「どこまでも固く。守護こそが私の戦いだ」
プロフィール
真名 | パーシヴァル・ド・ゲール |
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クラス | ランサー |
性別 | 男性 |
身長 | 195cm |
体重 | 110kg |
出典 | アーサー王伝説、楽劇『パルジファル』など |
地域 | 欧州 |
属性 | 秩序・善・地 |
好きなもの | 子供 |
嫌いなもの | 飢えた子供 |
設定担当 | 桜井光 |
ILLUST | 白峰(FGO)、三輪士郎(極光) |
CV | 松風雅也 |
あらゆる盛り付けは山盛り。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するランサークラスのサーヴァント。レアリティは☆4。
存在自体は第1部6章『神聖円卓領域 キャメロット』やその前日譚『6章/Zero』にて仄めかされており、劇場版アニメ『キャメロット』後編のある場面では、彼らしき横顔が僅かに写っている。
ビジュアルは第2部後期OPで一足早く登場し、ぐだ男を抱えていた騎士の真名でもある。
メインシナリオ第2部6章『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』後半より実装されるが、同章において登場するのはブリテン異聞帯における、同じ名と姿を持つ現地人であり、その縁を辿ってカルデアに召喚される汎人類史の英霊・パーシヴァルとは異世界の同一人物にして、別の存在である。
汎人類史のパーシヴァルがサーヴァントとしてシナリオに関わるのは、2021年12月に追加されたガレスの幕間と2021年クリスマスイベント『メイキング・クリスマス・パーティー!』からとなる。
『Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ』では、亜種聖杯戦争に召喚されたサーヴァントととしてゲスト登場。
真名
円卓の騎士の第二席にして、聖槍ロンギヌスの使い手の1人、「パーシヴァル・ド・ゲール」。
かつて聖騎士ギャラハッドとの旅路の果てに、共に聖杯へと至った「白光の騎士」である。
聖杯はギャラハッドと共に天へ召される運命だったが、聖槍ロンギヌスは地上へと残される運命にあった。本作においては、この聖槍を持ち帰った者こそサー・パーシヴァルであったとする。
なお、原典のアーサー王伝説においてロンギヌスの槍を手にしたのはベイリンとギャラハッドのみであったが、アーサー王伝説から派生した楽劇『パルジファル』ではロンギヌスの槍に選ばれている逸話があり、型月時空ではこの逸話も取り入れられているという設定である。加えて、パーシヴァルは原典からして投槍の達人という設定なので、ランサークラスが最適解という事になる。
原典では赤い鎧を纏っていたとも言われているが、本作では一貫して白い鎧を着込んでいる。
第二席にカウントされているのは、マビノギオン時代から存在する古い騎士だからであろう。
人物
一人称は「私(わたし)」。
聖杯に辿り着き、更に聖槍を得た人物というだけあって、性格は清廉潔白。『6章zero』では仲間であった騎士と袂を分かつ際、1人1人と丁寧に抱擁しながら涙していたという程心優しい人物。
一方、他の円卓組の例に漏れず人間的に残念な部分があり、とにもかくにも非常に単純。
特に料理を振る舞う際は、とにかく肉と根菜で大盛りにしようとする悪い癖があり、その癖が移ったガレスにすら遠慮されている程。しかしこれも上述の優しさに由来するもので、飢えている人や痩せ細っている人を見過ごせない性分であり「子供は愛であり宝」という持論があるためである。
好しに付け悪しきにつけ、この「愚直」さこそがパーシヴァルのパーソナリティであり、当人もそれについて思い悩みこそすれ決して嫌悪することはなく、むしろ自身の宿命として受け入れ前に進み続ける。まさに「清き愚か者」の異名通りであり、そんな人物像から円卓の騎士達に最も信頼された騎士とされている。人間嫌いで有名なアグラヴェインとの会話でも間が持ったらしく、ガウェインからも「彼が健在であった時期が円卓の黄金期だったのかもしれない」と評されている。
また、子供の他に動物にも懐かれていたらしく、生前は朝方のキャメロットの庭園で小鳥達を腕や肩に乗せている姿がよく見られたという。実際にスキル使用時のモーションでも小鳥が飛んできて腕に止まっているため、マスターからは「Dプリンセス騎士」なるあだ名で呼ばれることもある。
英霊となった現在では、、初めて訪れる街でまず美術鑑賞を行う、というのを趣味にしているようで、ゲスト出演した『極光のアスラウグ』では、オスロ市庁舎にある絵画を見て楽しんでいた。
マスターや同僚の騎士に対しては、基本的に礼儀正しく振る舞うが、時々砕けた感じになる。また、トリスタンや浮気を良く思ってはおらず、これは聖杯に辿り着く条件が童貞(つまり貞淑な者)である事から来ていると思われる。この関係からか、同じくカエサルにも苦言を呈している。
第3臨で肩に盾が付属するが、これは戦いを繰り返す内にこれが最適解だと判断したため。
2024年水着イベントには、水着霊衣「夏の騎士の装い」が登場。
去年の水着イベントでの概念礼装での披露から早い実装となった。
異聞帯
ブリテン異聞帯では、「選定の槍」の使い手でありロンディニウムで円卓軍を率いる人間の騎士として登場。心優しく純粋、高潔な人柄は汎人類史の彼と同じだが、やや子供っぽい面も見られる。
一人称もたびたび「僕」に変わる。
英霊パーシヴァルと同一効果のスキルを使用できるが、宝具については聖槍にあたる武器を持ってはいるものの諸事情により常時宝具封印状態となっている。使用する聖槍の由来が汎人類史と違っているためか、宝具の真名や効果も異なるだけでなく、使用時には大きな代償を伴っている。
バトルで使用する際は、汎人類史の落ち着いた声のトーンと比べ、異聞帯の彼は声が高い。
プレイヤー側で使用可能なのは1度だけであり、使用後は代償により頭髪の一部が黒くなる。
能力
戦闘においては中距離戦を得意としており、聖槍「ロンギヌス」を武器として扱う。
高いステータスと確かな技量からなる戦闘能力を持つ隙のない騎士。中でも守りに秀でており、敵サーヴァントが一息に放った十四連撃を数センチ後退した程度で苦もなく凌ぎきるほどである。
『極光のアスラウグ』では、初陣だったのでお互い様子見だったとはいえ、知名度補正を最大限に受けているアーチャーとバーサーカーを同時に相手取り、援護役の魔術師を守りながら無傷で渡り合った。
モーション中では、ロンギヌスの槍を用いた槍術を主体とした戦闘を行っており、槍の投擲や宝具の限定開放と思しい光の刺突や斬撃に加えて、妖精馬「クントリー」に騎乗しての攻撃も見せる。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | B | B | B | D | C | B |
ガガム・イストーレ | B | B | B | D | C | B |
保有スキル
対魔力(B++) | ランサーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化して、それ以上のランクのものに対しては効果を削減する事が可能。 |
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騎乗(C+) | 本来はライダーなどのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮される為に、騎乗対象は生物・非生物を問わない。 |
救済の光(B) | 聖槍の付帯効果のひとつがスキルとなったもので、防護効果及び回復効果を秘めた光を発する。この効果は、二重拘束を解放せずとも常時使用可能。 |
聖杯の加護(A) | ギャラハッドの昇天に立ち会った身は聖杯に縁深い為、ある種の加護を受けている。伝説や物語によっては、聖杯の担い手としてさえ語られている。 |
守護騎士(聖槍)(B+) | 聖槍ロンギヌスを守護する、高潔の騎士である事を示すスキル。稀少スキルである「守護騎士」スキルの変種にして、それとは似て非なるものである。 |
宝具
光さす運命の槍(ロンギヌス・カウントゼロ)
- ランク:C+〜A+
- 種別:対城宝具
- レンジ:1~70
- 最大捕捉:600人
「此処に光を!」
「聖槍、二重拘束解除。カウントダウン――『光さす運命の槍(ロンギヌス・カウントゼロ)』!!尊き奇跡を此処に……!」
救世主の胸を突いたとされる、もう1つの聖槍。真名解放時は、聖槍を手にしたベイリン卿がペラム王と戦った際に見せた超絶の威力を発揮、王城(聖杯城カーボネックと同一とされる)も崩壊させる文字通りの対城宝具となる。恐るべき破壊力を秘めているが、同時に癒やしの力も併せ持つ。
この聖槍にはギャラハッドとベイリンによる二重拘束が掛けられている。これは騎士王の聖槍ロンゴミニアドや異世界の王のエクスカリバーに施されている「十三拘束」と似たようなものである。
眩き選定の槍(ロスト・ロンギヌス)
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大捕捉:不明
「聖槍、抜錨!」
「この槍が、人に許された物では無いとしても……我が魂を焚べて!昏(くら)き世の灯台とならん!排熱大公、敗れたり!!」
サーヴァントならざる異聞帯パーシヴァルの切り札。モーションや効果自体は「光さす運命の槍」と同様であるが、癒しの効果(HP回復)ではなく「妖精」および「竜種」への特攻効果を持つ。
ゲーム上での性能
ランク | ☆4(SR) |
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HP | 12,112 |
ATK | 9,168 |
カード | Quick:1 / Arts:2 / Buster:2 |
スキル1 | 聖杯の加護(A):自身のArts性能アップ(3T)&NPを獲得(10~20%)&宝具威力アップ(3T) |
スキル2 | 守護騎士(聖槍)(B+):自身にターゲット集中状態を付与(3T)&被ダメージ時のNP獲得量アップ(3T) |
スキル3 | 救済の光(B):味方単体に無敵状態を付与(1T)&HPを回復(1000~2000) |
宝具 | 光さす運命の槍:自身に無敵貫通状態付与(1T)&宝具威力アップ(1T)+Arts属性全体攻撃+HPの残比率の最も少ない味方単体のHP回復(3000固定) |
カードバランスはセイバー型。オーソドックスな性能だが、Artsカードの性能は芳しいとは言えず、自力で宝具開放を目指すには足並みが遅くなる傾向にある。その課題をスキル2を用いたタンク運用で補い、減ったHPはスキル3と宝具で補填していくという運用法の分かりやすさが売りと言える。
宝具は4ヒットする全体Arts攻撃で「聖杯の加護」と合わせて高いNPリチャージ効果を生み出す。同時に、HPが最大値に対して最も低い割合の味方1体の回復も可能。数値も3,000固定となかなかに高く、スキル3と併用すれば最大5,000と着実な態勢の立て直しが可能になる……の、だが。その宝具回転率は、あの「サモさんシステム」に匹敵する半ぶっ壊れ。しかも「聖杯の加護」のスキルレベルとバフの盛り方によっては宝具Lv1から総ダメージ30万以上という驚愕の威力を発揮する。
Artsパーティー周回の鉄板である「Wキャストリア」で挟んだ場合は勿論、Arts性能とNP効率を上げる術が用意できるなら、ぶっちゃけ概念礼装なしでも稼働するレベル。加えてNPを自前である程度補填できるため、途中で息切れしても短期で立て直せる。この点を踏まえると、waveごとの敵の数が変動してもNP効率が下がりづらく、変則的な編成の下でも問題なくシステムが再稼働する。
弱点があるとすると、スキル2のターゲット集中の長さに対して防御手段が無敵1ターン以外にないという手薄さであろうか。一応、スキルと宝具による回復があるおかげで耐久力はあるものの、宝具の回復効果は「HP残比が最も少ない味方1人」なので、使用ターン時にクリティカル事故等が発生して自分よりHP残比が低い味方が出ると、自分の立て直しが利かなくなってしまう。しかしこの点は、多くの攻撃型タンクのお約束として「ボスまでの道中を御膳立てし、いざとなれば自分は囮になって退散」という鉄板の戦術に応用できるので、これを一概に欠点とするのは狭量だろう。
総括すると、味方を庇いつつ宝具で敵軍を薙ぎ倒していく、タンク兼任の周回向けの宝具アタッカー。スキル全体に癖がなく、スキルと宝具で場持ちもよいという点でも使いやすい、素直な性能も魅力的と言える(そこら辺も彼らしいと言えるか)。もしものときは、囮となって味方も守ってくれる。召喚に成功した際には、是非とも「聖槍の騎士」の異名の所以を体感してみて欲しい。
他作品での活躍
Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ
主要人物であるアスラウグとラグナルが戦うことになる別の《組(バディ)》のサーヴァントの1騎として登場する。なんと既に過去の亜種聖杯戦争において、数度の優勝を果たしている模様。
関連人物
生前
生前の主君。彼女の事は主君として敬愛し、カルデアで同僚となったことを喜んでいる。
その一方で少し痩せたのではないかと思っており、もっと食べてもらいたいと思っている。
なお、料理に関しては案の定だが無頓着だったと思われており、我が王は泣いてもいい………。
生前の同僚の1人。久々に会って生前と雰囲気が変わっていた事を訝しんでいる。
因みに彼もまた、パーシヴァルと同じくランサークラスへの資格を併せ持っていると思われる。
2023年水着イベントにおいては、円卓男性陣の中でベディヴィエールだけ水着霊衣が実装しなかった代わりとしてなのか、書き下ろし水着姿のパーシヴァルと共に概念礼装として登場していた。
生前の同僚の1人。細っこい彼女にはもっと食べてほしいと思っており、ちょくちょく構っては逃げられている。とは言えども「才能ある未来の騎士」として気にかけられていた事は満更でもなかった様で「実の兄達以上に兄らしい人」と称し慕っていた事が窺える。
だがパーシヴァルがその言葉を耳にしたのは、奇しくもガレスが騎士として大成する前に死んでしまった後であり、その時は誰もいないキャメロットの庭園で涙を一筋だけ流した。彼女の幕間ではある試練を与えることに……
生前の同僚の1人。再会してそうそうに力試しを仕掛けているなど、仲が良いようだ。
因みに、筋力はガウェインの方が微妙に上(パーシヴァルがBに対して、彼はB+)。
生前の同僚の1人。パーシヴァルは幼少期、たまたま森で見かけた彼の姿に憧れて騎士を目指したとも言われている為、カルデアで再会できた事に対して感慨深げな感想を述べている。
生前の同僚の1人。直球で「浮気は良くない」と苦言を呈していた。
なお、当のトリスタンは「喧嘩なら買うぞ(要約)」と威嚇している。
生前の同僚の1人。普段何を食べているのか気になっている。
なお彼は夢魔のハーフなので、人間の感情を栄養にしている。
生前の同僚の1人。パーシヴァルが相手でもないと、会話の間が持たなかったとのこと。
人嫌いな彼からここまで評されるのは他に彼女位なので、流石というべきか…
生前の同僚の1人。ガレスと同様「才能ある未来の騎士」として気にかけていた。共に『聖杯探索』へ赴き聖杯を発見するもそれを持ち帰らずに、悪意と欺瞞に溢れた俗世を嫌がり天へと昇っていった。
原典によるとパーシヴァルは、憧れの騎士の息子でもあった彼を当人の願いとはいえこんな形で失ってしまった事は痛恨の極みだったらしく、その後僧侶となって一生を終えたと言われる。
生前の同僚の1人にして、ギャラハッドと共に聖杯を探す旅に出た仲間。
宝具の聖槍には、彼とギャラハッド由来の二重拘束がかけられている。
聖槍の元の持ち主。ただし英霊/サーヴァントの性質から、槍のデザインは大きく異なる。
時系列的には、ルキウスの死後にパーシヴァル達円卓の騎士が聖槍を手に入れたことになる。
楽劇『パルジファル』の登場人物であり、パーシヴァルを愛したとされている女性。
この作品ではライダーのサーヴァントとして登場したが、実際に関係があったのかは不明。バレンタインイベントでは特別な思いを抱いていたのは確かだが、それが「恋愛感情」だと最期まで気づかなかったのだろうと語っている。なお、彼女も聖槍ロンギヌスの模造品を宝具に持っている。
また、パーシヴァルが宝具演出などで乗っている馬の名前は「クントリー」である事が異聞帯版の台詞から判明している(汎人類史の方も同名かは不明)。クンドリーとの関係性は不明である。
クリングゾール
かつて敵対した悪しき魔術師であり、聖槍を投影した魔槍ロンギヌスの使い手。
クントリーを利用してパーシヴァルに勝負を仕掛けたが、最終的に撃破された。
ローエングリン
オペラ『ローエングリン』に登場する「白鳥の騎士」と呼ばれるパーシヴァルの息子。
聖杯を管理していたとも云われているが、型月世界では存在も含めて詳細不明である。
ロット
別国の王にして、ガウェイン、ガヘリス、アグラヴェイン、ガレスの父親。
彼と自身の父が敵対したことに負い目があるようで、ガウェイン達に食事の盛りを倍にしてその借りを返そうとしている。
Fate/Grand Order
契約したマスター。思春期の若者ということでしばしばご飯を勧めている。
あまりに大盛りにし過ぎて残している様を「少食なのか」と勘違いしていた。
ギャラハッドの力を宿したデミ・サーヴァント。彼女のことも円卓の騎士と見ている。
ただ、体型が細いと思ったため食事の盛りを倍にしようとする。止めてあげなさい。
トリスタンと同じく「浮気は良くない」と直球で苦言を呈している。
あくまでも部外者故か、心なしかトリスタンの時よりも口調が硬い。
異世界のアーサー王。当然と言うべきか、彼を見て困惑している。
それでも「我が王」と口走っているあたり、感じるものはある様子。
バニー姿になった自身の君主。君主のバニー姿を見れたことに感激し、涙を流している。
彼もやはり円卓だったということか……(成長した姿を見て喜んだのかもしれないが)
書籍マテリアルにおいては、彼に対しても「浮気は良くない」という反応であった。
彼は妻一筋なのだが、大勢の女性に惚れられてしまったのを勘違いしたのだろうか。
ガレスの幕間の物語で共演し、彼女がガレスの様子を観察していた所を見て協力関係になる。
ガレスがバーサーカーのランスロットと向き合えることが出来るように手伝ってもらった。
2021年クリスマスイベント『メイキング・クリスマス・パーティー!』で共演。
パーティーの御馳走という「プレゼント」を用意するための食材収集を手伝った。
同じく小鳥を連れているサーヴァント。その繋がり故か二次創作イラストでは、ロビンの鳥がパーシヴァルの元に迷い込んでしまうネタが多く上がっている。両者共に鳥が使い魔とかでは無い。
Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ
ガガム・イストーレ
この世界で契約したマスター。関係性は良好な方である。
メメル・イストーレ
マスターの従姉妹であり、サポート役の魔術師。
オスロの哨戒は基本的に彼女と2人で行っている。
亜種二連聖杯戦争において、組(バディ)となったサーヴァント。
お互いに礼節を弁えた武人である為、酒を交わすなど相性は良好。
異聞帯
汎人類史のパーシヴァルとは無関係。
幼い頃から面倒を見てもらっていた、姉のような存在である竜の妖精。
剣の師でもあり、円卓軍を興すきっかけの一つに挙げるほど彼女を大事に思っている。
向こうは「最も大事な存在」こそ別にいるが、パーシヴァルへの情も強いものである。
重ねてになるがカルデアにいる汎人類史のパーシヴァルにしてみれば全くの他人。
一方で向こうは異聞帯の存在がそのまま召喚されているため、認識のズレが大きい。
2021年クリスマスイベント『メイキング・クリスマス・パーティー!』では汎人類史のパーシヴァルに彼女が歩み寄ろうとする姿が描かれた(シーンのみでセリフはなし)。また、2022年バレンタインイベント『マナナン・スーベニア・バレンタイン』において追加された、個別のチョコお返しの際(第2部6章クリア後)には、マスターに仲介を頼み親交を深めようと決意する姿が描かれた。
オックスフォードの領主であり「牙の氏族」の氏族長を務めている古株妖精。兵法の師であり、敵対関係になった現在でも互いに実力は正当に評価し合っている。
余談
パーシヴァル・ド・ゲールというフルネームの由来は「ゴルヌマント・デ・ゴールト」というパーシヴァルの師匠の名前から取ったものと思われる。その他の家族構成についてはペリノア王を父とする場合だと、アグロヴァル、ラモラック、トー、ダーナーという四人の兄がおり、それ以外(名前不明、或いはガハムレトという高貴な貴族)だとディンドランという姉がいるとされており、名前不明の母親(後者ではヘルツェロイデと表記されることもある)共々重要な役割を果たしている。
Fate世界における彼の家系図はどちらを採用しているのか不明だが、『TYPE−MOON エース VOL.13』のミニコラムにおける円卓の騎士の関係図の中では、ペリノア王の息子である様な表記がされており、後に発売された『Grand Order Material ⅩⅢ』においても、関連人物におけるロット王の項目においてそれらしき記述がある為、ペリノア王が父親である事は間違いない模様だ。
因みに前者に登場している兄達は、原典だと全員が円卓の騎士メンバーなのだが、同時に全員が母親違いでもあるので、万が一この設定が反映されると超とんでもないことになってしまう……
なお、第六特異点でのガウェイン及び第2部6章のトリスタンが円卓の騎士メンバーについて語る台詞の中に、三人の名前は出てこない。彼らはあくまで番外騎士という扱いなのだろうか…。
また、生まれも育ちもブリテンなのだが、本人曰く、ドイツの方が馴染みがあるらしい。その理由としてはパーシヴァルの活躍を描いた『パルジファル』と息子が活躍する『ローエングリン』がドイツ出身の作曲家である、リヒャルト・ワーグナーによって書かれているからである。
担当絵師の白峰氏は本編コミカライズと概念礼装を経て、サーヴァント担当に昇格となった。ちなみに第6特異点の漫画化もこの方の担当が決定しており、現在から同章への期待が高まっている。
担当声優の松風氏は今回がTYPE−MOON作品への初出演。
例によって事前生放送の宝具動画でCVが早々に判明しており、かつて搭乗したモビルスーツも突撃槍をメイン武装にしていたことが話題に上がっていた(余談だがそのMSの得意戦法は戦法は「装甲で耐え抜き馬鹿の一つ覚えのように強力な武器を連射する」という正に『FGO』のパーシヴァルの戦法そのものとなっている)。
関連イラスト
大きくはだけた胸元から黒いインナーが見える姿は召喚直後のもの。
ここから霊基再臨するにつれて鎧や盾が増え、重装備になっていく。
関連タグ
TYPE-MOON Fate/GrandOrder ランサー(Fate)
※ 以下、『アヴァロン・ル・フェ』のネタバレ注意!
異聞帯での詳細
実は異聞帯のパーシヴァルは「選定の槍」が命を吸う呪いを伴うために本編以前に一度使用したことで「急激に成長する」形で影響が現れ、見た目は大人だが実年齢は16歳というかの王の逆のような状態であることが語られる。本人によると大体26歳の姿であるとのこと。マシュは彼から「10代半ばの少年に近い雰囲気」を感じたが、まさにその通りであった。致命的なのが、この異聞帯における「人間」は寿命が短いことで、平均30歳。一度目で既に寿命が残りわずかなのである。二度目の使用でも髪が変色する程度の変化しかなかったが、これは「これ以上年を取りようがない」ためではと推測された。ただし内部的な影響はあったようで、程なくして体調不良を起こし始める。
そして大厄災の最中に、暴走した姉を止めるため三度目にして最後の槍を放つと遂に体が限界を迎え、意識を取り戻した彼女の目の前で崩れ去っていった。 だが、パーシヴァルが見せたその姿は失意と嘆きで「壊れていた」彼女を奮い起こさせ、文字通り一時の希望の輝きとなったのだった……
関連人物(ネタバレ)
同じくメインシナリオにおいて、暴走する愛する者を止めるために命を捨てた漢。
こちらはサーヴァントであり、相手の方は自分と出会っていないIFの存在であった。
関連タグ(ネタバレ)
ヴァッシュ・ザ・スタンピード、ニコラス・D・ウルフウッド(トライガン)
ライターの奈須きのこ氏が好きだと公言している作品から、本作のパーシヴァルのオマージュ元とされていると思われるキャラ達。寿命が削れていくと黒髪に染まることはヴァッシュから、本来は少年にあたる年齢に反した外見年齢はウルフウッドから取られていることが窺える。