白居易

はくきょい

はくきょい

解説

解説

白居易(772～846)は唐代の詩人で、字は楽天、号は香山居士や酔吟先生であった。

山西省の太原に生まれ、29歳で進士に合格すると、地方官を歴任した。

越権行為で左遷されるも、後に許されて刑部尚書にまでなった。

晩年は詩と酒を友として悠々自適の生活を送っていた。

性格は忠直で、その性格を反映してか、政治や社会への鋭い批判の目を向けていた。

詩人としては上記の性格に加え、平易流暢な作風で、人情に訴えるものが多かった。

代表作には玄宗皇帝と楊貴妃の恋愛を書いた長恨歌がある。

また、彼の作品は、日本の平安時代以降の文学にも多大な影響を与えている。

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