CV:鈴置洋孝
チャペル・ザ・エバーグリーン
トライガンのアニメ版にのみ登場するGUNG-HO-GUNSの一員。一応原作のマスター・チャペルの立ち位置に当たるキャラであり、アニメ版におけるニコラス・D・ウルフウッドの師匠。アニメ版にはミカエルの眼の設定は存在しないものの、ウルフウッドのパニッシャーに倣ってか、こちらは十字架が分離・変形して形成される大型の2丁機関銃を武器としている。
境遇や裏切りといった過去によって互いに激しく憎み合っていた原作の師弟とは異なり、こちらは作中でも上司部下として動いていてあまり関係は悪くない。エバーグリーンは弟子のウルフウッドが任務を達成してGUNG-HO-GUNSの正規メンバーに昇格することに期待して温情を持っていたし、ウルフウッドもまた後述の通り師を殺そうとはしなかった。
平時はいつも片手に青りんごを持っており、これを使ってウルフウッドをからかっていた。
物語終盤の23話でケイン・ザ・ロングショットと共に登場。ウルフウッドにヴァッシュを殺害するように指令を出すものの、紆余曲折あってヴァッシュらの仲間として戦うことを決意したウルフウッドと一騎打ちを演じることになる。
最終的には戦闘に敗れるもウルフウッドはエバーグリーンに引導を渡すことはなく、代わりにこれまで奪い取ることができなかった彼の青りんごを手に取って味わう。その姿にエバーグリーンもどこか満足した様子だったが、突如レガート・ブルーサマーズの能力によって肉体を操られ、背後からウルフウッドを銃撃させられて致命傷を負わせてしまう。
それに怒り、24話では弟子の仇を討つべくレガートとナイブズを襲撃するものの、レガートの能力によって動きを封じられた上でナイブズに粛清され、跡形もなく消滅した。