声:桑谷夏子
概要
キョン及び涼宮ハルヒのクラスである1年5組の委員長として登場。美人で人当たりの良い優等生であり、男女を問わず人気が高いと描写されている。キョンの悪友曰く「AAランク+」とのこと。
イラストでの特徴は太めに描かれた眉毛で、本編では特にそこに触れられていないものの、二次創作等の場ではよくその部分を強調して取り上げられるケースがある。また、彼女を印象付けるものとして、短刀を持ったイラストも多くみられる。
本編よりスピンオフ作品のほうが出番が多いというのが彼女の特徴(後述)。
正体
その正体は、情報統合思念体によって作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。派閥は「急進派」に属しており、長門有希とは正反対の立場。
「あなたを殺して涼宮ハルヒの出方を見る」の言葉通り、ハルヒに何らかの刺激を与えて「急激な」変化を促そうとすべく、キョンを放課後の教室に呼び出して殺害しようとした。しかし長門に阻止され、「しょせん私はバックアップだったかあ」と諦めたような台詞を残して文字通り消滅した。それはまだ1巻「憂鬱」の半分程度でしかないという、余りにも早い退場であった。
その後「涼宮ハルヒの消失」でキョンの「夢」の中に再び登場。消失長門の幼馴染として存在感を示した。なんだかんだで根強い人気があるキャラである。
「驚愕(前)」では、長門有希のバックアップという形で再登場を果たした。
キョンに正体を現すまでは原作や漫画版では誰もいないところで怪しい台詞を呟いたり表情が暗くなったりと、どことなく伏線が張られていたがアニメ版ではそういった描写が全て排除されており、なおかつ原作と違い正体を現した後も現す前に見せていたニコニコした表情で残虐な行為を平然と行っているので明らかにアニメ版での彼女は恐さが増している。そのため、原作を知らずにアニメから見た初見の視聴者には軽くトラウマを与えた。劇場版「消失」でも優しい姿を見せた後に突如としてヤンデレめいた本性を見せたので、観客を再び恐怖させることになった。
スピンオフ
原作小説本編では敵キャラな上に基本的に出番は多くないシリアスキャラである分、スピンオフはコメディ・ギャグ作品ゆえに原作小説からのキャラ崩壊がある意味一番激しい人物となっている。
本編ではいきなり消えてしまうのに対しこちらではほぼレギュラーの扱いである。
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
原作通りキョンを教室に呼び出し殺そうとする。そこに長門有希が空間を割って入り、頭突きによって倒される。その際四天王が…御三家がと言い残して消滅、その後バックアップで復活したが、なぜか手乗りサイズに縮んだ。舌足らずなのであちゃくらりょうこ。
アニメ版は中の人の本編よりもかわいらしい演技もあって、言動がどうしても某第三ドール。
長門有希ちゃんの消失
本作では長門、キョンと並ぶ準主人公的な扱いを受けており、アニメ版でも長門やキョン共々全ての話に皆勤で登場している。
こちらでは長門と同様、情報統合思念体とは無関係な普通の人間。概ね『ハルヒちゃん』であちゃくら化して以降の性格(要は世話焼き女房)に近く、原作やアニメで見られるような物騒さは微塵も無く、長門に対しなにかと世話を焼き、彼女が想いを寄せるキョンに対しても友好的。
それどころか、ぽんこつな長門とみくる、暴走キャラのハルヒと鶴屋さんに囲まれているせいで女性レギュラー陣における一番の常識人となっている……が、割と暴走することも多くネタキャラとしての一面も。
また、原作では話しかけてもガン無視されるほど接点がなかったハルヒともなんかんやで友人になっており、彼女からは「涼子」と下の名前で呼ばれている。朝倉が(主に長門の恋路関連で)暴走した際にはハルヒが「理性」として抑えるという珍しい姿が見られる。
また、特筆すべき面としては原作「消失」で作っていたおでんに人一倍情熱を注いでおり、冬は普通に夏は冷やしおでんを食べる。週8のペースで。
余談だが、アニメ版で比較すると憂鬱本編よりはやや髪が短く描かれている。
にょろーんちゅるやさん
小さい方と普通の二人が登場。もはやどっちでもいいらしい。
関連イラスト
関連タグ
あちゃくらさん/あちゃくらりょうこ 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱の登場人物
朝倉涼 ハルヒ性転換シリーズの登場人物
朝キョン 朝倉xキョンのカップリングの略
朝長 朝倉x長門のカップリングの略
喜朝 喜緑x朝倉のカップリングの略
ロリ倉さん 幼、少女キャラ化されたイラスト等につくタグ
強くてやさしい美少女 共に使われるケースが存在するタグ