プロフィール
真名 | 牛若丸(源九郎義経) |
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クラス | アサシン |
性別 | 女性 |
身長 | 168cm |
体重 | 55kg |
出典 |
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地域 | 日本 |
属性 | 中立・夏・人 |
好きなもの | お山の動物、悪戯 |
嫌いなもの | 敵 |
設定担当 | 水瀬葉月 |
ILLUST | 坂本みねぢ |
CV | 早見沙織 |
概要
2018年水着イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』に登場する牛若丸の水着版。レアリティは☆4。
元々のライダー版から描き方が変化したため、一見すると背が伸びたように見えている(2017年5月時点では、水着版に近い頭身になっていた)。
しかし元々はイラストの方が、設定よりも身長が低く見えたため、今回の方が設定に則した身長のイラストになっている。
なお属性の関係で第七特異点での特殊バフを持つボスに最も有利なサーヴァントである。
ちなみに水着姿なのはスカサハに霊基をいじってもらったらしい。
また、なぜアサシンクラスなのかと質問すると、
「寝ているお師さまから木刀で一本取るため、森の動物たちを練習台にしてひたすら隠形の修行をした事がありますので、それで」
「うそ、それだけでアサシンに?」
「はあ。だって天才ですから」
……とのこと。
また、アサシンクラスの該当者には妖怪も多く、天狗には隠れ蓑という姿を隠せる道具を持つという逸話がある為、天狗の要素を持つこの霊基にはぴったしなクラスだと言える。
人物
霊基変化の影響か、肉体はそのままに『山野を駆け回り遊ぶことこそ修行』という教育方針だった鞍馬山での修業時代に精神状態が遡っている。
年齢で言うならまさに小学生相当の精神ということになり、イベントを重ねるごとに、それらしいはしゃぎぶりや思考回路を見せるようになっていった。
また、『不心得者がいればバチを食らわせる天狗』に生態が近くなっている。そのため、思考が普段よりも人外寄り。ちなみに根っからの悪人は「悪即斬」らしい。
また野生児だったころの精神状態なので、動物に対して仲間意識が強くなっている。
『サーヴァント・サマーキャンプ!』では、野山の魔獣達を手懐けて仲間にしており、事情を知らないカルデアのサーヴァント達から危険視されたりもしていた。
遊ぶ=修行ということでライダーの時より幾分脳筋寄りでテンションがカッ飛んでいるが、主君のためなら敵対者に容赦のない首狩り族なのは相変わらず。
ただ、この霊基では忠義より遊ぶことを優先しているところがあり、その様は忠犬というより完全に遊び盛りな子犬である。
なのでマスターに対する態度も部下や相棒というより、「娘」に近いものがある。
第三再臨では天狗の面をちびアサちゃん風に髪にあしらっており、以前から一部でテングハサンとか呼ばれていたのがクラスチェンジによって実現してしまった。まさに鞍馬山の翁。
兼ねてより意外な高身長が取り沙汰されていたが、本イベントにて体育会系の健康美スタイルであることが明言される。
しっかりとした体幹に軽くゴツめの肩・ウエストなど、肌の下に絶妙な筋肉が窺えるのが眩しい。
同じ坂本みねぢデザイン・同じ早見沙織ボイス・同じ方向性の肉付きに兼ねてより変人同士で括られていた性格など、イベントでも言及されている通り、マルタとは色んな面で似た者同士である。
なお、通常時の扇情的な服装に対し、こちらでは再臨につれて胸元や腹部もしっかり布に覆われガードされており、実質布面積は水着版のほうが多い。
能力
戦闘では、師匠に教わった鞍馬流の遊戯術を応用して戦う。
モーション中では、天狗の団扇で風を自在に操り、時に竜巻を巻き起こして攻撃を行う。
他にも、頭上から大岩を落としたり団扇を巨大化させ、上に乗って突進したりもできる。
通常時に使用する愛刀『薄緑』も携帯しており、超加速で敵を翻弄・撹乱する。
ドリルのように回転刺突をしたり、斬撃で五芒星を描いたりと茶目っ気を見せる場面も。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | D | C | A++ | B | A | B |
保有スキル
気配遮断(C-) | 山遊び(修行)の成果として、自然の中に隠れ潜む術を会得している。街中ではあまり効果が発揮できない。 |
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単独行動(A+) | 鞍馬の御山には友達の動物がたくさんいました。なので一人でもけっこう平気なのです! |
騎乗(A+) | 騎乗の才能。あらゆる乗り物を乗りこなせるが、竜種は乗りこなせない。心を通わせた友達、山の動物に乗る場合にはプラス補正。 |
動物会話(D) | 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。お山を駆け回っていたときの若い感性によるものなので、山を下りてから(ライダー時)は失われている。ちゃんとした動物語を喋っているわけではなく、あくまでフィーリング。普段、たまにタヌキっぽい言葉を漏らすのは昔の修行時代の名残なのかもしれない。 |
天狗の遊法(夏)(EX) | 天狗より教えられた、山での遊び方。だが、牛若丸にとってはそれも修行と同義である。御山での生き方、遊び方すべてが修行なのだぞと師に教えられたことによる。木々の間を猿のように飛び回り、岩を鹿のように踏み渡り、川を岩魚のように泳ぐ。超高速・山スタイルパルクール・・・・・のようなもの。もちろん海に行ってもその身体の使い方はおおいに役に立つ。(応用できる)八艘飛びにも役立っていたに違いない。 |
鞍馬の申し子(A+) | 鞍馬の山に存在する『何か』から与えられる加護。牛若丸は「御山の天狗からの加護」であると信じている模様だが、詳細は不明。 |
宝具
天狗ノ羽団扇・暴風(てんぐのはうちわ・あからしまかぜ)
- ランク:B→B+
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~30
- 最大捕捉:300人
「天衣無縫の天狗石、いざ、尋常にお見舞い致す!」
「『自在天眼』――ふっ、天狗が山にしか居らぬとでも思うたか?これが私の、全力の水遊びです!『天狗ノ羽団扇・暴風(てんぐのはうちわ・あからしまかぜ)』!!」
鞍馬山で開発した数々のお遊び技の奥義、遮那王遊戯譚の一。
修行時代に遮那王が行っていた遊びの記憶の再現であり、遮那王流離譚のように他にもいくつか技がある。
これは師匠が持っていた羽団扇をコッソリ使っていた遊びの再現。
効果は勿論のこと暴風(あからしまかぜ)を巻き起こすのがメインだが、他にも天狗の羽団扇は分身、飛行、縮地法、火焔操作、魔の調伏……と多岐にわたる能力を持っているとされる。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
聖杯転臨無しでの最大ステータスはHP:10580/ATK:9456と、同クラスではカーミラ並みに攻撃型に偏っている。
カード構成も《Quick:3/Arts:1/Buster:1》と、変則型が多くなったアサシンでもストレートな定型配分に収まっている。
加えてQが4hitする上に、気配遮断(スター発生率微増)・騎乗(Q性能アップ)・単独行動(クリティカル威力アップ)と、スター運用に欲しいクラススキルを総嘗めにしており、☆4でありながらスター生産では最強格のジャックとタイマンを張れるほどのスター生産力を発揮する。
スキルは、NP獲得の「動物会話(D)」、自身に回避状態(1T)とQ性能アップ(3T)を付与する「天狗の遊法(夏)(EX)」、自身にスター集中率アップ(1T)&弱体無効(1T)&通常攻撃に低確率で強化解除を発生させる(1T)「鞍馬山の申し子(A+)」の3つ。
とりあえず出し得のNPチャージに、カード性能アップと回避の複合、スター集中と弱体メタを備えたユニークスキルと、自己強化に特化している。目を惹くのは「鞍馬山〜」の強化解除効果で、1回辺りの確率は低いもののBraveチェイン可能な時に使えば、手数でそれを補える。
宝具は上記の通りで、カードはQuick、効果は【敵全体に強力な攻撃&敵全体の攻撃強化状態を解除&敵全体のQuick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>】。
全体多段攻撃で、自身のクラススキルとバフ、さらにQ耐性低下に攻撃バフ殺しと、水着サーヴァントらしいぶっちぎり性能。
スターを一度でじゃぶじゃぶと稼ぎ、スキルと噛み合わせてQuick&Braveチェインを繰り出せば、次発装填も難なくやってのけてしまう。
さらに強化後は【〔秩序〕特攻攻撃】へ変化。相性で優位なライダーやバーサーカーで該当する者は少なめだが、等倍の相手でもある程度ダメージを与えられる。
このように、スター生産に秀でたアサシンらしいQ性能特化の全体アタッカー。
水着サーヴァント特有の高性能ぶりだが、Qカードとアサシンクラスが抱える「攻撃力への下方補正」がそのまま課題となる。
スキル育成の素材はそれほど難儀しないが、唯一Lv9で要求される「巨人の指輪」×20が重くのしかかってくる。
スター運用を得意とするおよそのサーヴァントと相性が良く、景気良くスターを生産しながら自他を問わず爽快な攻めを堪能させてくれる。
関連人物
珍しく別行動をしており、サバフェスの運営スタッフとして見本誌の献本を行っていた。
また、主君が子供サーヴァント達と修行という名の全力遊びに興じていた際には、遠方から感慨深く見守っていた。
遊びを重視する切っ掛けとなった、生前の師匠。
本人としては「頼朝の役に立つこと以外何も考えていない牛若に、子供らしい感情を与えたかった」らしい。尤も遊びを覚えても改善はされなかったが……
マスターにして大好きな主殿。
精神年齢が下がったからか、いつもよりも忠犬度が上がりじゃれついている。
主従関係は「マスターには自分以上に楽しんでもらう」という変な方向に昇華されている。
中の人繋がりで、同人誌に参加していたライバル。
新刊を見に来た際、牛若丸が「腹を出すな!前を隠せ!」と叱りつけるのだが、水着どころか普段の衣装も相まって説得力皆無である。
大多数のマスター達は「おまいう」と思ったことだろう。
自身を水着にした相手。
バレンタインでは「スカサハチャレンジ」なる遊びで恐怖を叩き込まれた模様。
牛若丸を見て「マハトマを感じる」と口にしている。天狗に縁があるからだろうか。
相変わらず犬猿の仲。
意外にも「努力する前から完成されていた美貌」は、牛若丸にとって妬みの対象だったらしい。
女性としての美を追求するメイヴに対して、健康美を極めた牛若丸は対極の存在だとされている。
また、自らを「絶対の女王」と定義しながら理想の実現と維持に余念がないメイヴ、第一の忠臣となるため邁進するが実態はあらゆる障害を天賦の才で悠々と突破する牛若丸、と同じライダークラス出身でありながら存在の仕方自体が対照的といえる。
スキル「動物会話」を得たことでコミュニケーションを試みるも無視された。
尤も、スキルランクが低いためやっていることは具体的な会話ではなくフィーリングらしい。
関連イラスト
関連タグ
Fate/GrandOrder サーヴァント・サマー・フェスティバル!
- 暴れん坊天狗:天狗つながりからか、スキル使用時に本作の通称の『エキサイテング』と言っている。
- もみじ饅頭:彼女のチョコ礼装の『鞍馬山名産・やつでまんじゅう』の見た目がもみじ饅頭そっくりで貰った時のやり取りでもみじ饅頭を教えられへこむ場面があり、カードのフレーバーテキストでも「けっしてモミジではない。断じて広島県あたりの銘菓とは何の関係もない。ないのです!」と書いてある。ちなみに、もみじ饅頭には餡にチョコクリームを使った『チョコレートモミジ』というものが実在する。余談だが、実際のやつでの大きさはすごくデカい(よく、天狗の絵などでみられる天狗が持っている、うちわ状の葉っぱである)。
- 清少納言:彼女は知らずにチョコエッグに似たものを作った。