日本の動物コレクション
にほんのどうぶつこれくしょん
1999年に初めて販売されたフルタ製菓の「チョコエッグ」は、中が空洞になった卵型のチョコレート菓子で、空洞の中にカプセルに入った玩具(フィギュア)が入っていた食玩である。
このフィギュアの造型を担当した海洋堂は、オーストラリアで販売されていた同種のチョコレート菓子「ヤウイ」のフィギュアが、同地の動物であることに目を付けた。動物というモデルは、流行廃り関係なく動物・自然好きを中心に一定の売り上げが見込め、版権を気にしなくて良いことや、種類が非常に多いといった利点も多く、フルタ製菓に日本の動物のフィギュア化を提案した。
同社には古生物を含めた動物全般に精通し、博物館依頼の復元モデル(学術的な正確性と、観客を惹きつける躍動感の、両方を兼ね備えたモデルでなければならない)の製作歴がある松村しのぶ氏が原型師として所属していたということも大きかった。
原型の精巧さと、中国工場での素材研究や塗装技術の飛躍的な向上、1個150円という安価な価格から、この「日本の動物コレクション」は、動物フィギュアのみならず食玩の一大ブームを巻き起こした。
しかしブームの最中の2002年に、海洋堂はフルタ製菓と袂を分かつことになる。
前年の2001年、フルタ製菓はディズニーキャラクターの版権を取得したが、これは動物という無版権キャラクターで成功を収めた海洋堂の功績を蔑ろにするような行為であり、それ以外にもラインナップの無断公表や金銭面での確執などの問題が重なってのことである。
(余談だが、フルタ製菓内でも相当な揉め事が生じたらしく、同時期に海洋堂とのパイプ役だった重役が部下を引き連れて退職しており、ミリタリー系の食玩を扱うエフトイズを起業している)
新たに海洋堂がパートナーとして選んだのは玩具会社のタカラ。名称を「チョコQ」と変更しつつも、「日本の動物コレクション」として、弾数やフィギュアのナンバリングはそのまま継続した。
これにより、もとより精巧なフィギュアは、2023年現在から見ても異次元といっても差し支えないレベルの完成度となり、しかも価格は据え置きであった。
2006年、タカラはトミーと合併したことでタカラトミーとなり、「チョコQ」は系列会社のすばる堂から出されたが、この第11弾が食玩としては最後の弾になった。
ブームが過ぎ去ってしまったことや、同じタカラトミーの傘下企業ユージンやライバル企業エポック社などがカプセルトイで動物フィギュアを売り出したことで供給過多となってしまったこと、価格改定で1個180円に値上がりしたことなど、悪条件が重なってしまったことが原因とされている。
2013年、「日本の動物コレクション」はカプセルトイ「カプセルQミュージアム」として復活した。フィギュアのナンバリングは継続したが、弾数はリセットされ、第Ⅰ弾の「東北/北限のサル」を皮切りに、地方の動物相をクローズアップしたシリーズとなった(それまでのシリーズでは、1つの弾に北方系と南方系、高山と海洋、ごく身近なものから知る人ぞ知るマイナーなものまで、おおよそ均等になるようにモデルの動物が選ばれていた)。
カプセルトイに販売形態が変わったことで、食玩時代にはモデルに採用されなかったガやクモなどがフィギュア化されたことは大きかったが、弾ごとのラインナップの減少や、一部のフィギュアの塗装技術の低下、1個300円という高額化から、2015年の別巻「外来生物/新たな仲間たち」を最後に休止状態となった。
2023年現在も「カプセルQミュージアム」シリーズ自体は継続中で、日本の動物に限らない「○○大全」シリーズや、イモムシやイカなど特定のグループからピックアップした「○○コレ!」(動物どころか野菜をフィギュア化した「ベジコレ!」というものまである)シリーズなどがリリースされている。「衛生害虫博覧会」や「土壌生物大全」など、身近でありながらフィギュア化される機会が少ない昆虫や小動物の立体化に挑むシリーズもあり、「日本の動物コレクション」のミームの一部を引き継いだシリーズと言う見方も出来る。
これらのシリーズの継続発展、そして「日本の動物コレクション」の復活を願うファンやマニアが少なくないというのもまた事実であろう。
※本記事では、付属の解説書の表記に準拠して、当時の動物分類体系で紹介する。
但し、解説書の分類は字数やフォントの制限、校正の不十分さなどが原因で、必ずしも適切な表記ではなく、またシリーズが長期化したため、初期と末期では同じ分類を指すのにもかかわらず異なる表記を用いている場合がある。
※このシリーズは、フィギュアに特別の指定がない限り、原則として雄成体(成虫)を立体化したものとされるが、造形や塗装から雄成体以外がモデルだと判断できる場合がある。
第1弾
1999年9月に販売開始。カプセルの色は青
No | 種類 | 分類 | 備考 |
---|---|---|---|
001 | ニホンザル | 霊長目オナガザル科 | 販売初期と後期とで分割線が異なる |
002 | ヤマネ | げっ歯目ヤマネ科 | 眼が茶色く塗装されたエラー品がある |
003 | トキ | コウノトリ目トキ科 | |
004 | テン (冬毛) | 食肉目イタチ科 | 販売初期と後期とで分割線が異なる |
005 | オオサンショウウオ | サンショウウオ目オオサンショウウオ科 | 眼の大きさや地の塗装の濃淡が異なるものがある |
006 | ギフチョウ | チョウ目アゲハチョウ科 | 前胸前端の毛束部が黄色く塗られたエラー品がある |
007 | クサガメ | カメ目ヌマガメ科 | 腹甲の塗装パターンが異なるものがある |
008 | ノウサギ | ウサギ目ウサギ科 | ツヤ有りとツヤ無しのものがある |
009 | カワセミ | ブッポウソウ目カワセミ科 | 羽の斑点が無いものがある |
010 | カブトムシ | コウチュウ目コガネムシ科 | ツヤ有りとツヤ無しのものがある |
011 | ニホンカモシカ | 偶蹄目ウシ科 | 瞳孔が丸いものと横長のものがある |
012 | メダカ | メダカ目メダカ科 | 地の塗装が金色と銀色のものがある |
013 | キツネ | 食肉目イヌ科 | 塗装がやや薄く顔回りが白っぽいものがある。彩色見本では尾の先端が白いが製品では塗り分けられていない |
014 | オオクワガタ | コウチュウ目クワガタムシ科 | ツヤ有りとツヤ無しのものがある |
015 | オキナワキノボリトカゲ | トカゲ亜目アガマ科 | 斜行する黒帯の太さや地の塗装の色が異なるものがある。彩色見本と製品とで最も塗装が異なるものの一つ |
016 | ヒミズ | 食虫目モグラ科 | 彩色見本では吻端や四肢色が薄紫色だが製品版はクリーム色に近いペールオレンジ |
017 | スナメリ | クジラ目ネズミイルカ科 | |
018 | ニホンアマガエル | カエル目アマガエル科 | 腹面の塗装がが黄色のものと薄緑色のものがある |
019 | イリオモテヤマネコ | 食肉目ネコ科 | 成形色が異なるものが複数ある(組立後は区別出来ない) |
020 | クラカケアザラシ | 鰭脚目アザラシ科 | 成形色が異なるものが複数ある(組立後は区別出来ない) |
021 | キビタキ | スズメ目ヒタキ科 | 成形色が異なるものが複数ある(組立後は区別出来ない)。製品版は技術的な問題で足が一枚状に作り変えられている |
022 | ラブカ | カグラザメ目ラブカ科 | 各鰭が白く塗られているが実物の体色とは異なる。鰓孔のモールドは6個あるが塗装されているのは5個 |
023 | エトピリカ | チドリ目ウミスズメ科 | 上尾筒にジョイントが有るものと無いものがある(組立後は区別出来ない) |
024 | イトヨ(陸封型) | トゲウオ目トゲウオ科 |
第2弾
1999年12月に販売開始。カプセルの色は青。この弾から「シークレット枠」が設けられる
025 | オコジョ | 食肉目イタチ科 | |
---|---|---|---|
026 | ハシブトガラス | スズメ目カラス科 | |
027 | ヒグマ | 食肉目クマ科 | |
028 | ムツゴロウ | スズキ目ハゼ科 | 市販前の原型品には瞳孔が無かった |
029 | オビトカゲモドキ | トカゲ亜目ヤモリ科 | |
030 | アホウドリ | ミズナギドリ目アホウドリ科 | |
031 | アカネズミ | げっ歯目ネズミ科 | |
032 | トノサマガエル | カエル目アカガエル科 | |
033 | ゲンジボタル | コウチュウ目ホタル科 | |
034 | ニホンカワウソ | 食肉目イタチ科 | |
035 | シマドジョウ | コイ目ドジョウ科 | 販売初期と後期とで眼の大きさと周辺塗装が異なる |
036 | アカハライモリ | サンショウウオ目イモリ科 | フィギュアでは前肢の指の数が5本だが実物は4本 |
037 | カブトガニ | 剣尾目カブトガニ科 | 販売初期と後期とで海洋堂社名の刻印の位置が異なる |
038 | イヌワシ | 鳥類ワシタカ目ワシタカ科 | |
039 | ウサギコウモリ | 翼手目ヒナコウモリ科 | |
040 | クチベニマイマイ | 柄眼目オナジマイマイ科 | |
041 | フクロウ | フクロウ目フクロウ科 | |
042 | タヌキ | 食肉目イヌ科 | |
043 | タガメ | カメムシ目コオイムシ科 | |
044 | モモンガ | げっ歯目リス科 | |
045 | コブシメ | コウイカ目コウイカ科 | |
046 | ニホンオオカミ | 食肉目イヌ科 | |
047 | ビワコオオナマズ | ナマズ目ナマズ科 | |
048 | リュウキュウヤマガメ | カメ目ヌマガメ科 | |
SP01a | ツチノコ(紫) | 不明(「チョコエッグ百科」では「ヘビ亜目と思われる」) | シークレット枠。初期版は胴体と舌の色が同じで舌が折れ易い |
SP01b | ツチノコ(黒) | 不明 | |
SP01c | ツチノコ(橙) | 不明 |
第3弾
2000年2月に販売開始。カプセルの色は青。モデル数は歴代最多
049 | アカメ | スズキ目アカメ科 | |
---|---|---|---|
050 | スッポン | カメ目スッポン科 | |
051 | タツノオトシゴ | ヨウジウオ目ヨウジウオ科 | |
052 | アオウミウシ | ドーリス目ドーリス科 | |
053 | アマミノクロウサギ | ウサギ目ウサギ科 | |
054 | アユ | サケ目キュウリウオ科 | |
055 | オオハクチョウ | ガンカモ目ガンカモ科 | |
056 | オニイトマキエイ | エイ目イトマキエイ科 | |
057 | カヤネズミ | げっ歯目ネズミ科 | |
058 | トド | 鰭脚目アシカ科 | |
059 | クマゲラ | キツツキ目キツツキ科 | |
060 | ジンベエザメ | ネズミザメ目ジンベエザメ科 | |
061 | イノシシ(仔) | 偶蹄目イノシシ科 | |
062 | ヤマセミ | ブッポウソウ目カワセミ科 | |
063 | アナグマ | 食肉目イタチ科 | |
064 | マガモ | ガンカモ目ガンカモ科 | |
065 | セミクジラ | クジラ目セミクジラ科 | |
066 | ヌートリア | 齧歯目ヌートリア科 | |
067 | ミヤコタナゴ | コイ目コイ科 | |
068 | シマヘビ | ヘビ亜目ナミヘビ科 | |
069 | ハヤブサ | ワシタカ目ハヤブサ科 | |
070 | ゲンゴロウ | コウチュウ目ゲンゴロウ科 | |
071 | メグロ | スズメ目ミツスイ科 | |
072 | ヤエヤマツダナナフシ | ナナフシ目ナナフシ科 | |
073 | ラッコ | 食肉目イタチ科 | |
074 | ニホンイシガメ | カメ目ヌマガメ科 | |
075 | イトウ(婚姻色) | サケ目サケ科 | |
076 | エゾシマリス | げっ歯目リス科 | |
077 | ヤンバルクイナ | ツル目クイナ科 | |
078 | ウスバカゲロウ(幼虫) | アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科 | |
079 | ニタリクジラ | クジラ目ナガスクジラ科 | |
080 | ツキノワグマ | 食肉目クマ科 | |
081 | ルリカケス | スズメ目カラス科 | |
082 | アカスジキンカメムシ | カメムシ目キンカメムシ科 | |
083 | アカテガニ | 十脚目イワガニ科 | 腹部のモールドの形状から雌成体だと判断できる |
084 | オオムラサキ | チョウ目タテハチョウ科 | 触角がV字型のものとU字型のものがある |
085 | キジ | キジ目キジ科 | |
086 | アカウミガメ | カメ目ウミガメ科 | |
087 | ニホントカゲ(幼体) | トカゲ亜目スキンク科 | |
088 | オニヤンマ | トンボ目オニヤンマ科 | 翅のパーツとして透明素材を初使用 |
089 | ミヤコヒキガエル | 無尾目ヒキガエル科 | |
090 | ヤクシカ | 偶蹄目シカ科 | |
091 | オオクチバス | スズキ目バス科 | |
092 | ハコエビ | 十脚目イセエビ科 | |
093 | ツバメ | スズメ目ツバメ科 | |
094 | タンチョウ | ツル目ツル科 | |
095 | アカナマダ | アカマンボウ目アカナマダ科 | |
096 | ニホンリス(夏毛) | げっ歯目リス科 | |
SP01a | ツチノコ(紫) | 不明 | シークレット枠。舌の素材が変更され折れ難くなった |
SP01b | ツチノコ(黒) | 不明 | |
SP01c | ツチノコ(橙) | 不明 |
第4弾
2000年9月に販売開始(関西では12月)。カプセルの色は青
097 | ニホンイタチ | 食肉目イタチ科 | |
---|---|---|---|
098 | トノサマバッタ | 直翅目バッタ科 | 腹部に対する翅の長さと腹端の形状から雌成虫と判断できる |
099 | メガマウス | ネズミザメ目メガマウス科 | |
100 | アライグマ | 食肉目アライグマ科 | |
101 | アユカケ | カサゴ目カジカ科 | |
102 | カンムリカイツブリ | カイツブリ目カイツブリ科 | |
103 | オオダイガハラサンショウウオ | サンショウウオ目サンショウウオ科 | 販売初期は塗装が不十分で薄く、透明素材がそのまま透けていた |
104 | ライチョウ(♂) | キジ目ライチョウ科 | |
105 | キレンジャク | スズメ目レンジャク科 | |
106 | ゼニガタアザラシ | 鰭脚目アザラシ科 | |
107 | アオミオカタニシ | 中腹足目ヤマタニシ科 | |
108 | アズマモグラ | 食虫目モグラ科 | |
109 | スルメイカ | ツツイカ目アカイカ科 | |
110 | ムササビ | げっ歯目リス科 | |
111 | イシイルカ | クジラ目ネズミイルカ科 | |
112 | アカショウビン | ブッポウソウ目カワセミ科 | |
113 | クサフグ | フグ目フグ科 | |
114 | アオバト | ハト目ハト科 | |
115 | カブトエビ | カブトエビ目カブトエビ科 | |
116 | ウミネコ | チドリ目カモメ科 | |
117 | エラブウミヘビ | ヘビ亜目コブラ科 | |
118 | モリアオガエル | カエル目アオガエル科 | |
119 | アカザ | ナマズ目ギギ科 | |
120 | ハタネズミ | げっ歯目ネズミ科 | |
SP02a | キタダニリュウ(白) | 竜盤目獣脚亜目ドロマエオサウルス科 | シークレット枠 |
SP02b | キタダニリュウ(茶) | 竜盤目獣脚亜目ドロマエオサウルス科 | シークレット枠 |
SP02c | キタダニリュウ(黒) | 竜盤目獣脚亜目ドロマエオサウルス科 | シークレット枠 |
第5弾
2001年3月に販売開始。カプセルの色は青
121 | ツシマヤマネコ | 食肉目ネコ科 | |
---|---|---|---|
122 | エゾナキウサギ | ウサギ目ナキウサギ科 | |
123 | アカゲラ | キツツキ目キツツキ科 | |
124 | カワネズミ | 食虫目:トガリネズミ科 | |
125 | ニホンアカガエル | 無尾目アカガエル科 | |
126 | カマイルカ | クジラ目マイルカ科 | |
127 | オオワシ | ワシタカ目ワシタカ科 | |
128 | エゾリス(冬毛) | げっ歯目リス科 | |
129 | ジュゴン | 海牛目ジュゴン科 | |
130 | セマルハコガメ | カメ目ヌマガメ科 | |
131 | イボイモリ | 有尾目イモリ科 | |
132 | アユモドキ | コイ目ドジョウ科 | |
133 | ホシガラス | スズメ目カラス科 | 予告ラインナップではコチドリだった |
134 | ニホンマムシ | ヘビ亜目クサリヘビ科 | |
135 | クロツラヘラサギ | コウノトリ目トキ科 | |
136 | ホンシュウジカ | 偶蹄目シカ科 | |
137 | ダイトウオオコウモリ | 翼手目オオコウモリ科 | |
138 | ミズクラゲ | 旗口クラゲ目ミズクラゲ科 | |
139 | ハクビシン | 食肉目ジャコウネコ科 | 予告ラインナップではホシガラスだった |
140 | バン | ツル目クイナ科 | |
141 | イシダイ | スズキ目イシダイ科 | |
142 | グリーンアノール | トカゲ亜目イグアナ科 | 予告ラインナップではオイカワだった |
143 | ケナガネズミ | げっ歯目ネズミ科 | 予告ラインナップではツマベニチョウだった |
144 | ルリボシカミキリ | コウチュウ目カミキリムシ科 | 予告ラインナップではオキナワマルバネクワガタだった |
SP02a | キタダニリュウ(白) | 竜盤目ドロマエオサウルス科 | シークレット枠 |
SP02b | キタダニリュウ(茶) | 竜盤目ドロマエオサウルス科 | シークレット枠 |
SP02c | キタダニリュウ(黒) | 竜盤目ドロマエオサウルス科 | シークレット枠 |
SP03a | イリオモテオオヤマネコ(黄) | 不明(「チョコQ百科」では食肉目ネコ科) | シークレット枠 |
SP03a | イリオモテオオヤマネコ(茶) | 不明(「チョコQ百科」では食肉目ネコ科) | シークレット枠 |
第6弾
2002年9月に販売開始。この弾から名称が「チョコQ」に変更
145 | カワウ | ペリカン目ウ科 | |
---|---|---|---|
146 | ツシマテン | 食肉目イタチ科 | |
147 | ミコアイサ | ガンカモ目ガンカモ科 | |
148 | トラフズク | フクロウ目フクロウ科 | |
149 | ニホンアシカ | 鰭脚目アシカ科 | |
150 | エゾモモンガ | げっ歯目リス科 | |
151 | アオウミガメ | カメ目ウミガメ科 | |
152 | キタキツネ | 食肉目イヌ科 | |
153 | オヤニラミ | スズキ目スズキ科 | |
154 | クロアカコウモリ | 翼手目ヒナコウモリ科 | |
155 | タカアシガニ | 十脚目クモガニ科 | |
156 | リュウキュウイノシシ | 偶蹄目イノシシ科 | |
157 | ハス | コイ目コイ科 | |
158 | ワカケホンセイインコ | オウム目インコ科 | |
159 | ヒメアマガエル | 無尾目ジムグリガエル科 | |
156 | トガリネズミ | 食虫目トガリネズミ科 | |
161 | ニホンザルⅡ | 霊長目オナガザル科 | |
162 | カスミサンショウウオ | 有尾目サンショウウオ科 | |
163 | ザトウクジラ | クジラ目ナガスクジラ科 | |
164 | オオミズナギドリ | ミズナギドリ目ミズナギドリ科 | |
165 | アカマタ | ヘビ亜目ナミヘビ科 | |
166 | オキナエビスガイ | 原始腹足目オキナエビスガイ科 | |
166 | スズメ | スズメ目ハタオリドリ科 | |
166 | ミクラミヤマクワガタ | コウチュウ目クワガタムシ科 | |
S03 | イリオモテオオヤマネコ | 不明 | シークレット枠。前弾の流用だが塗装は大きく異なる |
第7弾
2003年3月に販売開始
169 | アカコッコ | スズメ目ツグミ科 | |
---|---|---|---|
170 | ゴマフアザラシ | 鰭脚目アザラシ科 | |
171 | イイズナ | 食肉目イタチ科 | |
172 | ミズラモグラ | 食虫目モグラ科 | |
173 | ニホンヤモリ | トカゲ亜目ヤモリ科 | |
174 | エゾユキウサギ | ウサギ目ウサギ科 | |
175 | ニホンリス(冬毛) | げっ歯目リス科 | |
176 | カミツキガメ | カメ目カミツキガメ科 | |
177 | エゾタヌキ | 食肉目イヌ科 | |
178 | キンクロハジロ | ガンカモ目ガンカモ科 | |
179 | ツチクジラ | クジラ目アカボウクジラ科 | |
180 | キヌバリ | スズキ目ハゼ科 | |
181 | トウキョウダルマガエル | カエル目アカガエル科 | |
182 | ハブ | ヘビ亜目クサリヘビ科 | |
183 | キョン | 偶蹄目シカ科 | |
184 | ウケクチウグイ | コイ目ウグイ科 | |
185 | シャチ | クジラ目マイルカ科 | |
186 | ヤマドリ | キジ目キジ科 | |
187 | オオタカ | ワシカタ目ワシタカ科 | |
188 | オシドリ | ガンカモ目カモ科 | |
189 | イイダコ | 八腕形目マダコ科 | |
190 | ハマグリ | マルスダレガイ目マルスダレガイ科 | |
191 | オオスズメバチ | ハチ目スズメバチ科 | |
S04a | オオクワガタ(さなぎ)第一段階 | コウチュウ目クワガタムシ科 | シークレット枠 |
S04b | オオクワガタ(さなぎ)第二段階 | コウチュウ目クワガタムシ科 | シークレット枠 |
S04c | オオクワガタ(さなぎ)最終段階 | コウチュウ目クワガタムシ科 | シークレット枠 |
第8弾
2004年2月に販売開始。この弾からカラーバリエーションが正式ラインナップとして登場。
192 | ヒグマⅡ | 食肉目クマ科 | |
---|---|---|---|
193 | キクガシラコウモリ | 翼手目キクガシラコウモリ科 | |
194a | マダラトカゲモドキ(完全尾) | 有鱗目ヤモリ科 | |
194b | マダラトカゲモドキ(再生尾>再生) | 有鱗目ヤモリ科 | |
195 | エゾシカ | 偶蹄目シカ科 | |
196a | ハコネサンショウウオ(東日本タイプ) | 有尾目サンショウウオ科 | |
196b | ハコネサンショウウオ(西日本タイプ) | 有尾目サンショウウオ科 | |
197a | エナガ | スズメ目エナガ科 | |
197b | シマエナガ | スズメ目エナガ科 | |
198 | ゴイサギ | コウノトリ目サギ科 | |
199 | タイマイ | カメ目ウミガメ科 | |
200a | コノハズク(灰色型) | フクロウ目フクロウ科 | |
200b | コノハズク(赤色型) | フクロウ目フクロウ科 | |
201 | オオウナギ | ウナギ目ウナギ科 | |
202 | イリオモテヤマネコ(仔) | 食肉目ネコ科 | |
203 | コイ | コイ目コイ科 | |
204 | コブダイ(♂) | スズキ目ベラ科 | |
205 | イシカワガエル | 無尾目アカガエル科 | |
206 | アメリカザリガニ | 十脚目アメリカザリガニ科 | |
207a | トカラノコギリクワガタ(黒化型) | 甲虫目クワガタムシ科 | |
207b | トカラノコギリクワガタ(オレンジ型) | 甲虫目クワガタムシ科 | |
S05a | ミヤコショウビン(標本タイプ) | ブッポウソウ目カワセミ科 | シークレット枠 |
S05b | ミヤコショウビン アカハラショウビン(?) | ブッポウソウ目カワセミ科 | シークレット枠 |
202s | イリオモテヤマネコ(仔) (+セマルハコガメ) | 食肉目ネコ科 | シークレット枠。202の台座を変更したもの |
第9弾
2004年9月に販売開始
208 | アゴヒゲアザラシ | 鰭脚目アザラシ科 | |
---|---|---|---|
209b | ムササビⅡ(淡色型) | げっ歯目リス科 | |
209b | ムササビⅡ(褐色型) | げっ歯目リス科 | |
210 | ツキノワグマ(仔) | 食肉目クマ科 | |
211 | ヤエヤマミナミイシガメ | カメ目イシガメ科 | |
212 | エゾクロテン | 食肉目イタチ科 | |
213 | ハロウェルアマガエル | 無尾目アマガエル科 | |
214 | アオカナヘビ(♂) | トカゲ亜目カナヘビ科 | |
214 | アオカナヘビ(♀) | トカゲ亜目カナヘビ科 | |
215 | カッコウ | カッコウ目カッコウ科 | |
216a | タマシギ(♂) | チドリ目タマシギ科 | |
216b | タマシギ(♀) | チドリ目タマシギ科 | |
217a | ヒャン | ヘビ亜目コブラ科 | |
217b | ハイ | ヘビ亜目コブラ科 | |
218 | ヤマトメリベ | スギノハウミウシ亜目メリベウミウシ科 | |
219 | ハンミョウ | 甲虫目ハンミョウ科 | |
220 | バケダラ | タラ目バケダラ科 | |
221a | サワガニ(淡青色型) | 十脚目サワガニ科 | |
221b | サワガニ(赤褐色型) | 十脚目サワガニ科 | |
222 | キジバト | ハト目ハト科 | |
S06 | ツノシマクジラ | クジラ目ナガスクジラ科 | シークレット枠 |
第10弾
2005年3月販売開始。
223 | タイワンザル | 霊長目オナガザル科 | |
---|---|---|---|
224 | ツシマヤマネコ(仔) | 食肉目ネコ科 | |
225 | チョウセンシマリス | げっ歯目リス科 | |
226 | マンシュウハリネズミ | 食虫目ハリネズミ科 | |
227 | サンコウチョウ(♂) | スズメ目カササギヒタキ科 | |
228a | カンムリワシ(成鳥) | タカ目タカ科 | |
228b | カンムリワシ(幼鳥) | タカ目タカ科 | |
229 | ハシブトガラス(Ⅱ) | スズメ目カラス科 | |
230a | ミシシッピアカミミガメ(♂)通常色個体 | カメ目ヌマガメ科 | |
230b | ミシシッピアカミミガメ(♂)黒化個体 | カメ目ヌマガメ科 | |
231 | コモチカナヘビ | トカゲ亜目カナヘビ科 | |
232a | シリケンイモリ アマミシリケンイモリ | 有尾目イモリ科 | |
232b | シリケンイモリ オキナワシリケンイモリ | 有尾目イモリ科 | |
233a | アブラゼミ(幼虫)地中生活期 | 半翅目セミ科 | |
233a | アブラゼミ (幼虫)羽化直前状態 | 半翅目セミ科 | |
234 | コンジンテナガエビ | 十脚目テナガエビ科 | |
235a | オイカワ 婚姻色 | コイ目コイ科 | |
235b | オイカワ 非繁殖期 | コイ目コイ科 | |
236 | マダラロリカリア | ナマズ目ロリカリア科 | |
237 | ウシガエル | 無尾目アカガエル科 | |
S07a | ツチノコ(Ⅱ)“短胴”関西型 | 不明 | シークレット枠。ヤマカガシの奇形個体がモデル |
S07a | ツチノコ(Ⅱ)“短胴”関東型 | 不明 | シークレット枠。 |
第11弾
2006年3月販売開始。食玩としては最後の弾
238a | ヤマガラ | スズメ目シジュウカラ科 | |
---|---|---|---|
238b | オーストンヤマガラ | スズメ目シジュウカラ科 | |
239 | エゾオオカミ | 食肉目イヌ科 | |
240 | ニホンザル(赤ん坊) | 霊長目オナガザル科 | |
241 | ダイサギ(夏羽) | コウノトリ目サギ科 | |
242 | ニホンイシガメ(幼体) | カメ目イシガメ科 | |
243a | チョウゲンボウ♂ | タカ目ハヤブサ科 | |
243b | チョウゲンボウ♂ | タカ目ハヤブサ科 | |
244 | アカネズミ | げっ歯目ネズミ科 | |
245 | ホホジロザメ | ネズミザメ目ネズミザメ科 | |
246 | ニシコクジラ | クジラ目コククジラ科 | |
247 | カラフトマス♂ | サケ目サケ科 | |
248 | ミヤマクワガタ(エゾ型) | 甲虫目クワガタムシ科 | |
249a | ニホンアマガエル 通常色 | 無尾目アマガエル科 | |
249b | ニホンアマガエル 体色変化 | 無尾目アマガエル科 | |
S08a | オオアタマガメ | カメ目オオアタマガメ科 | シークレット枠 |
S08b | オオアタマガメ | カメ目オオアタマガメ科 | シークレット枠 |
Ⅰ東北/北限のサル
2013年11月販売開始。「カプセルQミュージアム」の一シリーズとして再始動
Ⅱ奄美沖縄/やんばるの森
2013年5月販売開始
258 | アマミノクロウサギ | ウサギ目ウサギ科 | |
---|---|---|---|
259 | ジュゴン | 海牛目ジュゴン科 | |
260a | ヤンバルクイナ【成鳥】 | ツル目クイナ科 | |
260b | ヤンバルクイナ【若鳥】 | ツル目クイナ科 | |
261a | リュウキュウヤマガメ【通常色】 | カメ目イシガメ科 | |
262b | リュウキュウヤマガメ【赤色型】 | カメ目イシガメ科 | |
262a | ハナサキガエル【緑色型】 | 無尾目アカガエル科 | |
262b | ハナサキガエル【褐色型】 | 無尾目アカガエル科 | |
263a | イボイモリ【黒色型】 | 有尾目イモリ科 | |
263b | イボイモリ【褐色型】 | 有尾目イモリ科 | |
264 | フェリエベニボシカミキリ | 甲虫目カミキリムシ科 | |
265 | オキナワキムラグモ | クモ目ハラフシグモ科 | |
QMNS2 | ツチノコ | 不明 | シークレット枠 |
Ⅲ東京/巨大都市と離島
2013年8月販売開始
Ⅳ四国/最後の清流の里
2013年11月販売開始
Ⅴ四琵琶湖/母なる古代湖
2014年2月販売開始
Ⅵ北海道/蝦夷地の哺乳類
290 | エゾヒグマ【仔】 | 食肉目クマ科 | |
---|---|---|---|
291 | エゾシカ | 偶蹄目シカ科 | |
292 | キタキツネ | 食肉目イヌ科 | |
293 | エゾモモンガ | 囓歯目リス科 | |
294 | エゾシマリス | 囓歯目リス科 | |
295a | イイズナ【冬毛】 | 食肉目イタチ科 | |
295b | イイズナ【夏毛】 | 食肉目イタチ科 | |
296a | シャチ【開口】 | クジラ目マイルカ科 | |
296b | シャチ【閉口】 | クジラ目マイルカ科 | |
QMNS6 | 河童 | 不明 | シークレット枠 |
Ⅶ八重山諸島/ヤマネコの島
297 | イリオモテヤマネコ | 食肉目ネコ科 | |
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298 | カンムリワシ | タカ目タカ科 | |
299 | ヤエヤマセマルハコガメ | カメ目イシガメ科 | |
300 | ヨナグニキノボリトカゲ | 有鱗目アガマ科 | |
301 | イタチザメ | メジロザメ目メジロザメ科 | |
302 | ヨナグニサン | チョウ目ヤママユガ科 | |
303 | フチゾリネッタイコシビロダンゴムシ | ワラジムシ目コシビロダンゴムシ科 | |
QMNS7 | 人魚 | 不明 | シークレット枠 |
Ⅷ日本アルプス/雷鳥の棲む岳
週刊日本の天然記念物
2002年6月から発刊された週刊分冊百科。発行元は小学館。価格は850円(創刊号のみ500円)。
天然記念物(に指定されている日本の動物(種の指定に限らず、生息地が指定されているものや在来家畜・家禽も含まれている)を創刊号から45号まで1冊で1種類特集し、46~50号は地域別ガイドを紹介した。
付録として、海洋堂製作のフィギュア「立体動物模型」1体とトレーディングカードゲーム「わがままな天然列島」のカードが1枚付属した(カードは次号の動物のものを付属することで、次号予告の意味もあった)。
このフィギュアの原型も松村しのぶ氏が担当し、「日本の動物コレクション」と被る種類も多いが、フィギュア自体が一回り大きいため、飛翔するイヌワシやゲンジボタルなど大胆なポージングを可能とし、チョコエッグ・チョコQでは簡素であった台座が、生態の一部を反映した精巧な造形となっていた。
週刊日本の天然記念物のフィギュア一覧
No | 種類 | 分類 |
---|---|---|
01 | イリオモテヤマネコ | 食肉目ネコ科 |
02 | トキ | コウノトリ目トキ科 |
03 | アマミノクロウサギ | ウサギ目ウサギ科 |
04 | ジュゴン | 海牛目ジュゴン科 |
05 | エゾシマフクロウ | フクロウ目フクロウ科 |
06 | カモシカ | 偶蹄目ウシ科 |
07 | モリアオガエル | カエル目アオガエル科 |
08 | ライチョウ | キジ目ライチョウ科 |
09 | ヤンバルテナガコガネ | コウチュウ目コガネムシ科 |
10 | ニホンザリガニ | 十脚目アメリカザリガニ科 |
11 | ヤマネ | げっ歯目ヤマネ科 |
12 | セマルハコガメ | カメ目ヌマガメ科 |
13 | 秋田犬 | 食肉目イヌ科 |
14 | ルリカケス | スズメ目カラス科 |
15 | 奈良のシカ | 偶蹄目シカ科 |
16 | シマアカネ | トンボ目トンボ科 |
17 | ツシマテン | 食肉目イタチ科 |
18 | クマゲラ | キツツキ目キツツキ科 |
19 | ダイトウオオコウモリ | 翼手目オオコウモリ科 |
20 | ヤンバルクイナ | ツル目クイナ科 |
21 | ニホンザル | 霊長目オナガザル科 |
22 | コウノトリ | コウノトリ目コウノトリ科 |
23 | 岬馬 | 奇蹄目ウマ科 |
24 | タヌキ | 食肉目イヌ科 |
25 | オオハクチョウ | カモ目カモ科 |
26 | タイ | スズキ目タイ科 |
27 | タンチョウ | ツル目ツル科 |
28 | 土佐のオナガドリ | キジ目キジ科 |
29 | イヌワシ | タカ目タカ科 |
30 | 岩国のシロヘビ | 有鱗目ナミヘビ科 |
31 | ミヤコタナゴ | コイ目コイ科 |
32 | キシノウエトカゲ | 有鱗目スキンク科 |
33 | トゲネズミ | げっ歯目ネズミ科 |
34 | カブトガニ | 剣尾目カブトガニ科 |
35 | オオサンショウウオ | サンショウウオ目オオサンショウウオ科 |
36 | ナベヅル | ツル目ツル科 |
37 | ウスバキチョウ | チョウ目アゲハチョウ科 |
38 | アカウミガメ | カメ目ウミガメ科 |
39 | アホウドリ | ミズナギドリ目アホウドリ科 |
40 | ホタルイカ | ツツイカ目ホタルイカモドキ科 |
41 | ヒメハルゼミ | 半翅目セミ科 |
42 | オカヤドカリ | 十脚目オカヤドカリ科 |
43 | ゴイシツバメシジミ | チョウ目シジミチョウ科 |
44 | メグロ | スズメ目メジロ科 |
45 | ゲンジボタル | コウチュウ目ホタル科 |
46 | オオワシ | タカ目タカ科 |
47 | 甲斐犬 | 食肉目イヌ科 |
48 | カジカガエル | カエル目アオガエル科 |
49 | ニホンカワウソ | 食肉目イタチ科 |
50 | リュウキュウヤマガメ | カメ目ヌマガメ科 |