・ブラックモアの対戦相手に彼女と思わしきシルエットが登場。
最終回のED一枚絵に登場している。マスターがかは不明。

関連人物

生前

第四天魔王
父親であり天帝。地上の人間の国を混乱させるために命令を下した上司。

坂上田村麻呂
元カレ。互いに一目惚れした関係。互いに助け合いながら英雄としての功績を紡いでいった。
…しかし、大嶽丸との偽りの結婚の真相を知らなかった彼は嫉妬に狂い、妻ごと大嶽丸を討ち取ってしまう。
サーヴァントとしては新しい恋を求めている彼女だが、彼との関係は大切なものであるため、『北斎体験クエスト』で軽々しく名乗ると素の口調で警告を出している。

坂上正林
鈴鹿山で一緒に住むこととなった田村麻呂との間に儲けた娘。

大嶽丸
当初は共に日本を征服しようと、喧嘩を売ってるとしか思えない内容の同盟を結ぼうとする。
見た目はビジュアル系のイケメン。あと、割と鈴鹿にゾッコンだったらしい。ボッチ属性持ちとも言われている。
後に田村麻呂には内密に偽りの結婚をして潜入。彼の護りを内側から解呪し田村麻呂と共に彼を討ち果たした。
……偽りの結婚を知らない田村麻呂が、愛憎のままに振るう凶刃に斃れた鈴鹿自身の命と引き換えに。

その後、真相を知った田村麻呂は冥府に赴き直談判。結果、鈴鹿は転生という形で蘇り、夫婦ともども幸せに暮らした……とされるが、定かではない。
ただ分かるのは、「そうであってくれ」という人々の願いが、『鈴鹿御前と坂上田村麻呂の夫婦伝説』としてカタチを成しているのみである。

Fox Tail

坂神一人
月の聖杯戦争でのマスター。「カレシ」「カズくん」と呼び、付き纏う。
彼相手にも軽薄な態度は崩さないが、その恋慕の情は本物で、心底ベタ惚れしている。本人曰く「運命的出会いから告白、デートと恋のラブ値上昇中」。彼がBB(1st)によって精神操作を受けた後も献身的に付き従い、彼と共に居られるならどんな汚れ役もこなす覚悟を決めている。

BB(1st)
自分達の雇い主。彼女の指示で聖杯戦争参加者を狩っている。

間桐シンジヴァイオレットジナコ=カリギリカルナ
黒の生徒会の同僚。

キャス狐
敵対するサーヴァント。劇中では何度も戦っており、相性は最悪。
しかしながら、実は似た者同士であり互いに向ける感情も同族嫌悪に近い。SGも現在判明している2つが彼女と同じ。故に昔の自分を重ねてしまうため、見ていると色々と辛くなる様子である。

岸波白野
敵対するマスター。初対面時から「岸波」と呼び捨て。
彼への評価は「無能なうえ無個性で無価値」と辛辣。

ラニ=Ⅷ
一応敵対者だが、下着に関する考え方の一致から結構ウマは合っている。

ちびちゅき!

アストルフォ白純里緒
キャスターの「良妻賢部」に対抗して自分が立ち上げた「ギャルサー」の仲間。
彼らの正体には気付いていない。

Grand Order

藤丸立香
CCCコラボイベントにおける敵対者。センチネルの1人として彼/彼女の前に立ちはだかった。その際彼/彼女に心の中を見られてしまった事により(鈴鹿いわく、心が砕けた)、崖から飛び降りて自決しようとした。
プレイヤーが召喚した際には彼/彼女のサーヴァントとなるが、彼/彼女を恋愛対象として見做す事は無く、あくまで「いずれ素敵な恋をした時の為のJK力磨きの相手」との認識。ただし、彼/彼女の優しい人柄は気に入っており、絆が深まれば全力の協力を約束してくれる。・・・・・が、自身の最初の幕間の物語ではJK散歩で遭遇したイケメンサーントをことごとく貶しまくり、同行していた主人公とマシュに冷や汗をかかせている。

タマモキャット
CCCコラボイベントにおける敵対者。玉藻の前から分かれたアルターエゴだというだけでも相性が悪いのに、演技でJKを演じている鈴鹿にとって完全天然キャラのキャットは結構苦手な部類。
ただ同イベントでの共闘を経て少しは仲良くなれた模様。
ちなみに、玉藻の前とは幕間の物語にて張り合う。

オケアノスのキャスター
こちらは担当声優が「かしこまっ!の中の人で、別作品鈴鹿御前を舞台で演じた。

葛飾北斎
体験クエストにて親交を深める。密かにイナセな江戸っ子台詞に憧れているんだとか。

酒呑童子茨木童子
鬼と天魔の娘というこで似たものらしい。
鈴鹿御前は鬼たちがしっかりしてなかったから日本に送られたらしく鬼たち対する心証が悪い。

紅閻魔
料理の先生。評価は「細やかな料理には向かない」との事で、そっちの方は匙を投げつつも、味と栄養が揃ってればいいとアドバイスしている。

清少納言
2020年夏イベントで共演。向こうもパリピギャルという近似したキャラ付けをしているためか、先輩として慕われている。

余談

本作では第四天魔王の娘という設定を採用していることから、御伽草子『鈴鹿の草子(田村の草子)』のうち室町時代後期の「鈴鹿系(古写本系)」を底本として江戸時代の東北地方で成立した『田村三代記』の立烏帽子が設定のベースと思われる。
『田村三代記』では天の魔焰として日本を魔国にするために鈴鹿山へと降臨するも、坂上田村麻呂利仁将軍と夫婦の契りを交わし、近江国蒲生が原の明石の高丸退治、奥州達谷が窟屋の大嶽丸退治をしたのち、一度は亡くなるものの、夫婦は二世の契りであると地獄の閻魔から鈴鹿御前を取り戻した田村丸と二度目の夫婦の契りを交わし、娘共々幸せに過ごしながら各地の悪魔を退治、113歳で亡くなると、鈴鹿山の清瀧権現として夫の田村大明神と日本を守護する妹背の神となった。

『田村三代記』で鈴鹿御前が化現する鈴鹿山の清瀧権現は鈴鹿峠の片山神社近く、伊勢側に位置する清滝観音がモチーフとなり、のちにこの人も描いたことで有名な「東海道坂ノ下清滝くわんおん(清滝観音)」である。夫の田村大明神は鈴鹿峠の麓、近江側に位置する田村神社である。
なお『鈴鹿の草子(田村の草子)』では琵琶湖にある竹生島弁財天として化現する。

Fate設定では坂上田村麻呂と悲恋であったと独自の解釈がされているものの、上記のとおり『Fate/Grand Order material V』などで出典として挙げられている『鈴鹿の草子(田村の草子)』『田村三代記』には2人を悲恋とする諸本はただの1つもない。
これら田村語り坂上田村麻呂伝説や御伽草子などの総称)は利生譚、噛み砕くと神仏が衆生(庶民)を救済する物語が基礎にあり、「鈴鹿系」では鈴鹿御前がいなければ日本は鬼の世界となっていたためそれを心得て鈴鹿へ参るべし、「田村系」では清水寺を建てた田村丸は観音の化身で鈴鹿御前は弁財天であるため草子を読んだものは観音を信じるべしと物語が締め括られる。
つまり田村丸が地獄探しを経て、亡くなった鈴鹿御前(立烏帽子)を取り戻すことで二世の契りを叶え、夫婦で日本を守護する比翼連理の神仏として現れるという利生譚こそがストーリーの肝のため、夫婦揃って末永く暮らすハッピーエンドでなければ物語が成立しない。
鈴鹿山周辺では田村明神と鈴鹿明神は夫婦神として崇敬される信仰対象のため、鈴鹿御前の聖地へと参拝する際には鈴鹿御前と坂上田村麻呂の悲恋はあくまでもType-moom独自解釈でしかないことを念頭に、今も田村明神と鈴鹿明神を信仰する地元の方々への敬意と配慮を持っていただきたく思う。

話は別ではあるが、イラスト検索ではJKセイバーや当タグではHITしないイラストが多々あるため、鈴鹿御前+Fateなどの関連タグを使用して検索する必要がある。

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