概要
元はキング化学が発売していた入浴剤「バスキング」で、同社が白元と入浴剤事業において業務提携、更に白元が同社を吸収合併。後に白元が経営破綻、アース製薬が同社を救済し、子会社化となり白元アースになった際に、イメージ転換の一環として「バスラボ」として生まれ変わった。
ブランド名のHERSは英語の「health(ヘルス=健康)」「elegant(エレガント=上品)」「relax(リラックス=くつろぐ)」「smart(スマート=洗練)」を並べて、本来の「彼女のもの」という意味を込めたネーミングで、多くの女性に愛されるブランドを目指して命名された。バスラボは「心と体を考えたお風呂研究所」を意味する。
スキンケアに定評のあるシリーズで、ヒアルロン酸、ビタミンCなどの保湿成分が配合されているのが特徴(女子力の高い男性にもお勧め)。
バスクリンやバスロマンのようなボトルに入った粉末のシリーズ(ボトルは小さめで、値段も量も手ごろ)、バブのような箱に複数の香りが入ったタブレットのシリーズが出ていて、同社の「いい湯旅立ち」シリーズ(日本の名湯、旅の宿のような温泉風の入浴剤)と並んでお買い得商品となっている。
キング化学は低価格帯の商品が中心であったが、実は花王と違う成分で、炭酸入り固形入浴剤開発に成功させたりしており、その時から業界4位と隠れた実力と技術力を持っていた。バスキングとはその名称の名残であり、実は業務用入浴剤としては現在も「バスキング」としてその名を残している(業務用入浴剤は一般消費者はまず使わないので、公式HPにも記載はない)。
うるおいボール
このシリーズの「うるおいボール」(カプセル型入浴剤で、CMにも使われた)がドラゴンクエストのオーブ、ファイナルファンタジーのマテリアなどに似ていることから、SNSなどで撮影に使うユーザーも現れた。
初期しか発売されなかったのが勿体無い…。
関連タグ
mdiapp+SE / コミラボ…名前を変えて発売する際に「ラボ」(研究所)という名称が使われた点が似ている
おのののか…CMを担当していた