やあ地球のみんな、チョコは好きかい?
概要
個性的なCMでニチアサキッズタイムを賑わせている「セコイヤチョコレート」や「チョコエッグ」などのチョコ商品でお馴染みフルタ製菓発のヒーロー。
2017年9月17日放送の『キラキラ☆プリキュアアラモード』のCMタイムにて初登場し、2022年9月、5年ぶりに『新(シン)・フルタマン』としてCM主演に復活。
全身にフルタ製チョコの写真が入れられたスーツとマスク代わりの「ハイエイトチョコレート」が特徴で、取り巻きなのか「あおい」と「ゆか」という二人の女性を連れ、チョコを食べた後に体を動かす「フルタイソウ」を推奨している。やっぱり運動って大事だもんね。
動き自体はそう難しくはないのだが、残像が見えるくらいシャカシャカと手足を動かす・8の字型の動きから等身大のハイエイトチョコに変身・「とろけるような動き」として関節を無視したレベルで体をねじる運動という離れ業も取り入れている。地球人にはムリだぞフルタマン……。
ちなみにCMはフルタイソウ第一と第二の2種類があり、第一のラストでは顔のハイエイトチョコレートを外した素顔を拝見できる。
記事冒頭の台詞(第一では「チョコは好きかい?」と訊いてくる)を聞く限り宇宙人のようだ。やたら爽やかな声が印象的だが、よく見ると台詞と口の動きが合っていない。我々地球人の言語に翻訳されて聞こえているせいかもしれない。
問いかけたあとはわざわざ耳を傾けて返事を聞いてくれるナイスガイ。あえてノーコメントなのがクールだ。
ねとらぼの記事によると、こんなんでも一応フルタ製菓の「公認ヒーロー」らしい。
2017年9月17日放送の『キラキラ☆プリキュアアラモード』のCMタイムにて初登場。その衝撃的な出で立ちと奇々怪々な内容のフルタイソウを見た視聴者の心に大きく焼きつけられ、「全身がキラキラルの化け物」という感想も飛び交っている。
だからあおいちゃんもゆかりさんも関係ないっつってんだろ!いい加減にしろ!
10月からは『宇宙戦隊キュウレンジャー』でもCMが流れるようになり、強烈なインパクトを刻みつけて12月にその姿を消したのだった。
そして2018年、彼には後輩のチョコレートアイドルふるたんが現れる…。
2019年のCM、仮面ライダーゼロワンのヒューマギアを意識したと思われるロボットダンス『ビヨンドザフルタ』では古田織部と共にフルタマンもちょこっとだけ登場した。
2020年は『カンフールタ』、2021年は『メチャウマーメイド』とフルタ製菓は毎年のように衝撃的なCMを打ち出しフルタマンの後輩は増えていった…。
新・フルタマン
時は2022年9月、5年ぶりに新(シン)・フルタマンとして復活。シン・ゴジラやシン・ウルトラマンといった「シン・〇〇」シリーズが話題になる中、フルタマンにもその波が到来したのだろうか。
今度のフルタマンは製品広告の看板を掲げた建造物が立ち並ぶ仮想空間「フルメタバース」でふた昔前のポリゴンを思わせる大量のコピペモブを従えて「バースバースフルメタバース♪」のテーマ曲に乗せて踊り、最後に「バーチャルでは味わえないおいしさ」とメタバースを推してるのか否定してるのかよくわからないキャッチコピーで締め。
バーチャル時代も変わらないおいしさ、それがフルタチョコ!
関連イラスト
関連タグ
フォーチュンチョコCM - 同じ会社のCMが産んだ波乱の先達。
ハイエイトチョコ - これでキミもフルタマンに変身だ!
本格的にフルタイソウを実践するなら生クリームチョコ二袋&ハイエイトチョコ3つ、なりきり派はウルトラマン帽子や手作りコスチュームもあればなお良し。
ラジオ体操 - フルタイソウの元ネタ。
仮面ライダーグミ - 同じくニチアサ民の腹筋と精神を脅かすカオスCM。
ウルトラマン スペクトルマン(パイロット版) ナショナルキッド ストレッチマン - キャラクターデザインの相似が指摘されている。メガネのようなアイテムを装備するのはウルトラセブン、頭の被り物はマン、全身タイツのような格好はストレッチマン辺りのオマージュか?
モーニングレスキュー 謎の白い液体 - アニメ放送の合間に放送され大人気を博したCMのネタ