概要
渡り鳥だが、日本へはダイサギの亜種のチュウダイサギが夏、オオダイサギが冬に飛来するため、ほぼ一年中見られる。
体長は 90cm ほどで、日本ではアオサギに次ぐ大型のサギ。
全身の羽毛が白色で「白鷺」と呼ばれる。
首が長く、冠毛は持たない。くちばしから目元にかけて黄色、夏の繁殖期にはくちばしが先から根元に向けて全体が黒に変わって行き、目元は緑になる。
主に魚類を餌とするが両生類や爬虫類、小型の哺乳類も襲う。鋭いくちばしで獲物を突き、弱った所を丸呑みにする。
19世紀、羽毛を目的とした乱獲により世界的に大きく数を減らしたが、現在は回復している。
しかし、日本へ飛来する数は環境の悪化からか減ってきている。