- 卵を模したチョコレート菓子全般。
- フルタ製菓が販売した食玩。
この項目では両方に関して解説を行う。親記事は2のチョコエッグに沿う形で変更しています。
概要
鳥や恐竜の卵を模したチョコレート菓子のこと。
中身が空洞で卵の殻の部分がチョコレートになっている。
西洋では、イースターの時などに食べられる(ただし近年では誤飲防止の為に規制が厳しいらしい)。
世界的にはイタリアのフェレロ社の「キンダーサプライズ」が有名。
日本ではフルタ製菓の「チョコエッグ」が有名だが、これも初期はイタリアの企業に依頼して製造してもらったものである(後に専用機械を輸入して自社生産体制に入る)。
チョコエッグ(フルタ製菓)
チョコエッグとは、1999年に初めて販売されたフルタ製菓の食玩。
中が空洞になった卵型のチョコレート菓子で、空洞の中にカプセルに入った玩具(動物フィギュア)が入っていた。外側がミルクチョコで内側がホワイトチョコの二層になっており、アルミ箔に包まれており、暑さでチョコが溶けてしまわないように夏は発売されない。
フィギュアの造型担当は、海洋堂の松村しのぶ氏。
動物フィギュアの出来の良さから、一大ブームを巻き起こす。
ところがフルタのお家騒動や、売り上げを誤魔化して支払いを減される(後に海洋堂が勝訴した)等があったため、海洋堂は2002年にフルタと決別した(直後に海洋堂はタカラの「チョコQ」のおまけを担当することになる)。
その後もチョコエッグは販売され続けているが、フィギュアのクオリティが落ちたチョコエッグの人気は下火になり、一大ブームは終焉を迎えた。
ただしその後も、ポケモンやスーパーマリオ等のキャラクター物をメインとしてリリースは細々と続いている(一方でチョコQは2006年に終了した)。
バンダイからは一時期「ワンダーカプセル」という商品名でデジモンシリーズやウルトラマンシリーズ、仮面ライダーシリーズのフィギュアを封入したチョコエッグが販売され、特に2004年から2006年に販売された特撮を題材にしたシリーズはなかなかにクオリティが高かったが、残念なことに2020年現在新作は発売されていない…。
ちなみに2005年に販売されたシリーズのCMでは満島ひかりがCMソングを担当していたりする。
関連イラスト
1のイラスト
2のイラスト
関連タグ
びっくらたまご:こちらはお風呂の入浴剤(バブなどをイメージしてもらいたい)の中に玩具が入っているという形式。チョコエッグと違って、食品的な意味の賞味期限は存在しない。
星のカービィ(アニメ):52話、53話にてチョコカプセルという名称で登場した。