概要
第9巻『分裂』から登場。キョンの中学3年の時のクラスメートであり同じ塾仲間だった。容姿は古泉に、「十人中八人が一見して目を惹かれる」と評される美少女。
一人称が「僕」のボクっ娘であり、話し相手が男友達だと男言葉、女友達だと女言葉になるという癖の強い喋り方をする。またキョンの「やれやれ」と言う口癖は、元々は彼女の口癖だった。
またハルヒと同じく「恋愛感情は一時の気の迷いで精神病の一種」と言う持論を持つが、彼女がキョンに好意を持っている事を匂わすような描写が作中ではいくつも見られる。
その正体はハルヒと対を成すもう1人の神的存在。性格こそ正反対なれど、2人にはいくつかの共通点がある。(前述の恋愛に関する持論や頭脳明晰な美少女である所)
「驚愕」の初回限定版特典小冊子「涼宮ハルヒの秘話」の「Rainy Day」によると好きな天気は雨である。
ボクっ娘、ヒロインのライバル、初登場からの4年間の放置などもあって二次創作が盛んである。
残念ながら登場時期の関係上、アニメやゲーム作品には一切登場していない。
閉鎖空間
彼女が発生させる閉鎖空間はハルヒのものとはいくつもの違いがある。また入れるのは橘京子ら、佐々木によって超能力を与えられた者のみ。
- クリーム色で安定している。(ハルヒのものは、灰色で不安定)
- 佐々木自身は入れない。(ハルヒは無意識のうちに入った事がある)
- 常に通電している。(こちらも通電こそしているが電気製品の電源はOFFになっている)
ネタバレ
本項は『驚愕』におけるネタバレを含んでいます。
実はハルヒと同じ小学校に通っていた。しかしクラスが一緒だったわけではなく、彼女は遠くから憧れの眼差しで見ていたらしい。また卒業後に苗字が現在の佐々木姓に変わったとも言っており、元の苗字は不明。もちろんハルヒは気づいていない。
スピンオフ
北高との合同文化祭の実行委員として登場。過去の経歴は殆ど本編と同じだが、他の登場人物と同じく特殊な力を持ってるわけではないため、周防や藤原などといった人物は周囲にはいない。
久しぶりに再会したキョンと急接近し、彼に「男子から告白されて困っているので、自分と付き合う『フリ』をしてほしい」と依頼したものの……