花王が販売する入浴剤ブランド。とりわけタブレット型の固形入浴剤。
概要
1983年の発売開始から30年以上に渡って幅広い世代に愛好されている(バブル期を乗り切った、バブみを感じる入浴剤なのだ)。現在では様々な固形入浴剤が出ているが、昔は固形入浴剤と言えばこのバブが思い出されることが多かった。製造は山形県酒田市にある花王酒田工場であり、当市のふるさと納税返礼品があったりする。
約5cm×5cmの角の丸い四角形のタブレットで、中央にくぼみが付いている(リニューアルにより、くぼみが渦のようになった)。炭酸が温浴効果を高めて血行を促進する。湯船に入れてから二時間以内に入るのが効果的。香り、湯色が豊富なこと、個装パックなことから、コレクターもいるとか。
たまにデパートやスーパーでばら売りされている。ゲームセンターのクレーンゲームでも見かける。
ロングランヒット商品であり、昨今では入浴剤業界トップの原動力となっている。アース製薬グループは打倒バブのため、白元を子会社化したり、自社でも温泡を製造したりするようになったが、それでも地位を揺るがせない圧倒的なブランド力を持つ。
定番商品
透明湯
無香料
- クリアタイプ/ミルキータイプ
にごり湯
- ホワイトローズ
- ホワイトカモミール
- さわやか抹茶
アソートパック
その都度変わる。限定品、業務用のでかいのもある。
テーマが色々あって面白い。ここから人気が出て、単独販売されるものもある。
クール系(夏用)
ミント以外はその都度変わる。クール系だけのアソートパックもある。
バブの箱で作れる工作の説明文を付けて小学生の夏休みの宿題を支援していたこともあった。
特殊タイプ
値段が高いが、たまに使う価値あり。
- バブ メディキュア
元・バブ メディケイティッド(当時は八角形)、高濃度の炭酸を配合した薬用タイプ。「極み薬湯」という液体タイプもある。いずれも香りはなかなか薬臭いものがあるが。
- 香りアソートタイプ
逆に香りに特化したアロマ用バブ。香りやスキンケアを売りとする温泡やHERSバスラボに対抗した商品でもある。
- バブ エピュール
2016年末に発売された、バスソルトをメインにした粉末状のバブ(昔出ていたバブチーノに似ている)。超微細炭酸とエプソムソルトが入っていて、血流を良くし、代謝を高める。
お風呂で「発汗巡活」しよう。
クナイプや㈱バスクリンのアーユルタイムに勝てなかったのか、惜しまれつつ生産終了した。
関連タグ
8月2日…バブの日
ヒプマイ…2020年にバブ メディキュアとのコラボを実施した。