曖昧さ回避
- 漫画『キングダム』の登場人物についてはこちら⇒李白(キングダム)
- ライトノベル『薬屋のひとりごと』の登場人物についてはこちら⇒李白(薬屋のひとりごと)
概要
「詩仙」と称され、世界史の中でも有数の大詩人である。
史上稀にみる酒好き。
「酔っぱらって水に映った月を取ろうとして溺れた」という俗説があるというほどである。酒に酔って暴言を吐き、役人の仕事をクビになったこともある。酒好きの心を謳った月下独酌は有名。
絶句を得意分野とし、警抜な着眼やひらめきを短い詩型に結集させた。
また古体詩では、奔騰する詩想を縦横に、雄大に展開した。
李白と言えば豪快奔放な作風という印象があるが、彼の挫折の人生の軌跡に沿って見ると、李白の詩風や人物像はそれほど単純に割り切れず、ますます複雑多様な魅力を持つ存在であることがわかる。
ちなみに日本では杜甫より人気が高いが、中国では杜甫の方が人気らしい。
関連タグ
天秤座の童虎…モチーフとしたキャラクター
杜甫(李白と並ぶ同時代の大詩人。性格・詩風は正反対だが、交友関係があった)
阿倍仲麻呂(日本から派遣された遣唐使。唐名を朝衡(ちょうこう)。帰国する船団が嵐で遭難した報を聞いて、追悼の七言絶句を詠んでいる。)
松尾芭蕉(杜甫の影響を強く受けており、杜甫の詩を踏まえた俳諧を多く詠んでいる。)