CV:赤羽根健治
概要
朝廷に仕える若い武官。猫猫曰く「出世株」。
武官らしい鍛え抜かれた体格と自分の信念を貫く一本気な性格の好漢。
目利きの軍師に見出されるが元々は地方官の出身で、都で顔を広げるために皇帝主催の園遊会で珊瑚の簪を配り歩いた。
後に、その内の一人で翡翠宮の女官では唯一配った猫猫から「会いたい」と面会要請を受け、本気と誤解されたかと頭を抱える。
が、猫猫の方も簪を贈る意味を解しておらず、単純に里帰りの保証人となることを持ちかけられる。メリットのない厚かましい要求に最初は憤慨するも、即座に高級妓楼・緑青館の「三姫」の紹介状を交換条件に提示され、迷ったところで他の宛てを示唆されるという駆け引きに陥落。
緑青館お抱えの高級妓女のネームバリューに負けて引き受けた結果、「三姫」のひとり白鈴に惚れ込む。
白鈴も絶倫の李白を気に入っており、姉と慕う白鈴の幸せな結婚生活を願う猫猫からも応援される。妓女の罠に嵌ったというべきか、嫁候補と出世の目標を手にしたというべきか。
下女である猫猫を「嬢ちゃん」と呼ぶ気さくな性分だが、里帰りの同伴相手と調べられた当初は壬氏から快く思われておらず、牽制を込めて身請けの高額な銀の出資を申し出られた。これを断る際に自身の力で妻に迎えたいと白鈴への一途な思いと男気を見せたことで態度を軟化される。
武官としての実力も馬鹿力の馬閃と渡り合える程には高いため、重要な案件を任されるようになる。
また、猫猫の解雇に落胆する壬氏のために一計を案じた高順の依頼により彼女が勤める緑青館を紹介したことで、若手の武官や官吏たちの大宴会への短期就労(アルバイト)に駆り出された猫猫が酌女として壬氏と再会。彼女が再び宮廷に出仕するきっかけとなった。
関連タグ
李白…中国の歴史的有名人。同名だがこれといった共通項は特に無い。