記事概要
聖地とは、特定の宗教などにとっての本山、本拠地、拠点となる、教会や寺院、神社など場所のことである。宗教の創始者ゆかりの地も多く、仏教の創始者、仏陀の生誕地ルンビニ、イエス・キリスト生誕の地ベツレヘム、イスラム教の創始者、ムハンマドの出身地マッカ(メッカ)などの例がある。
歴史的な史跡や建築物などが多く残ることから、世界遺産となる場所も多い。
転じて、文化・スポーツにおける最高峰のイベントが開催される場所、アニメ・漫画の舞台となった場所などを聖地と呼ぶ。特に、アニメ・漫画の舞台に関しては聖地巡礼・オタクの聖地も参照の事。
主な聖地
- エルサレム(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)
- ルンビニー、ブッダガヤ、サールナート、クシーナガラ(仏教)
- マッカ(メッカ)(イスラム教最大の聖地)
- ローマ(バチカン)(キリスト教カトリック)
- サンティアゴ・デ・コンポステーラ(キリスト教 参詣道が世界遺産になっている)
- ベツレヘム(キリスト教)
- マディーナ(メディナ)(イスラム教)
- 伊勢神宮、出雲大社、高千穂神社、橿原神宮、太宰府天満宮など(神道)
- 高野山、熊野三山(修験道)(参詣道が世界遺産になっている)。他にも吉野山や出羽三山などがある。
- 曲阜(儒教。孔子の生誕地)
- ラサ(チベット仏教)
- 五台山、峨眉山(中国の仏教)
- 泰山、崑崙山(道教)
- ベナレス、マトゥラー(ヒンドゥー教)