比翼連理とは、夫婦(男女)の情愛が深くむつまじいことのたとえ。
故事
白居易(白楽天)が玄宗皇帝と楊貴妃との悲恋を描いた長編の漢詩『長恨歌』に二人が誓い合った言葉として「天に在りては願わくは比翼の鳥と作らん、地に在りては連理の枝と為らん」とあるのに基づく。
死んだ楊貴妃を諦めないであの世まで探し、来世では必ず一緒になりたいという玄宗の姿が印象的である。
「比翼の鳥」は想像上の鳥であり、雌雄それぞれ目がひとつ、翼がひとつのため二羽が一体となって飛ばなければならない。
また「連理の枝」は想像上の植物であり、もとは二つの木の枝がつながってひとつの木、ひとつの木目にまでなったもの。
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比翼恋理のだーりん:Steins;Gateのファンディスク。「連」ではなく「恋」となっている。ただし海羽超史郎によるノベライズ版は「比翼連理」となる。