概要
CV:雪乃五月
メリル・ストライフの後輩であり「ベルナルデリ保険協会」の災害調査員。ヴァッシュ・ザ・スタンピードを査定するためにメリルと共に派遣された。
女性にしては高身長で、男性のヴァッシュよりも頭半分ほど上である。巨大なスタンガンを片手で扱える怪力の持ち主だが、その内面はとても女性的であり他人想い。泣いたり笑ったり怒ったりと表情も豊かである。
髪型は金髪ストレートだったが、『トライガン・マキシマム』以降は外ハネに変わった。
大家族の末っ子で月に一度家族と親戚(甥や姪)に近況報告の手紙を出している。手紙は一人一人丁寧にしたためるため膨大な枚数となり、メリルから「枚数だけなら作家並み」と比喩されるほど。家族も手紙を「月刊ミリィちゃん」と呼んで心待ちにしている。
前述の通り巨大なスタンガンを用いることから「スタンガン・ミリィ」の異名を持つ。見た目はガトリングガンに近いが非殺傷武器で、十字型に展開する金属製の弾丸を打ち込む事で相手を無力化する。
テレビアニメ版では割と序盤からオリジナルストーリーにおいてニコラス・D・ウルフウッドと絡むシーンが多く描かれており(メイン画像の元ネタもそれ)、23話で明確に相思相愛の仲になるものの、同話の最後で死別してしまう。その後は悲しみに暮れながらも彼の遺品であるパニッシャーを受け継ぎ、最終的にナイブズとの決戦に向かうヴァッシュに託し、これが彼の窮地を救うことになった。
原作では恋仲にはならないものの、マキシマム4~5巻において一時的に視力を失ったウルフウッドと一緒に行動するなど絡みはそれなりにあり、後にウルフウッドの死を察した際には号泣した。また後年発売された公式アンソロジーに掲載された短編漫画では、本編後のミリィと思われる老婆がヴァッシュとウルフウッドが一緒に写った写真を自室に飾っているのが確認できる。