国木田(涼宮ハルヒ)
すずみやはるひしりーずのくにきだ
CV:松元恵
本編
県立北高の生徒。
身長166cmと小柄で、成績は優秀。
下の名前は明かされていない。
主人公のキョンとは中学からの友人で、温厚で落ち着いた性格。
現在の同級生の谷口と共に主にSOS団のイベントに駆り出されることが多い。
実は鶴屋さんに憧れており、彼女を意識して北高へ入学したという経緯が明かされた。
スピンオフ作品での動向
「キョンの友人で、まだいいほう」。
基本的に役回りは本編と同じであるが、「キョンの友人で、だめなほう」と紹介されるいじられ役の谷口と比べて出番がかなり少ない。
特にアニメ版では、本来の国木田のセリフがキョンに交代されている。
単行本5巻では涼宮ハルヒ考案の召喚カードゲーム(何故か身近な人間をコスプレ姿で召喚するルール)において、ハルヒと長門有希に「国木田+セーラー服」として呼び出された上に女装をさせられてしまう。
元々の中性的な顔立ちが災いしたのかその様がかなり似合っていたため、その場にいた全員から高評価をされ、さらに谷口からは「B+」なる評価を、番外編作者のぷよからは「ラブリー国木田」という二つ名をつけられてしまう有様であった。
ちなみにこのとき着せられたセーラー服は長門のもの(この時本人は体操着を着ていた)である。
また単行本6巻では、南の島に行った際に女性メンバーに混じってさりげなくスクール水着姿を披露しており、谷口に「お前が変態だ」とツッコミを入れられている。
文芸部員の面子埋め合わせのためキョンに名前を使われるが、本人自体は長らく登場しなかった。
第6巻で描かれた光陽園学院との合同文化祭で初めて姿を表し、谷口と共に設営準備に協力。
そこで佐々木と再会し、中学時代の思い出話に花を咲かせたり彼女の恋愛話を聞いたりしていた。
本作ではキョンと谷口がそれぞれ女性キャラと結ばれたのに対し、国木田は原作でそれらしき描写がなかったためか誰ともフラグが立たず、鶴屋さんとも特に絡みが無いまま終わってしまった。
アニメ版では原作に比べ登場シーンが少し増えている。