キョン
きょん
「皆も、俺をその名で呼ぶんですね」
声:杉田智和
主人公および語り手。身長170cm。
県立北高校1年5組の男子生徒。ごくごく平均的な高校生男子(にしちゃあ語り口が老成しているが)。
全ての事件に関わる読者・視聴者目線のキャラクターであり、彼のモノローグで物語は進む(いわゆる一人称小説)。
本名は不明。モノローグでは一人称「俺」を使っている。周囲の人間には「キョン」という愛称や「あなた」などの二人称で呼ばれている。そう呼ばれるようになったのは、元々は彼の叔母が言いだしっぺで、それを妹が面白がって「キョンくん」と言いだしたのを、家に来たキョンのクラスメイトが聞いて広まったため。
なお、本名はきちんとあるようだが、ある人物に本名を教えた際には「どことなく高貴で、壮大なイメージを思わせる」と返されている。
名字については、アニメでの入学式時の座席順やクラスメイトの名前から「五十音のサ〜タのうちのいずれかが頭文字」と考察がなされている。
性格は事なかれ主義で口癖は「やれやれ」(元は別の人物の口癖だった)。この事から、近年のラノベ主人公の一類型である「やれやれ系主人公」の代名詞的存在として目されることが多い。日々を平穏に過ごすことを願っており、まともにハルヒに反論できる唯一の人物。冷静で感情の起伏はさほど激しくないものの、本気で説教をしたり友人を助けるために奔走するお人好しな常識人。
これといった特殊能力はないにもかかわらず、クラスメイトとなった涼宮ハルヒに気に入られ、彼女を取り巻く非凡な組織から「鍵」として彼女共々重要視されている。
ポニーテール好きだが、眼鏡属性はないらしい。ハルヒやみくるを「美少女」と評価しており、みくるに対しては出会った当初から多大な好意を抱いており、その一挙一動に内心で熱情を吐露している。ハルヒに対しては自己中心的な言動に辟易しており、愚痴を零すこともしばしばあるが、物語が進むにつれ彼女にも無意識のうちに惹かれ、『涼宮ハルヒの消失』でハルヒが行方不明になった際に初めて「ハルヒと一緒にいたい」と自ら願っていることを自覚した。
教室では1学期始めの席替え以降、窓際の列の後ろから2番目の座席についている。ハルヒは入学時から何度席替えをしても彼の真後ろになり、彼女の持つ能力のためか二人の位置関係は不変である。
クラスメイトの中では谷口や国木田との会話が多く、休み時間も彼らと一緒にいることが多い。
定期試験ではいつも赤点ギリギリであり、SOS団の中では最も学業成績が悪い。成績不振で担任の岡部の個人面談を受けており、担任として比較的好印象を抱いている。
小学生くらいの妹がいるが、こちらも名前不詳であり、「妹さん」「妹ちゃん」と呼ばれている。
女性と付き合った事はないと本人は自覚しているが中学3年の時、ある人物と行動を共にしていたため「キョンは変な女が好き」と言う噂が流れていた。
ちなみに、「エンドレスエイト」シリーズが永久とも言えるほどに続いた理由が実は彼の宿題が原因だった事からしても、本シリーズに595年(アニメでは630年)以上影響を与えている存在とも言える(タイムループしていたので実際にそれだけの時間が経過していたわけではない。ループされる度にループ期間の記憶の消去が行われていたので他の人物への影響は極めて少なかったのだが、少なくとも長門にはそれだけもの時間の苦労をかけてしまっていた)。
スピンオフ
みんなのボケにツッコミを入れる。また女性陣から好かれている。中の人のアドリブがものすごい←フリーダム杉田
シュールながらツッコミに定評あり
いわゆる普通の男子高校生。長門に勧誘されて文芸部に入部する。
周りの女性陣からいろいろな障害を受けながら長門有希との恋を成就させていく原作に出てくる設定が一切ない世界なのでツッコミ役が彼から他のキャラになっていることも。
キャラクターデザインの変化が他のキャラクターより大きく、原作・アニメではやや面長だったのが丸顔になっている。
コメント
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