「ここに光を!」
「聖槍、二重拘束解除。カウントダウン――『光さす運命の槍(ロンギヌス・カウントゼロ)』!!尊き奇跡を此処に……!」
概要
- ランク:C+〜A+
- 種別:対城宝具
- レンジ:1~70
- 最大捕捉:600人
『Fate/GrandOrder』に登場するサーヴァント、パーシヴァルの保有する宝具にしてかの救世主を貫いたもう一つの聖槍。
真名解放時は、かつて聖槍を手にしたベイリン卿がペラム王と戦った際に見せた超絶の威力を発揮し、王城(聖杯城カーボネックと同一とされる)をも崩壊させる文字通りの対城宝具となる。
恐るべき破壊力を秘めているが、癒やしの力も併せ持つ。
聖槍にはギャラハッドとベイリンによる二重拘束が掛けられている。騎士王の聖槍ロンゴミニアドや異世界の王のエクスカリバー)に施された「十三拘束」と似たようなものである。
なお、原典において、この槍は「常に血の滴る槍」とされ、「決して癒えない傷」を与える一方で「滴る血があらゆる傷を癒す」奇跡を内包しているとされる。
また、この槍は私情で振るうことを固く禁じられており、この誓約が破られれば「嘆きの一撃」と呼ばれる「反動」を受けて天罰が下ることになる。
ベイリン卿がペラム王に対して振るった際は、決戦の場となったペラム王の城の壁が崩れるほどの威力を発揮すると同時に、ベイリン卿がペラム王に対して私怨を抱いて槍を振るったため、「反動」によって隣国を含めた三つの国に反動が及び、そのすべてが滅びてしまった。
のちにペラム王は槍によって「癒えない傷」を負って漁夫まで身を落とし、聖杯を得たギャラハッド一行を捕らえて牢へ幽閉する。
しかし一年の後に改心の末、ギャラハッドに槍の力で傷を癒されている。
また、別シリーズに於いて、この槍の元々の持ち主も登場しているのだが、今後FGOに登場するかは不明。
さらに幕間で登場したクリングゾールと縁深い魔女クンドリーが投影魔術(通常の物か不明)でこの聖槍を投影、使用していたが詳細不明。
ちなみに、妖精國に於けるパーシヴァルは『眩き選定の槍(ロスト・ロンギヌス)』という、この宝具とは似て非なる槍を所持しており、使用するごとに成長を促し、寿命をすり減らしていく危険な代物。
性能
性能は4ヒットする全体Arts攻撃+HPが最大値に対して最も低い割合の味方1体の回復。
その宝具回転率は、あの「サモさんシステム」に匹敵する半ぶっ壊れというもので、Artsシステムに欠かせない彼女との組み合わせは鉄板運用。