シカ科
6
しかか
ニホンジカやアカシカやヘラジカなどが属する反芻性の偶蹄類の一群。
シカ科とは、哺乳類偶蹄目の中の動物の分類群である。生息する環境は森林から草原まで、種類によっては様々である。全ての種が植物食である。名前の由来は古語で「肉をあらわすシシと、皮をあらわすカの両方が得られる獣」という意味であるといわれている。
雄は枝分かれした角を持つ(例外的にトナカイのみ雌雄共に角を有する)。
シカの角は皮膚が盛り上がって作られるもので毎年生え替わる。
夏毛は、大抵、冬毛より鮮やかな色をしている。お尻の毛は、周りより明るい色で、驚くと逆立つ。
肉(鹿肉)は食用にされ、フランス料理などでは高級食材扱いである。その色合いから鹿肉には「モミジ」と言う俗称がある。
日本には、ニホンジカが生息する。ニホンジカとはいうが姉妹種や近縁種も含めて東アジアの各地に広く分布しており、厳密には日本の固有種ではない。このほか、本来は日本に分布しないキョンが房総半島などで大繁殖しており、特定外来生物の指定を受けている。
ジャコウジカ亜科
ホエジカ亜科
コメント
コメントが未記入です