太宰府天満宮
だざいふてんまんぐう
太宰府天満宮にまつわる小話を幾つか記載。
- 学問の神様
祭神である菅原道真公は優秀な政治家・学者であり、醍醐天皇の御代に右大臣となっていた人物。
そのため、後世にて学問の神様として祭られている場所が、この太宰府天満宮である。
- 飛び梅
元々、菅原道真公は平安京朝廷内での藤原時平との政権争いに敗れて太宰府に左遷されており、当然左遷する時は、公が大切にしていた桜の木と梅の木とも別れることになる。
その梅の木に対して、
「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅花(うめのはな) 主なしとて 春な忘るな」
と別れを惜しむ歌を贈っており、大切にされて慕っていた木のうち桜は、主人が遠い所へ去ってしまうことを知ってからというもの、悲しみに暮れて見る見るうちに葉を落とし、ついには枯れてしまったという。しかして梅と松は、道真の後を追いたい気持ちをいよいよ強くして、空を飛んだ。ところが松は途中で力尽きて、摂津国八部郡板宿(現・兵庫県神戸市須磨区板宿町)近くの後世「飛松岡」と呼びならわされる丘に降り立ち、この地に根を下ろした(これを飛松伝説と言う)が、一方でひとり残った梅だけは見事その日一夜のうちに主人の暮らす大宰府まで飛んでゆき、その地に降り立ったという。(一部Wikipediaより抜粋)
これが太宰府天満宮に伝わる飛び梅伝説である。
境内に梅がたくさん植えられていたり、梅が枝餅が有名な理由はこの「飛び梅伝説」が関係している。
- 境内に繋がる橋
太宰府天満宮には表参道から左に曲がったところに境内に繋がる橋がある。
この橋は3つの節に分かれており、参道側から「過去・現在・未来」という風にそれぞれ意味がある。
ちなみに、「この橋をカップルで渡ると別れる」という噂があるため、もし恋人同士で太宰府天満宮にお参りに行く際は気を付けよう。
信じるか信じないかは…貴方次第。
- 黒田如水と太宰府天満宮
戦国大名として有名な黒田孝高(黒田官兵衛)公は、隠居して黒田如水と名を改めた後、かつて交流があった千利休の影響で茶の湯の道を本格的に始める(利休の作法を参考にして自らの考えた作法をしたためる程)。
趣味と情報収集のためにも茶会を大宰府天満宮の側で開いており、太宰府天満宮の敷地内には当時使われていた「如水の井戸」が残されている。
※これは、黒田公が晩年隠居していた庵が現在の福岡県舞鶴(初代福岡藩主黒田長政の居城である福岡城近く)にあった影響かもしれない。
- 菅原文太氏の葬儀
2014年11月30日にこの太宰府天満宮で、俳優の菅原文太氏の葬儀が行われた。
晩年、菅原氏は事実上の俳優引退宣言をした後、家族と一緒に福岡県福岡市内に住んでいた。
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