概要
黒服・グラサン・咥え煙草と巨大十字架型重火器パニッシャーがトレードマークの関西弁牧師。
牧師と言っているが劇中でそれらしい振る舞いをした事はほぼ無く、飲酒喫煙人殺しを嗜むヴァッシュ曰く「テロ牧師」。
ファンからは「ニコ兄」の愛称で親しまれている。
性格は一見クレーバーな現実主義者だが、懐の広い優しい性分である。
孤児院育ちであるためか子供に優しい。
その正体は暗殺組織「ミカエルの眼」によって育て上げられた超一流の暗殺者。
組織から施された戦闘訓練と生体改造により、人外の身体能力、戦闘技術、代謝機能の強制促進による超回復力を持つ。
反面、代謝促進の反動で人より年を取るのが速い。そのため実年齢よりも老けて見える。
汚れ仕事による収入である事を自覚しながらも、世話になった孤児院に仕送りを続けていた。
※身体能力・戦闘能力は自身が受けた物より進化した人体改造技術を施されたリヴィオに匹敵し、GUNG-HO-GUNS上位4名の内の一人。(内藤氏談)
序盤に登場したガンホー組には「直接戦闘は苦手でも不意打ちで放たれた機関銃弾を人形に掴みとらせて防ぐ」パペットや、「1m程の距離から放たれた機関銃を叩き落とす」雷泥などがいるが、それを遥かに上回る能力を持つ。
劇中ではその身体能力により超重量兵器パニッシャーを片手で軽々と扱い、オーバードーズの影響とはいえラズロの反応を超える速度で振り回すなどもしている。
GUNG-HO-GUNSの一員であるかのように振舞っているが、本来の「チャペル」とは別人である(TVアニメではそもそもチャペルを騙ってはいない)。
アニメ版では主要キャラ4人の中でもっとも原作との設定の違いが大きいキャラとなっており、戦闘訓練を受けた凄腕の殺し屋ではあるが、肉体は生体改造が施されていない普通の人間であるためフィジカル、耐久力や回復力は原作に全く及ばない。(そもそもほぼどのキャラにも言えるが設定、描写において原作とアニメではまったくの別物で、フィジカルや能力等が天と地の差があると言う言葉ですら生温い程に差がある)パニッシャーも当初はそれ自体が武器ではなく、十字架の横軸部分に多数の拳銃を仕込んだガンラックとして使っていた(物語後半から原作と同じ様な仕様になる)。
また、アニメオリジナルのストーリーではミリィ・トンプソンとの絡みが多く、最終的に恋仲になる。
『STAMPEDE』では牧師から葬儀屋に職業が変更された(一応牧師の真似事で祈りの文句を唱える場面があるが、かなりうろ覚え)。