概要
ネズミザメ目を構成する科の一つ。学名表記はLamnidae。
身体は筋肉質、吻は尖る、大きな三日月形の尾鰭を持つことなどが特徴。
下位分類
ネズミザメ科は以下の3属が有効とされている。
ネズミザメ属(Lamna)
有効種は2種類。群れをつくることもある。
・ネズミザメ - 北太平洋のみに分布
・ニシネズミザメ - 大西洋、南太平洋に分布
アオザメ属(Isurus)
有効種は2種類。主に外洋を海遊する。
・アオザメ - 高速遊泳が可能。
・バケアオザメ - アオザメに似るが、胸鰭が非常に大きい。
ホホジロザメ属(Carcharodon)
有効種は1種類。三角形の鋸状の歯をもつ。
なお古代種のメガロドンは最新の研究でネズミザメ科ではなく、オトドゥス科という古代種のグループに属するだろうという学説が支持されている。