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もしかして→「ジガバチ」:本機の名称の元ネタである

概要

陸上自衛軍及び海上自衛軍が保有する対戦車ヘリ(攻撃ヘリコプター)。型式番号は「ATH-29」。

その名のようにジガバチに見立てた独特な形状をしており、高い機動性と瞬発力、そして高火力という高いスペックを持つ。タチコマいわく「天敵」。実際にタチコマのモデルであるハエトリグモにとってジガバチは天敵である。

劇中での無双っぷりとかっこよさから、ここpixivではタチコマほどではないが人気がある。

ちなみに、自動爆撃ヘリ「ジガバチ」には2種類あり、通常の有人型と、パイロット搭乗を前提とした支援用AIを導入したことである程度の自律行動が可能になったAV(アドヴァンス)型がある。

pixivではAVの方の絵が投稿されている。→「ジガバチAV

性能

ジガバチの尾のようなポッドには30mmガトリングガン装備されている。このポッドは可動域が非常に広く、前方はもちろん後方まで射撃可能なため死角が無い。

スタブウイングには対地・対空ミサイルを多数搭載可能なほか、尾翼にはフレアディスペンサーを搭載し、積層装甲を採用しているため並の兵器での太刀打ちは不可能。空中給油用のプロープが装備されプロープアンドドローグ方式(実在する空中給油方式で、給油機から垂らされた給油用ホースに受油機のプロープを差し込んで給油を行う)の空中給油に対応しており、実際に『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』ではタンデムローター方式の空中給油ヘリ「ハナムグリ」から空中給油を受けようとするシーンが描かれている。

アニメ劇中で撃墜された描写が一切無いため(ゲームでは撃墜されている)、攻殻機動隊シリーズの中でもかなり強い機体と思われる。

  • なお現実世界でのイラク戦争により戦闘ヘリの脆さが露呈し評価が下落したという主張が一時期増えたことで当機も実際は存在したら弱いと言われたが、ナゴルノ・カラバフ戦争を経た2021年現在でも現実の戦闘ヘリはユニットコスト15倍以上の損害を与えられると再評価されている。

ジガバチAVは基本的に通常型と同じだが、スタブウイング翼下に4連装対地ミサイルランチャーと22連装ロケットランチャーを各2基づつ、翼端に連装対空ミサイルランチャーを搭載。また搭乗者が死亡または意識不明に陥ると支援AIによる操縦に切り替わり、自動的に最寄りの自衛軍基地か海自の空母へ帰還するシステムが備わっている。

加えてハッキング機能も有しているようで、『S.A.C.2ndGIG』で演習中にパイロットが死亡し暴走したジガバチAVを公安9課が止めるエピソードでは、

  • 空母の飛行甲板上に駐機していたジガバチ2機と先述のハナムグリをハッキングして無人のまま離陸させて随伴させる
  • 加えてオンライン誘導で他の陸上基地に駐機していたジガバチ複数機(作中では計5機)を無人のまま離陸させて同様に随伴させる

といった能力を見せている。

弱点として非常に燃費が悪いことが挙げられており、『S.A.C.2ndGIG』では「普通乗用車を無休で6年間走らせる分の燃料を積んでも10時間程しか飛行できない」と語られている。

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