スクアリコラックス

すくありこらっくす

絶滅したサメの一種。

概要

白亜紀に生息していたサメの一種。

学名の意味は「カラスザメ」。ただし現生種のカラスザメがツノザメ目なのに対してこいつはネズミザメ目アナコラクス科であり、どちらかといえばホホジロザメやメガロドンの方が近い（それでも結構遠縁だが）。

　

軟骨魚類なので発見された化石は歯等が多いが、石灰化した全身骨格が発見されており、結構正確に復元できるようになっている。

歯はイタチザメに似ており、手当たり次第に様々な生物を食べた可能性を示している。また、化石の体内からシファクティヌスの化石が発見されており、大型肉食魚を食べることがあったことがわかっている（これに関しては死骸を食べた可能性が指摘されている）。

体型はホホジロザメに似たがっしりしたもので、生存時はしっかりした筋肉がついていてかなりの速度で泳げただろう。

関連タグ

サメ ネズミザメ目

イタチザメ：現代版。ただしメジロザメ目イタチザメ科で非常に遠縁。