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李白

りはく

中国の唐中期に活躍した詩人。字は太白。号は青蓮居士。旅に暮らして酒と月と伝説を愛し、「詩仙」と呼ばれた。
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曖昧さ回避編集


概要編集

中国古代、中期の詩人

「詩仙」と称され、世界史の中でも有数の大詩人である。


史上稀にみる好き。

「酔っぱらって水に映ったを取ろうとして溺れた」という俗説があるというほどである。酒に酔って暴言を吐き、役人の仕事をクビになったこともある。酒好きの心を謳った月下独酌は有名。


絶句を得意分野とし、警抜な着眼やひらめきを短い詩型に結集させた。

また古体詩では、奔騰する詩想を縦横に、雄大に展開した。

李白と言えば豪快奔放な作風という印象があるが、彼の挫折の人生の軌跡に沿って見ると、李白の詩風や人物像はそれほど単純に割り切れず、ますます複雑多様な魅力を持つ存在であることがわかる。


ちなみに日本では杜甫より人気が高いが、中国では杜甫の方が人気らしい。


関連タグ編集

漢詩/唐詩 白髪三千丈 月下独酌 望廬山瀑布 望廬山五老峰

天秤座の童虎…モチーフとしたキャラクター

杜甫(李白と並ぶ同時代の大詩人。性格・詩風は正反対だが、交友関係があった)

阿倍仲麻呂(日本から派遣された遣唐使。唐名を朝衡(ちょうこう)。帰国する船団が嵐で遭難した報を聞いて、追悼の七言絶句を詠んでいる。)

松尾芭蕉(杜甫の影響を強く受けており、杜甫の詩を踏まえた俳諧を多く詠んでいる。)


花井拳骨(じゃりン子チエに登場するキャラクター。李白研究の第一人者だが、彼にのめり込んだ理由は、同じ酒好きだから)

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