プロフィール
真名 | レディ・アヴァロン |
---|---|
クラス | プリテンダー |
性別 | 女性 |
身長 | 156cm |
体重 | 20kg |
出典 | アーサー王伝説、その他 |
地域 | 西欧諸国 |
属性 | 混沌・善・地 |
好きなもの | 人間の世界、可愛い男の子 |
嫌いなもの | 退屈な旅 |
ILLUST | タイキ |
CV | 川澄綾子 |
概要
2022年水着イベント『アークティック・サマーワールド!』に登場するプロトマーリンの水着版。レアリティは☆5。
「ここでは初めまして」と言う等、カルデアの面々と面識があるような言動を取っているが……?
水着姿は実質霊基第2段階のみであり、事実上アーケードからのゲスト参戦と水着実装を同時にやった形となる。
能力
戦闘では、男性のマーリンに比べて魔術師的な攻撃が多い。
モーション中では、杖から多段ヒットする魔力弾や妖精を模した破壊光弾を発射する他、光の鳥に乗って突進したり、無数の剣形の光を操作して斬り刻んだり、サマーソルトキックを放ったり、頭上からドリルキックを食らわせたり、地面から光柱を上げたり、杖を剣型に変形させて斬りつけたり、光を纏って高速移動したりする。また、攻撃の際には花弁を飛び散る演出がなされる。
水着姿の第2再臨では、傘を鳥型に変え敵の周囲を旋回して花弁の竜巻を巻き起こす、傘を剣型に変え斬りつける、柄の部分を分離させて青い光線を放つ、傘を敵の頭上に設置し花弁を振らせて攻撃する、傘を錐揉み回転させて投げつける、強い日差しで焼き尽くすなどの攻撃に変わる。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | E | E | C | A++ | A | A |
保有スキル
陣地作成(D) | 魔術師として自らに有利な陣地である工房を作成する。完全な根無し草、一個所に留まらない自由奔放な活動方針のせいか、陣地作成はそう経験を積んでいない。 |
---|---|
道具作成(A+) | 魔力を帯びた器具を作成する。その手に持つ杖が工房であり、瞬時に様々な道具を作成する。 |
高速詠唱(妖)(EX) | 魔術の詠唱を早める能力。神言ではないが、その呪文の美しさはもはや妖精語の域に達している。彼女の呪文は速く、短く、そしてどこか悲しい響きを持つという。 |
混血(EX) | 人間以外のヒトの血が混ざっている。夢魔との混血とされ、夢魔としての特性を完全に受け継いでいる。 |
夢魔の畔(EX) | 地球における最後のサキュバスとしての力。本性とも。「幻術」と「魔眼」が合わさったもの。敵味方あわせて、戦場を一眸するだけで敵の精神に介入し、その魔力を吸い上げる。 |
その手に光を(B) | 「英雄作成」スキルが変化した亜種。想像を超す強大な何かに抗い、手を伸ばす者への祝福。対象の大願のためではなく、あくまで対象の旅路そのものを彼女は言祝ぐようだ。 |
夏の夜に咲く花(D) | 「夢幻のカリスマ」スキルが変化した亜種。おのずと人々が集まり、彼女はその中心に立つことになる。ただ如何せん、興味の赴くままに動き回り、旅の道連れも欲しがらないため、この能力を十全に発揮することは少ない。 |
単独顕現(A) | 単体で現世に現れるスキル。彼女がサーヴァントとしてマスターに仕えるのは個人的な欲望の発散、ありていにいえば趣味である。彼女はその趣味を実現させるため、ある特殊クラスしか持ち得ないこのスキルを自力で獲得し、サーヴァントとして召喚されるフリをしている。 |
宝具
彼方に手まねく理想郷(ウィンズ・オブ・アヴァロン)
- ランク:A
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~100
- 最大捕捉:−
「手を伸ばしてごらん?」
「遠い楽園、開かれた希望、香るひとひらを贈りましょう。彼方でも確かにそこにあると。兆しを抱いて歩みなさい。『彼方に手まねく理想郷(ウィンズ・オブ・アヴァロン)』!!」
アヴァロンは人類が終わる時まで有り続ける為、「人類が目指す理想とする未来」の姿だと彼女は認識している。
そのため、彼女が棲むアヴァロンは閉ざされたものではなく、人類に対して開かれたゴールという位置づけになっている。
その杖が指し示すのは地平線の彼方。久遠の先で光り続け、いまも人々を走らせ続ける「希望」そのもの。だからこそ彼女は指し示す。進み続ける者が立ち止まってしまわないように、旅の終わりが訪れないように。
真名解放が為されると、彼女の杖の先、夢幻の中に彼方の理想郷が見える。
そこから届いてくるのは、凍える絶海すら溶かし尽くすような、花の匂いに満ちたあたたかな楽園の春風。それは確かな実感を持って、理想郷の夢を見る者達に示すのだ。
第二臨時の演出で顔がアップになる際てへぺろになる(上記動画参照)。
ゲーム上での性能
一言で言えば、Artsサポーター型マーリンというべき性能で、スキル・宝具ともに似通った構成になっている。
ただ、以下のように他にも細かい所で差異がある。
マーリン | レディ・アヴァロン | |
---|---|---|
全体攻撃力UPスキル | 追加効果なしだが、CTが短い | オーバーチャージを1段階増加 |
全体無敵スキル | 敵全体のクリティカル率DOWN+味方スター発生率UP(&クリティカル威力UP&NP増加、強化後に追加) | 敵にターン毎のチャージを減少させる状態付与+敵数に応じて自身のNP増加 |
宝具 | 毎ターンHP回復、NP増加が5ターン継続 | 最大HP増加、NP増加値は3ターン継続だが宝具LVに応じて上昇 |
この他、クラススキル「高速詠唱(妖)」によって初期NPが+20%されているため、宝具の初動が速いという長所もある。
また、プリテンダークラスにより、クラス相性による攻撃有利をとることができるクラスがキャスターであったマーリンよりも広くなっており、あちらが苦手とするライダーやアルターエゴにも強く出れる。
もっとも、それゆえにスター集中率が上がっているため、若干アタッカーにスターが回りにくくなるというデメリットにもなりえる点には注意が必要となる。
何気に初のサポート宝具持ちの水着サーヴァントでもある。
関連人物
別世界における男性の自分。
アーサーの体験クエストでは存在を把握している様で、彼女は兄妹のようなものとも嘯いた。
あちらが「物語を幸福な結末(ハッピーエンド)で終わらせる」ことを重視するのに対し、こちらは「物語を楽しいままいつまでも続けさせる」ことを重視する。本人たちもそんな不一致による諍いを避けるべく、今までお互いに徹底した不干渉を貫いていた模様。
イベント中でも終始アヴァロンに籠っていたため会うことはなかったが、向こうの感想は「いや、妹設定はないだろう」との事。
契約したマスター。こちらのマーリンと同様にマスターとして気に入っている模様。
ただし、絆レベルを上げると「マーリンお兄ちゃんの妹だから、もうキミの妹でもいいんじゃない?(要約)」などと爆弾発言をぶちこむ。
姉を名乗る不審者みたいな事を言い出すので、確実にトラブルの火種である。
思想にせよクラスにせよ、恐らく向こうからすれば男性マーリン以上の天敵かつ地雷となる。
その他にも、マーリンを良く思っていない面々が、今回の事態にどのような反応を示すのか気になる所(幸い、両者が同じ場所に揃う事は無いが)。
自身が仕えていた赤き竜もといブリテンの騎士王。
やり取りはAC版と同じ。マイルームでは自身のクラスを逆手に取り、「自分はマーリンではなくレディ・アヴァロンという別人」という言い分に一瞬納得しかけるが、そんなわけないだろうと対応する。
彼女は神霊としての視点からか、レディ・アヴァロンの正体を察しているらしい。
余談
発表直前のアーケード版では、男性版マーリンの実装が発表されるという入れ子構造が発生しており、どちらのカルデアにも2人のマーリンが揃(ってしま)う光景が現実となった。
オマケにアーサーがAC世界にやって来た経緯から密航者疑惑を疑うマスターもいたとか……
ファミ通のインタビューによると「元々アーケードの推進力としてプロトマーリンを出したが、2年も経ったことでそろそろ本家に出していいのでは」という理由で、今回水着化が決定した。
あくまで平行同位体で兄妹設定は方便だが、『マビノギオン』にはマーリンの双子の妹として「ガニエダ」という人物が登場する。
関連イラスト
関連タグ
異なる世界から来たというアーサー王から躍起になって逃げているのは、本当に約束・契約を違えた気まずさからなのか?
楽園の方から来た、という言葉が真実だとしても、魔術師マーリンの妹ではないはずだ。
真正面から尋ねたとしても、勿論彼女ははぐらかすばかり。
もしかすると彼女自身では答えられず、(少なくとも男マーリンのいる世界で)答えたが最後、何か致命的な損失が起きるのかもしれない。
プリテンダーのクラスを割り当てられたのは、何らかの正体を隠している……というより、それら真実を決して口にしない、出来ない在り方ゆえなのだろうか。
なお、夏の北極圏特異点にもどのようにやって来たのか実は定かでない。聖杯に呼ばれたように言う時もあるし、自分からやって来たように言う時もある。
本当にマーリンの関係者であった場合、「自分で来ようと思って来た」ことも充分有り得る。
ともかく、今日も彼女は名を言わない。
花のように微笑みながら、カルデアのマスターの旅路を見守るばかりである。
また2023年のサマーイベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』のストーリーパートにおけるあるサーヴァントとの会話で上記の懸念はほぼ確定したと思われる。